さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

奥多摩で今シーズン初めての雪を踏みしめました

2019-02-10 22:38:47 | 山登り
このブログはちょうど一週間前の日曜日、2月3日の記録です。
毎日毎日、朝昼晩、書きたかった出来事は多々ありました。
哀しいこと、寂しいこと、辛いこと、怒りたいこと、苛つくこと、・・・・
そしてもちろん、楽しいことも、嬉しいことも、笑えることも、・・・・
でも、なかなか書き記す時間がありませんでした。

明日は天覧山で岩登りトレーニングをします。
ですから、簡単にですが一週間前の山の記録を残しておきたいと思います。

トイレ問題はセーフでした。
最初の1回は林道で下山しているときに、パンツまで脱いだのにおしっこは出ず。
ちょうどこのブログを書き始めたときにも、さっちゃんは起き出して来てトイレに入ったのにせず。
よくこんなことがありますが、その理由は分かりませんね。

では、簡単にコースの説明と写真を見てください。

コースは奥多摩の大岳山と御前山のちょうど真ん中あたりにある峠、大ダワを南から北へ越えるもの。
鋸山林道を歩く
のですが、林道ばかりでは面白くありませんから、
南側で一部、クロノ尾山東尾根(仮称)を登ることにしたんです。


▲写真が横倒しになってます。悪しからず。武蔵五日市駅から乗ったバスを神戸岩入口で下車。民家が切れると、この神戸(かのと)岩が現れます。


▲クロノ尾山東尾根は予想以上に急登でした。さっちゃんの足では標高差150mを1時間半もかかってしまいました。さらに400mほど登らなければなりませんから、途中横断している林道からもとの鋸山林道に戻りました。


▲南斜面の林道も日当たりの悪い箇所では雪が消えずに残っています。


▲大ダワから北へ下っている鋸山林道は最初の数百メートルが通行止め。迂回の山道を歩きます。北斜面ですから、雪もたっぷり残っていました。さっちゃんは恐々。

この日、嬉しかったことがあります。
YYDのもうひとつのパーティーも奥多摩を歩いていました。
奥多摩駅前の「天益で合流しようね」と約束していましたが、天益が満席。
僕とさっちゃんは先に電車に乗ってしまったんです。
ところが、もうひとつのパーティーの4人もひとつ後の電車で僕の最寄り駅まで来てくれたんです。
駅前の馴染みの居酒屋さんで6人での打ち上げを楽しむことが出来ました。
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さっちゃんに「出て行け!」と言われて、哀しくなった僕は何も言わずに出ていきました

2019-02-09 22:23:49 | 気分や思い
今晩のことです。
ここのところ順調だった歯磨きもこの日はまったく駄目。
ひとつも協力してもらえなくて、さっちゃんは洗面所を出て行きます。
久しぶりに僕は壁をバンバン叩きたくなりました。
叩きませんでしたけど。
ちょっとは我慢できるようになりましたから。

さっちゃんは寝巻きに着替えることもせず、布団の中へ。
僕が手伝わないと、着替えはできません。
僕は手伝う気分にもなれず、
(と言うか、こんな状況では絶対にさっちゃんは着替えようとしません)ほったらかしです。

しばらくすると、さっちゃんが起きて来ました。
ブツブツと何やら僕に文句なんだか悪口なんだか、喋ってます。
具体的内容はさっぱり分かりません。
「本当にあんたは何にもしないんだから」と非難してるよう。
他にもいろいろと僕に酷い言葉を投げつけているよう。
言葉は意味不明ですから、正確には何と言ってるか分かりません。
でも、僕に対する感情は伝わってきます。
「なんでしないの!」と、さっちゃんは声を荒げます。
僕は何をすればいいのか分かりませんから、黙って耐えるしかありません。
黙っていると、さっちゃんはますます腹立たしくなるのでしょうが・・・・

そのうち、「あんた! 出て行って!」とさっちゃんが僕に言葉を投げつけます。
その言葉には僕も耐えられませんでした。
部屋着の上から外着のズボンとジャンパーを着て、玄関から外へ飛び出しました。

この日は大寒波が日本を襲った日。
本当に出て行く気はなかったんですが、部屋の中でじっと忍耐する強さは僕にはありません。
とにかく、しばらくは外へ出て、さっちゃんとは離れたい。

玄関のカギを外から閉めると、さっちゃんが内から開けます。
再び外から鍵をかけると、さっちゃんがドンドンとドアを打ち叩きます。
僕は玄関から離れました。
さっちゃんのドンドンと叩く音が夜の空間に響きました。
エレベーターホールにしばし佇み、短時間で気分を立て直します。

・・・・部屋へ戻ろう。さっちゃんの元へ・・・・

そのまま戻るのもなんですから、1階の郵便受けまで降りて、郵便物だけ回収。
部屋へ戻ってくると、さっちゃんが玄関の外に立ってました。
「下へ行って取ってきたよ」と僕。
さっちゃんも何事もなかったみたいに、布団に戻ります。

     *   *   *   *   *   *   *   *   *   *

1時間くらい経過したでしょうか。
さっちゃんが起き出して来ました。
僕は「歯を磨こうか」と手を取って洗面所に。
さっちゃんはさっきのあの僕との間の感情のやりとりを忘れてしまっています。
素直なときのさっちゃんです。
歯磨きも寝巻きへの着替えも順調この上なく出来ました。
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