ウグイスの鳴き声は、天下一品だぁ。
なんともいえない風情があり、心地がよい。
今朝もまた、そぼ降りだした雨の中、ウグイスの響きで目が覚めた。
毎年のことだが、早朝4~5時半は、鳥の三重奏、四重奏が繰り広げられる。
爆睡しているときを除いて、必ずというぐらいの頻度で(毎朝)「起こされる」。
それというのも(天気が悪くなければ、窓という窓を全開して就寝するので)
意図的に「起こされる」ことを予期したかのような行動をしているワタシ。
自然と添い寝しているようなものだ。
変質者ではない。
この時期にしか味わえない感覚と季節感を楽しむためである。
都心を離れ、郊外に住み始めたのは、父との同居のためではあったが、
今となっては、自分のために「ここに住んでいる」と言えなくもない。
まわりは、こんもりとした木々が連なり、近くの家並みを見えなくするぐらいの
大木が美しい緑の葉っぱを(もこもこと、ふんだんに)たくわえている。
6時を過ぎると、どこかにえさを探しに行くのか・・・ねぐらに帰るのか・・・
すっかりと鳥達の泣き声は途絶え、
私は二度寝の時間を迎える。
うつら、うつら、これがまた、たとえようもなく、気持ちが良い。
不可思議な夢をみたとき、たとえば昨日などは・・・
どぎまぎして、その「夢」のなまめかしい感覚を味わいながら、二度寝するが、
同じ「夢」をみることは(はてしなく)厳しい。
これもまた、日々の楽しみである。
「夢」は、現実と理想のギャップというが・・・
なぜ、この人がでてきたんだろう~~と、ひとしきり悩むような「夢」をみたとき、
それについて追求してみたくなる。
心理学的にも、何らかの意味合いを持つのであれば、それはそれで興味深い。
そして、二度寝して、その“なまめかしい感覚”を再び味わえなくても、
それはそれで、また楽しい経験なのである。
ワタシは、変質者ではない。
くどいようだが・・・(笑)。