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ゲーム攻略、読書感想文など。

【ゲーム雑記】Fate/Grand Order 図鑑#125:俵藤太

2017年07月22日 23時21分41秒 | FGO
【簡単な略歴とか】
『FGO』6章で登場。三蔵の弟子となって(というか弟子にさせられて)ともに行動していたところ、はぐれてしまい、ランスロットにつかまって牢屋に入れられていた。
その後カルデア一行に救出され、共に聖都打倒に乗り込む。三蔵の最期を看取った後、特異点とともに消滅した。

懐深く、爽やかかつ豪快な、絵にかいたような好漢で、彼でなければ三蔵の最期もあそこまでさっぱりしたものにはできなかっただろうと思われる。

俵藤太は、史実上は藤原秀郷と名乗り、平将門の乱において、関東で不敗を誇った首謀者の将門を討った英雄であり、源氏ではないものの武士の歴史上は重要な人物。逸話には大百足の退治などもあるため、宝具には魔性特攻が乗る模様。


【クラススキル】
対魔力:C
単独行動:B

【保有スキル】
龍神の加護 :C  ※自身に対し3ターンのBuster性能アップと、HP回復
矢避けの加護:C  ※自身に2回の回避付与と3ターンの防御力アップ

【宝具】
◆八幡祈願・大妖射貫(なむはちまんだいぼさつ・このやにかごを)
 ランク:B
 種別:対人宝具
龍神の加護がのった弓の一撃。1ターンの間、魔性特攻も付与されるため、宝具後の攻撃も特攻対象なら上がる。OCで特攻倍率アップ。

◆無尽俵
 ランク:EX
 種別:対宴宝具
龍神から授かった、無限にお米がでてくる俵。Buster攻撃で敵に投げつけているが、その真価はやはりお米生産だろう。ゲーム上は保有スキルとして実装されており、3ターンの間、味方全体の最大HPをあげる。上昇した分のHPも回復されるため、実質味方全体の回復と同じと思ってよい。


【ゲーム内の性能】
☆3アーチャーは高性能なサーヴァントがそろっているため影が薄くなりがちだが、全スキルをLV10まであげると6ターンのうち、2回もHP2000を回復できるうえ、2回分の回避付与も5ターンごとに使用できるため継戦能力は群を抜いている。魔性特攻の対象は一般エネミーはかなりの数が対象となるが、残念ながらサーヴァントで対象になるのは今のところ茨木童子と酒呑童子のみ。対象がもっと多ければ☆3でも一番人気になっておかしくなかった。また、実装されたタイミングがあの茨木童子イベントの後だったため、ある意味タイミングを逃したために不遇をかこつことになったといえなくはない。

【ゲーム雑記】Fate/Grand Order 図鑑#124:静謐のハサン

2017年07月22日 23時21分03秒 | FGO
【簡単な略歴とか】
初出は『Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ』。
全身が毒の塊といっていい体質になっており、触れただけで相手を毒殺することができる宝具『妄想毒身』を持つ。その暗殺手段はターゲットと恋人同士など親密な関係を構築したうえで毒殺するという手段になるため、容姿は10代前半の少女のもの、ハサンの象徴ともいうべき髑髏の仮面は顔に縫い付けていない。
が、その体質ゆえに自分と肌をあわせられる相手に飢えており、サーヴァントとして限界した後の行動指針に大きく影響している。
東京で行われた最初の聖杯戦争で仁賀征爾によって召喚された。召喚直後、ハサンに欲情した仁賀は口づけをしたが、そのとたん落命した。ハサンにしてみれば、自分の毒を受けても大丈夫かも、という期待があっただけで悪気も何もなかった。とにかく単独行動スキルがあるといってもマスターを失えばいずれ消滅するため、夜な夜な娼婦のふりをしては成人男性をホテルに誘って殺害、魂食いをしてどうにか延命を続ける。
が、偶然出会った愛歌が、自分の毒にまったく影響を受けなかったことと、その美貌に魅了され、契約なしで走狗となる。愛歌からはペット扱いだったが、甲斐甲斐しく働き、バーサーカーのマスタ―(巽)殺害や、ライダーのマスター殺害で暗躍する。
その後、自ら殺めた巽はパラケルススが賢者の石を使ってリビングデッドにして、ハサンに与えた。屍ゆえに毒の影響もなく自分と触れ合える巽は大事な存在となり、愛歌が始末しようとしたときにかばったりもした。

