旅立ち

2006年05月19日 | 出来事 -
父が逝って、35日目の昨日(5月18日)――
近しい血縁者や親戚の人々に見守られながら、
無事に納骨を終えました。


昨日は、台風のため雨続きだった四国に、やっと晴れ間が訪れました。
火葬場に向かう道すがらだけ“どしゃぶり雨”だったときとは違って・・・
昨日は“すっきりとした天候”で、皆お天気の話で盛り上がりながら、
父の納骨を終えました。



父の遺影は、ほんのり笑っていて、とても素敵です。
選んだのは私でしたが、指定したのは父でした。
  15年ぐらい前に、私が両親を招待して、10日間の北海道旅行をしました。
  とても嬉しかったらしく、撮影した“どの写真にも”笑顔が写っていました。
  その中の一枚です。
  その後、日光や温泉地など何度となく家族旅行をしましたが・・・
  北海道旅行のときは、ことさら楽しい旅だったと思い返します。



納骨を終えて、すぐに帰京。
またすぐに他県に移動する途中で、雨戸が閉められた“我が家”に立ち寄りました。
父のベッド脇には、まだ衣服がつるされています。
この一ヶ月の間・・・父が寝ていたベッドを見るたびに、何度も目頭が熱くなりました。

旅立ちが終わったので、少しずつ、家の模様替えをしていこうと思っています。
でなければ・・・・ここで暮らすのは、ちょいとばかりキッツイみたいです。