「とまれ」と大きく書かれた車道をおんどりが横断した。画像は29日、鹿児島市玉利地区で撮影。
おんどり
横断中のおんどりに車が近づくと、おんどりは立ちどまって赤ら顔を真っ赤にした。近寄りすぎてはいかんと、叱っているようだった。
めんどり
車が去ると、「止まれ」と書かれた車道をめんどりが渡った。おんどりは離れたところから見守っていた。
にはとりを叱るたび春深きかな 寿美子
玉利の運転手は、おんどりに叱られっぱなしだった。
民家の庭木の梅の実が色づいていた。画像は21日、鹿児島市谷山中央で撮影。
喪心の褪せる日のなし梅は実に 哲 也
梅の花が咲いているころに喪に服したのだろうか。年々、梅が花から実に代わるのが短く感ずるようになった。