愛歌の目的が聖杯の中に眠るビーストを解き放ち、人理を崩壊させることと知ってもその目的を達成するために、生贄を集め続けた。が、セイバーがその目的を阻止しようとすると、彼の前に立ちふさがり斬られた。

ちなみに作中ではほかにアーラシュもスキル「頑健」EXにより毒に影響を受けなかった。


【クラス別能力】
気配遮断:A+
単独行動:A

【保有スキル】
投擲(短刀)   :C ※『FGO』ではスター獲得。
変化(潜入特化):C ※『FGO』では敵単体のチャージを1減らすのと、3ターンの間クリティカル発生率ダウン。
静寂の舞踏   :B ※ライダー陣営の秘密基地を全滅させたスキル。『FGO』では自分の即死付与成功率と弱体成功率を3ターンの間アップ。

【宝具】
◆妄想毒身(ザバーニーヤ)
 ランク:C
 種別:対人宝具
字の通り全身の毒がそのまま宝具として昇華されている。特に粘膜の毒はもっとも強力で、どんなに強力な魔術師でも殺せる。サーヴァントですら二度も接吻したら殺せるらしい。生前、毒で命を落とした英霊であればなおさら相性がいいだろう。自身の血液も当然毒を帯びているのだが、池袋でブリュンヒルデと戦った際には自身の斬られた腕から噴き出た毒はブリュンヒルデが放つ炎で蒸発させれて効かなかった。
『FGO』ではまさかの接吻攻撃となっていて、人型ではない敵に使うと非常にシュールな絵になる。単体攻撃で、ダメージ以外に5ターンの毒状態付与・40%の確率で1ターンのスキル封印と宝具封印、同じく確率で即死効果。即死効果の確率はOCで上がる。


【ゲーム内の性能】
アタックは☆3アサシンの中で2番目に低い(一番下はジキル&ハイド)ためアタッカーとしてはあまり期待できない。
特筆すべきはスキル「変化」によるチャージ減と、宝具の宝具封印。これにより高難度のボス相手に宝具発動を遅らせることができる。使い道をそこに限って考えれば十分活躍のチャンスはある。カード構成は百の貌のハサンと同じくQuickとArtsが2枚づつなので、宝具の発動しやすさはまぁまぁ。友情ガチャでもでるので宝具レベルも比較的上げやすい。
単純にアタッカーとして特化してる呪腕のハサンに対してデバフ特化要員としてすみ分けられている。

【ゲーム雑記】Fate/Grand Order 図鑑#123:ガウェイン

2017年07月22日 23時18分51秒 | FGO
【簡単な略歴とか】
初出は『Fate/EXTRA』。月の聖杯戦争でレオナルド・ビスタリオ・ハーウェイ(通称レオ)によって召喚されたサーヴァント。
マスターであるレオは、世界の資源の6割を占有する西欧財閥の次期当主であり、名実ともに「王」であることを意識している。魔術師(EXTRAの世界ではウィザード)としての能力も超一流。無論、聖杯戦争におけるマスターとしての実力もトップクラスで、優勝候補のぶっちぎり筆頭だった。
物語序盤から、ガウェインを従えて主人公たちの前に姿を現していたのだが、その自信から、本来は秘匿すべきガウェインの真名を最初から開示していた。実力どおり決勝戦まで無傷で勝ち上がり、主人公たちとの前哨戦ではスキル「聖者の数字」によってまったく寄せ付けなかったが、結局主人公側が用意した奇策の前に「聖者の数字」は封印され敗れる。
ちなみに『FGO』での戦闘時における独特の構えはこの『EXTRA』から。

『CCC』ではレオともども月の裏側に閉じ込められていたが、レオはむしろこの状況を楽しみ、主人公たち生き残ったマスターたちと月海原生徒会を発足。『EXTRA』とは比べ物にならない人格崩壊を主従ともに起こしてプレイヤーに衝撃を与えた。ストーリー中盤で主人公が黒幕のBBを追い詰めると、レオがハーウェイ一族に伝わる秘術「聖剣集う絢爛の城(ソード・キャメロット)」でBBを脱出不可能な結界に閉じ込め、ガウェインに討たせようとしたが、BBのチート能力によりガウェインは敗北。レオはガウェインがBBに取り込まれるのを阻止するため、令呪を使ってガウェインだけ過去の時間軸に飛ばし、生徒会会長を主人公に譲って消滅した。

