今日、開催されるザックジャパンと J選抜の「チャリティー試合」が、
全世界に生中継されることが決定された。
私は日本代表監督として日本に滞在して、
日本を家だと思っている。
自分を日本人だと思っている。
私は、“復興大使”だ。
復興にかかる時間は短くないと思うが、
日本は「止まらない国」。「前に進み続ける国」。
少しでも(復興への時間が)速くなると思う。
我々は(被災者の方々の)近くにいる。
< アルベルト・ザッケローニ監督 >
公式戦を除き、日本代表の試合が世界中で視聴可能になることは異例。
ザッケローニ監督は、チャリティーマッチながら「真剣勝負」を掲げる。
選手もそれを理解して、きっと世界中の人々にメッセージを発信して、
「がんばれ、ニッポン!」と、多くの人々を勇気づけてくれるだろう。
こんな時期にサッカーを?という声もあるだろうが、チャリティーという
ことは義援金が集まるということ。 会場でも、募金は募られるだろう。
世界中に放送されるということは、放送料として大金が入り、義援金に
まわされるということだ。 収益をあげれば、それだけ寄付ができて、
東北の被災地に還元されるようになっている。
だから、不謹慎でも何でもない。 基本的なことを理解してほしい。
被災者のために「できることをやってくださっている」だけのことだ。
地元でも、一人でも多くの人が、観戦できるように願う。
また、サッカー日本代表とイタリア代表が東日本大震災の被災地の
仙台で「チャリティーマッチ開催」を計画していることが判明。
会場候補地は、まだ避難所になっているようだが、ザック監督は
イタリアに帰国している間に、たくさんの有志と会談してくれて、
自らのコネクションも駆使し、日本のために動いてくれていた。
クラブチーム以外、スポンサー関係にも、すぐに協力を仰いでくれた。
日本に興味を抱いて、叩き込むよりも “引き出す”というやり方で、
代表チームを率いてきたザッケローニ監督。
日本人の態度にも影響を受けて、「武士道」を研究したとも聞いた。
安穏と地位を獲得した氏ではない、“心温まる人間性”と行動力に、
本当に感動する。 ありがたいことだ。
「リーダーシップ」という言葉と、「的確な判断力による行為」・・・
このような状況では、特にあからさまになってくるものだ。
サッカーは、日本でも人気のあるスポーツだし、注目度も大きい。
ザック監督が、このような魅力的な統率力をみせてくれるからこそ、
日本代表チームとサポーターは、よりいっそう 「団結」 して、
前に進むことができるような気がする。
ブラジルでは、ジーコやアルシンドが中心になって慈善試合をする。
6割が日本の大震災に寄付されることになっている。
スポーツ界と、エンターティメント界は、特にチャリティーに対する
姿勢が顕著だ。 本当に、有難く思う・・・。 感謝!!
企業「ニトリ」が、16億円相当の寄付をした。
社長の私財5億円と、従業員の寄付と、関連グループからの義援金。
率先して、日本企業としての慈善社会活動の姿勢を示してくれた!
