ランドマーク探しⅢ

2012年から出張先での風景や社寺仏閣、由緒を訪ねて記録してきました。2016年からは自分の足で散策し、記録しています。

隅田川・ノウゼンカズラ

2015年06月01日 23時15分39秒 | 近郊地散策

リハビリに吾妻橋のところにあるある整形外科に行きました。歩くのが大変ですが、自転車なら結構行動範囲が広くなります。吾妻橋のところから上流にさかのぼってみました。

高いところに咲いているノウゼンカズラを見つけました。

しばらく行くと低いところにも咲いていました。奥に見えるのは、向島と浅草をつなぐ桜橋(人道橋)です。

この近くには渡し場と常夜燈があったようです。

この常夜燈は、明治4年(1871年)に牛嶋神社の氏子たちによって奉納されたものです。対岸の料亭も含めて、料亭29軒、個人50名以上の名前が刻まれています。この中には、当時有名だった料亭の植半・八百松・武蔵屋を始め、現在も続く駒形どぜう・言問団子・長命寺の桜餅なども名を連ねています。建立以降、三度の改築・修繕を経て今日に姿をとどめています。
 かつては牛嶋神社の境内地、土手から神社へ下る坂の入口に建てられたようです。隅田川を往来する川舟のための灯台としてその安全を祈るとともに、墨堤の燈明も兼ねていました。関東大震災の後、牛嶋神社が移転したため、常夜燈だけが元の位置のまま今日まで残りました。
 石燈籠としては琴柱(ことじ)形の脚部をもつ独特の形で、明治時代の画家たちは、好んで墨堤の桜と常夜燈を組み合せることで、向島の風情を描き出していました。

今様の常夜燈?スカイツリー。これを見て、島根県の宍道湖にあった常夜燈(青柳楼の大灯籠)を思い出しました。

松江市の観光案内より:宍道湖大橋の南詰めには、日が暮れるころ明かりを灯す大灯篭がある。
来待石製で高さ約6mの石灯篭は、明治の中ごろ当時の料亭・青柳楼(現在の市立病院付近)の庭に建っていたもの。庭に建つ灯篭は宍道湖の波打ち際にあり、入り江の灯台としての役割も担い、松江の名物の1つとて知られていた。今は、宍道湖沿いの公園の一角に置かれ、タ刻からは宍道湖に沈むタ日とマッチする。。昨年2014年6月10日に撮ったものです。

宍道湖の夕日は有名ですが、こちらは隅田川の夕日です。

桜橋を見ています。

『桜橋(さくら ばし)』 は、台東区今戸 と 墨田区向島 との間で、隅田川両岸の 「隅田公園」 を結ぶ歩行者専用橋です。橋の創架は昭和60年(1985)、「隅田公園」 の施設の一つとして台東区と墨田区の共同事業で架橋されました。「隅田川」 では最初の、そして唯一の歩行者専用橋です。

 

こちら上流は白髭橋です。

スカイツリーの夕日を撮りに行きました。

下の川は北十間川(きたじっけんがわ)です。この川は、総延長3.24kmの荒川水系の一級河川であり、江戸時代初期に開削された運河です。西に隅田川、東に旧中川と接続しています。横十間川との合流点より西は墨田区内を通り、東は墨田区と江東区の区界となっています。

名称は、本所の「北」を流れる、川幅が「10間」の川であることに由来し、以前は大横川の分流点より西を源森川(別名源兵衛堀)、東を北十間川といっていました。

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