(NTT BCS) 硬派的社評漫筆+Rits

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剣作戦 2 ブログ ノンフィクション

2008年06月01日 | 軍事
B・二九破壊一大特攻「剣作戦」発動せず
八月十五日特集 剣部隊に作戦の概要は掲載している。本稿は㈱新風書房出版"孫たちへの証言”(世界平和への遺言)第20集に掲載された、ものに多少加筆した

軍の一式陸攻(大型爆撃機)に陸戦要員を乗せて敵基地に赴く
この作戦の困難性は六名の搭乗員と一〇名の武装員とが乗込む過積載になる
制海・制空権は敵にあり、それを避け本土から推測航法で一〇時間の夜間飛行をなして太平洋上の豆粒大敵の基地に到達するのは弱体化している機材・錬度の低い搭乗員では至難の業である。
電探・無線で探索したり、今の様にレーダーで誘導されて目的地に到達するのとは訳が違う。
やっと敵の基地に進入しても防禦砲火の応戦はあるだろう
それらを潜っての敵の滑走路に胴体着陸を行う難事は作戦の一部で、目的は陸上でB―二九の破壊である.
これとて、やはり基地要員の戦闘抵抗を受けるし、たやすい地上戦ではない。
地上に展開した陸戦員は駐機
しているB
-
二九の翼の付け根に爆薬を吸盤で押し付け爆破する。
我々搭乗員もこれを援助する様に火器の取り扱い、陸戦の訓練が行はれた。
B―二九を破壊した後は山に入ってゲリラ作戦に移り最期に突撃し戦死する

 米兵に似せて丸刈り頭から頭髪も長く伸ばしつつあった。支給された服も米軍の戦闘用制服に似せてあるとのことであった。
こうして、日夜、実戦に即した猛訓練を続けるうちに不慣れの陸戦にも自信がついてきた。

 七月二十四日に作戦発令予定であったが、十四日の早朝敵機の急襲を受け作戦用の飛行機・飛行場も損害をうけ、実施は一か月延期となり八月一九日以降の月明の日となった。 

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