自由

2006年09月26日 | 雑感 -
「自由」の中に「創造」は生まれる・・・。

「自由」の中にこそ、おのずと「創造」は生まれる。


     (自由だからこそ・・・と言うべきか?!)




先週、私は“ある人”に、こう言った。

「今、かつてないほど“縛りがない時期”なんです。
 これまで“こんなに自由だったことはなかった”と思います。
 生涯で初めての経験です。
 
 いつも何かに制約を感じて、その制約の中で生きてきたんです。
 “いなければならない場所”で、ただ“やらなければならないこと”に囲まれ、
 その“ゆるやかな縛り”の中で、一生懸命生きてきたんだと思います。
 でも、今は・・・・・
 行きたいと思えば、どこへでも行けるし・・・
 やりたいと思えば、何でもやることができる・・・」



でも、同時に
ひしひしと感じていることがある。

「自由だからこそ、居心地が悪い」という現実 ――(笑)。

    心が落ち着かないし、穏やかさを感じられない。

自分を縛っていたものが、あれだけ嫌がっていたものの“全て”が・・・
ときとして、“自分にとっては、生きるための活力源であり、原動力だった”。
そんなことを、改めて思い知る。



率直に言えば、
たくさんの選択肢を目の前にして、
ものすごく緊張している自分を感じていたんだ・・・と思う。

ただ、「美しい自然」と、「気持ちの良い音楽」が、
私の心を癒してくれて・・・
毎日、毎日、びっくりするぐらいの“涙”を流した。

今も尚、私の心をとらえて離さない「人」や「モノ」、そして「出来事」たちが、
次々と浮かんでは消えて・・・
毎日、毎日、廃人みたいに泣きとおした・・・。

もしかしたら「私はおかしくなってしまったのかしらん」と危惧するぐらい、
涙とともに喪失感に包まれてしまっていた。
そんな毎日だった。




      実は、
      本当に、疲れていたんだよね・・・。



「大切なものは、一体何なんだろう―?」
「これから私は、どのような人生を歩んでいくのだろう―?」

「流されてみよう」と思っても、それを「良し!」としない自分が、
確実に“歯止め”をかけていた・・・。
無理に決めようとしたら、きっと心地が悪いだろうし、
判断を誤るのは本意ではないので、やがて「焦らないようにしよう」と決めた。
そうしたら、少しは気楽になったけれど、
まだまだ“現在の生活”は、“快適で穏やかな日常だ”とは言えない・・・。


だから、
それが・・・もっと明確に見えてくるまで、
それさえも手放すことにした。
簡単なことではないけれど、
そう努力してみよう・・・と。


ボブ・サムのように、
ただ“ひとつのことをやり続けてみよう”と思っている。
すごくシンプルに生きてみよう―と思っている。

“そのとき”がきたら、
根っこの方から“生まれいづるもの”があるだろう。



すでに、自分では感じているものだけれど・・・
もっともっと確実に目の当たりにしたい。

だから、“シンプルな人”になって、
「シンプルに生きてみよう」と思う。

 
  ☆☆☆ 

  そうしたら、
  意外と、快適だったりして(笑)。
  そんな予感がしている。

ログハウス

2006年09月20日 | 出来事 -

[緑] には、人を癒す作用がある。

快適な空間は、現実の生活を暫し忘れさせてくれる。

絵画から抜け出てきたような美しさが・・・たまらん!


素晴らしき仲間と、素晴らしき話題で、
どっぷりと夜が暮れた。

“希望”を語り合うとき、何故か表情がゆるむ。
“同じ何か”を感じたとき、心がひらいていく感覚がする。
ちょっとした時間が、とても豊かに思えてくる。
だから、私自身が活き活きしてくるんだろう。



霞んで、もやった景色。
鳥の鳴き声、風の音・・・。

ちょっと肌寒い森の中で、
ゆっくりと脳細胞を刺激していくための珈琲――その香りがまた・・・たまらん!



       この時間に「感謝」デス。

図書館

2006年09月06日 | 出来事 -
決して手元に置いておきたくないのに、
時々・・・無性に「心」が欲するモノがある。
そんなときには、“ある場所”に出かける。

月に二度ほど訪れている“その場所”には、必ず私の求めるモノがある。

それを手にして・・・
地べたにあぐらをかいて・・・
気持ちがおさまるまで、自由に「心」を躍らせてみる。
時間を気にしないで、本当にどぉ~ぷりと浸ってみるんだ。

   ※あぐらをかくことには理由がある。
    まず第一に、身体の緊張がとれるから―、そして、
    たとえ涙があふれてきても(下を向いていれば)目立たないから―。


いつものことである。

これは十年近く繰り返している“密かなイベント”だ(笑)。


すっきりとしたり、ドボンと落ち込んだり・・・
その後の反応は様々だが、いつも「同じ心境」に立ち返ることができる。
ずいぶん昔の“ある感情”と出会えるのだ。
時が経ったことなど忘れてしまうように―。



心底欲したときは、自然と力をもらえる。
どんなときにも、力を与えてもらえる。
だから、私は、いつも出かけていく。
欲した時には、出かけていくんだ。