大企業でも1億円の義援金額が多い中で、従業員一人一人の善意の心と
その募金活動が、この金額になっている。 感動的な行為だ。
やはり的確な「リーダーシップ」をとれている企業は、反応が違う。
日本政府も、またしかり・・・。
日本の政治家や、公務員の官僚などの高額所得優遇者は、いち早く
同じように“行動に移すべきではなかったのか”と思う。
給料の10%や15%が、短期間カットされても、支障がないぐらい、
税金から安定収入を確約されているのが、所謂彼らだ。
地元の被災地では、家や家族を亡くしても、不眠不休で復興にあたる
地方公務員の方々がいて、彼らは復興資金を求めている。
命をかけて原発の処理にあたっている作業員の状況は、もっとシリアスだ。
東電のリーダーは、何を優先して、初動作業を誤ったのか・・・。
国民の暮らしと、このような異例の事態にこそ、もっと賢明な判断を
仰ぎたいものである。
被災地の人々の暮らしを、まずは想像してほしいと、切に願う・・・。
全世界に生中継されることが決定された。
私は日本代表監督として日本に滞在して、
日本を家だと思っている。
自分を日本人だと思っている。
私は、“復興大使”だ。
復興にかかる時間は短くないと思うが、
日本は「止まらない国」。「前に進み続ける国」。
少しでも(復興への時間が)速くなると思う。
我々は(被災者の方々の)近くにいる。
< アルベルト・ザッケローニ監督 >
公式戦を除き、日本代表の試合が世界中で視聴可能になることは異例。
ザッケローニ監督は、チャリティーマッチながら「真剣勝負」を掲げる。
選手もそれを理解して、きっと世界中の人々にメッセージを発信して、
「がんばれ、ニッポン!」と、多くの人々を勇気づけてくれるだろう。
こんな時期にサッカーを?という声もあるだろうが、チャリティーという
ことは義援金が集まるということ。 会場でも、募金は募られるだろう。
世界中に放送されるということは、放送料として大金が入り、義援金に
まわされるということだ。 収益をあげれば、それだけ寄付ができて、
東北の被災地に還元されるようになっている。
だから、不謹慎でも何でもない。 基本的なことを理解してほしい。
被災者のために「できることをやってくださっている」だけのことだ。
地元でも、一人でも多くの人が、観戦できるように願う。
また、サッカー日本代表とイタリア代表が東日本大震災の被災地の
仙台で「チャリティーマッチ開催」を計画していることが判明。
会場候補地は、まだ避難所になっているようだが、ザック監督は
イタリアに帰国している間に、たくさんの有志と会談してくれて、
自らのコネクションも駆使し、日本のために動いてくれていた。
クラブチーム以外、スポンサー関係にも、すぐに協力を仰いでくれた。
日本に興味を抱いて、叩き込むよりも “引き出す”というやり方で、
代表チームを率いてきたザッケローニ監督。
日本人の態度にも影響を受けて、「武士道」を研究したとも聞いた。
安穏と地位を獲得した氏ではない、“心温まる人間性”と行動力に、
本当に感動する。 ありがたいことだ。
「リーダーシップ」という言葉と、「的確な判断力による行為」・・・
このような状況では、特にあからさまになってくるものだ。
サッカーは、日本でも人気のあるスポーツだし、注目度も大きい。
ザック監督が、このような魅力的な統率力をみせてくれるからこそ、
日本代表チームとサポーターは、よりいっそう 「団結」 して、
前に進むことができるような気がする。
ブラジルでは、ジーコやアルシンドが中心になって慈善試合をする。
6割が日本の大震災に寄付されることになっている。
スポーツ界と、エンターティメント界は、特にチャリティーに対する
姿勢が顕著だ。 本当に、有難く思う・・・。 感謝!!
企業「ニトリ」が、16億円相当の寄付をした。
社長の私財5億円と、従業員の寄付と、関連グループからの義援金。
率先して、日本企業としての慈善社会活動の姿勢を示してくれた!
大企業でも1億円の義援金額が多い中で、従業員一人一人の善意の心と
その募金活動が、この金額になっている。 感動的な行為だ。
やはり的確な「リーダーシップ」をとれている企業は、反応が違う。
日本政府も、またしかり・・・。
日本の政治家や、公務員の官僚などの高額所得優遇者は、いち早く
同じように“行動に移すべきではなかったのか”と思う。
給料の10%や15%が、短期間カットされても、支障がないぐらい、
税金から安定収入を確約されているのが、所謂彼らだ。
地元の被災地では、家や家族を亡くしても、不眠不休で復興にあたる
地方公務員の方々がいて、彼らは復興資金を求めている。
命をかけて原発の処理にあたっている作業員の状況は、もっとシリアスだ。
東電のリーダーは、何を優先して、初動作業を誤ったのか・・・。
国民の暮らしと、このような異例の事態にこそ、もっと賢明な判断を
仰ぎたいものである。
被災地の人々の暮らしを、まずは想像してほしいと、切に願う・・・。