『CCC』のスピンオフ漫画、『Fate/EXTRA CCC FoxTail』でも同様に月の裏側で主人公たちと共闘。旧校舎に襲撃をかけてきた2騎のアルターエゴをまったく寄せ付けない強さをみせた。

『FGO』では6章で満を持して登場。獅子王から授かったギフトにより非常に高い防御力を誇る難敵として登場。


【クラススキル】
対魔力:B
騎乗:B

【保有スキル】
聖者の数字   :EX ※ガウェインが「太陽の騎士」と呼ばれる所以。太陽の下では無敵状態となる。『FGO』では自身に3ターンの間攻撃力アップ(20%で固定)に加え、陽ざしがあるフィールドではBuster性能をアップ。
カリスマ    :E  ※『FGO』では3ターンの間味方全体の攻撃力アップ
べルシラックの帯:EX ※『FGO』オリジナル。伝承において登場する、所有者をあらゆる危険から守るアイテム。自身のNPを20%チャージ、スター獲得、1ターンの間ガッツ付与

【宝具】
◆転輪する勝利の剣(エクスカリバー・ガラティーン)
 ランク:A+
 種別:対軍宝具
エクスカリバーの姉妹剣である聖剣。柄に太陽のエネルギーをためており、それを放出することで敵を焼き尽くす。『FGO』では全体攻撃に加え、1ターンのスキル封印付与と、5ターンの間火傷状態を付与。OCで火傷のダメージアップ。


【ゲーム内の性能】
セイバーではフェルグス・マック・ロイに次いで2騎目となるBuster3枚持ち。ただしスキルでチャージできるのと、素のチャージ量が高いため、宝具発動はそれほど苦労はしない。やはりスキル「聖者の数字」はもう少し原作再現にこだわって防御力アップもつけてほしかったところ。しかも現状ではフィールドに陽射しがあるかどうかをクエスト前に判断する手段がないため、実際にスキルを使ってみないとわからない。
ただしスキルもBuster特化で、素のアタックも高いため、宝具に頼らなくても長期戦のダメージソースとして活躍できるポテンシャルがある。ネックは霊基再臨に大騎士勲章がそこそこの数必要となるところか。
全体攻撃宝具の☆4セイバーにはアルトリア〔オルタ〕やネロなど強烈ならライバルが多いため、育成の優先度は微妙。

【ゲーム雑記】Fate/Grand Order 図鑑#118:オジマンディアス

2017年07月22日 23時13分20秒 | FGO
【簡単な略歴とか】
初出は『Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ』。
マスターは奥多摩に文字通り秘密基地を構える伊勢三玄莉で、この伊勢三一族は歴史は古いものの魔術回路が枯渇しており、それを補うために複数経営している病院の患者たちから魔力を吸い上げ、仮面状の魔術礼装を介して魔力を補給している。
オジマンディアスは自身を呼び出す触媒に最愛の妻ネフェルタリの遺品を使われたことに憤り、召喚されたその場で玄莉を殺害しようとしたが、彼の覚悟に免じてその場は矛を収めた。そして伊勢三の秘密基地内を散策していたとき出会った玄莉の息子に、かつての親友(モーゼ)を重ね合わせ、伊勢三に協力することにした。
玄莉の魔術師としての評判は玲瓏館に大きく水をあけられていて、それに対して快く思っていないのだが、何を思ったかその玲瓏館に同盟を持ち掛け、交渉の使者としてオジマンディアスを遣わした。
玲瓏館へのバーサーカー襲撃の際は空中から宝具『闇夜の太陽船(メセケテット)』のビーム攻撃であっさりバーサーカーを倒した。そして東京湾上に最強『宝具光輝の大複合神殿』を展開し、セイバー・アーチャー・ランサーを招聘した。実はオジマンディアスは愛歌の危険性に気づいており、自身の手で倒すことを画策していたのだが、結局三騎士に敗れたことによりその役割を託して消滅した。そして時を同じくしてマスターも愛歌とアサシンの襲撃により死亡しており、いずれ消滅する運命は変えられなかったといえる。

実際のところ本人が直接白兵戦をしたシーンがないため、戦闘能力は不明だが、宝具がどれも軒並み強力なため、戦闘の必要性がそもそもないという今までいそうでいなかったタイプのサーヴァント。


【クラス別能力】
対魔力:B
騎乗:A+

【保有スキル】
神性  :B ※『FGO』ではクラススキル扱い
カリスマ:B ※味方全体の攻撃力を3ターンの間アップ
皇帝特権:A ※自身のHP回復と、攻撃力・防御力をそれぞれ60%の確率で3ターンアップ
太陽神の加護:A ※『FGO』オリジナル。味方全体のNPを20%チャージと、1ターンの間強化成功率アップ。
 
