ワクチン予約

2009年10月31日 | 出来事 -
亡き父の主治医は、一駅隣町で、わりと評判の良い医院を開いている。
今、私とは、携帯番号も知っているぐらいの非常に近しい関係になっている。

今日・・・・ニュースにおどらされたわけではないが、
「まさかね?!」と思いながら、訪ねてみると・・・・・
待合室は、いつもよりも(かなり、いや凄く)混雑していた。
35人~40人は座れる待合室の椅子に、座る場所がないぐらいの人である。
それは、土曜日も、午前中だけは診療しているという理由だけではない。

予想通り、ワクチン予約に、受付の担当者も、四苦八苦!
電話で問い合わせが次々と入り、すべてに同じように断わりの対応をしていた。

「やっぱりね・・・」

状況を聞いてみると、インフルエンザのワクチンは、次の予約もいっぱいで、
しばらく「(確実な)予約」が受け付けられないぐらいのようだ。
特別、私は、どうしても・・・というわけでもなかったので、全くすんなりと
諦めがついたのだけれど・・・。

そういう話をしていたら、「ワクチンの予約をした○○です」なんて、
はきはき言いながら、私の隣に若者がやってくるし・・・。
(ついぞ、まじまじと顔をのぞいちゃった!)



仕方がないので、主治医の先生の顔を、久しぶりに見て、診療していただいた。
話すことと言ったら、いつも笑いが絶えない。
(時と場合によるが)患者さんが少なくて、私の体調がシリアスではない時は、
雑談みたいな“やりとり”の方が多い。
今日は“インフルエンザ都市伝説”とかを話して・・・・その後は、先生が、
「マイケル・ジャクソンの映画が、いいらしいじゃん!観るの?」
「もう行きましたよ。よかったですよ~~」
「もう観たの?だけどさぁ~すぐにDVD出るでしょ?!」
「でますよ。特典映像もつくしね。
 でも、DVDじゃ、あの荘厳な雰囲気は経験できないだろうなぁ~。
 だって、マイケルのライヴが目的だったら、ブカレスト観てたらいいし・・・」
「どんな感じ?」
「なんとなくね、映画館が教会みたいな感じ・・・、あのねぇ~~☆□△○~」
「ふ~ん、そうなんだぁ」
というような世間話をして、血圧をはかっただけで、「1300円」かかちゃった!
最後に、先生は・・・
「今は忙しくてさぁ、映画を観にいけないよ。残念だなぁ。やっぱりDVDか。
 今さ、すごいんだよぉ~~」
と、お疲れのご様子で、私が、いろいろと、先生の聞き役になってしまった。
待合室を見れば、わかりますよ、先生!――ご苦労様!(ガンバッテネ!)

しかし、先生もマイケルに影響を受けた世代だったんだなぁ~。
まぁ、MJと同年齢ぐらいの先生だから、当然といえば当然かなぁ~とも思う。
でも、興味あるとは、ちょっと意外だった。
皆が「いいよ」と言うと、人は気になるモノだから(笑)ネ。



しかし、どちらにしても、病院に行くのは勇気がいる。
あらゆる場所に(病気なのか予防なのか)「マスク男」と「マスク女」がいて、
細菌とウイルスが“はびこっていそうな危険なイメージ”があるからだ。
予防として、マスクをずっとかけている人も多いらしい。
病院の手すりや、トイレのノブは、触ったら、すぐに手を洗うようにして、
自分自身で気をつけよう。
そして、意識的に、わが身を守るのだ。