ターボの薩摩ぶらり日記

歳時記を念頭において

薄紅梅

2006年03月10日 | 俳句雑考

長屋門がどっしりと建っていた。
母屋は、ひとが住んでいないかのように静かだった。
紅梅のいろが淡かった。
画像はきのう9日、本埜村龍腹寺で撮った。

   薄紅梅添へぬ背中と歩きをり    桂 子

作者のこころが薄紅梅に表れているとすれば、その感情は淡いのだろうか。