「昭和枯れすすき」での
さくらと一郎の歌いだしは
<貧しさに負けた~~
<いいえ 世間に負けた~~
<この街も追われた
<いっそきれいに死のうか
<力の限り 生きたから
昭和は夢に満ちた時代かと思っていたが
このような歌詞が生まれる要素はあったのだろうか
信じられない思いで歌詞をまさぐった
<未練などないわ
<花さえも咲かぬ 二人は枯れすすき
おかしい
どうも実感がわかない
秋吉久美子さんが出演していた映画があったな
お兄さんの刑事がいつも気にかけている妹役で
新宿の不良に魅かれていて
兄の目を盗んで会いに行く
だけど映画は後から制作されたのではないのか
よくわからないが
歌詞の切実さは尋常じゃない
令和の時代に当てはめれば
<貧しさ>とは スーパーマーケットのかごに
安売りの品を2,3個入れてレジに向かう
買い物客の姿を指すのだろうか
<世間>とは 所得格差を助長する政策や
弱い者を誹謗中傷するいじめを指すのだろうか
今の暗さは 「令和枯れすすき」
ポエムにしようと思ったのは自分には替え歌を作る才能がないからなんですよ。
もし『昭和枯れすすき』の替え歌を創るとしたら (遅生)さん以外にはないんじゃないでしょうか。
お願いします。