【宝具】
◆闇夜の太陽船(メセケテット)
太陽の船として知られる超音速で空を飛ぶ船。ギルガメッシュのヴィマーナに似ていなくもないが、こちらは一晩で東京全域を壊滅させられるほどの超火力を持っている。てっきり『FGO』ではこれが宝具として実装されると思ったら、まさかの通常攻撃として実装。

◆熱砂の獅身獣(アブホル・スフィンクス)
幻想種であるスフィンクスそのもの。大型トラックほどの大きさを持ちながら非常に俊敏で、しかも知性も高く戦闘能力はサーヴァントなみというでたらめな強さ。東京湾でセイバーと戦った際に1匹やられているが、神殿内では複数のスフィンクスが不死身状態になりセイバーとアーチャーを苦しめた。そして『FGO』ではEX攻撃がこれになっている。

◆光輝の大複合神殿(ラムセウム・テンティリス)
 ランク:EX
 種別:対城宝具
オジマンディアスが建造した神殿のみならず本人が関わっていない神殿も合成した全長数kmにわたる外から視認可能な神殿型の固有結界。この神殿内では本人とその配下は不死身。これだけでも反則級だが、固有結界なのに外部への攻撃が可能。それも空母を一撃で鎮めるほどの威力。極めつけは神殿内では宝具の真明解放不可で、毒によりステータスダウンの効果もある。実質神殿内では絶対負けないといっていいのだが、当然消費する魔力はけた違いになる。
『FGO』では単体攻撃。さらに原作を再現して1ターンの宝具封印と3ターンの防御力ダウン(OCで効果アップ)。


【ゲーム内の性能】
スキルがどれもサポートよりなのが特長。「皇帝特権」はランクEXのネロやロムルスには落ちるが、十分強力。味方全員のNPを20%チャージする「太陽神の加護」はエレナ・ブラヴァツキーのスキル「魔力同調」の完全上位互換で(クラス違いを比べるのもあれだが)この1点をもってして☆5の強さを実感できる。が、このスキルの真価はバフ成功率アップにあり、スキルLv10にすれば「皇帝特権」のバフ成功率を100%にするばかりか、スカサハ(槍)の「魔境の智慧」や、エレナのマハトマ、ネロ、カリギュラの「皇帝特権」も恩恵を受ける非常に有用なスキルなので、まずは「太陽神の加護」からスキルレベル上げをするのがお勧め。ただスキルレベル上げには新素材の愚者の鎖が44個も必要という…。


【ゲーム雑記】Fate/Grand Order 図鑑#117:風魔小太郎

2017年07月22日 22時59分50秒 | FGO
【簡単な略歴とか】
イベント『天魔御伽草子 鬼ヶ島』で登場したサーヴァント。Fate世界の設定では風魔は異人との混血ということになっているため宝具は英語。
風魔の本拠地が相模だったため地元の英雄ともいえる坂田金時をリスペクトしている。

【クラススキル】
気配遮断:A+

【保有スキル】
破壊工作:B+ ※3ターンの間、敵全体の攻撃力とクリティカル発生率をダウン。攻撃力ダウンの威力は10%で固定
忍術:A+++  ※小太郎を代表するスキル。1ターンの間、味方1人に回避状態とスター生成量アップを付与
風声鶴唳:C  ※1ターンの間、敵全体の弱体耐性をダウン

【宝具】
◆不滅の混沌旅団(イモータル・カオス・ブリゲイド)
 ランク:B
 種別:対軍宝具
貴重なアサシンの全体攻撃宝具。5ターンの間混乱状態を付与。混乱状態は確率でスキル封印が発生する効果。OCで混乱付与率がアップ


【ゲーム内の性能】
今までいそうでいなかった忍者のサーヴァント。スター生成能力が非常に高く、スキルもすべてサポート寄り。攻撃力はいまいちなので完全に星だし専用サポートキャラと割り切った運用をした方がよい。実装したすぐ後に同じく全体攻撃宝具のアサシンスカサハ(殺)が実装されたものの、小太郎も使い勝手は遜色ないのでどちらを育てても損はないといえる。ただし小太郎は即死攻撃を持っていないので硬い敵を相手にするならスカサハ、ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕などクリティカル運用で使い勝手が向上するメインアタッカーを活かすなら小太郎か。