ターボの薩摩ぶらり日記

歳時記を念頭において

野火

2006年03月16日 | 俳句雑考

農夫ふたりが野の枯葦に点火すると、勢いよく燃えた。
ながい間、ふたりは眺めているだけだった。
画像はきょう16日、印西市草深で撮した。


印旛村刈鎌では、夫婦して野を焼いていた。
夫は眺めていることが多く、妻はこまめに働いていた。
画像はそのときに撮した。

    狂ふだけ狂はせて野火叩き消す    鉄 夫

引用句からは、豪快な野火さばきのイメージがうかぶ。