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【マンガ100選】その32 聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話

2020年01月11日 01時48分02秒 | マンガ100選
だいぶ長い間更新してませんでしたが、久々に書きたくなったので投稿。

『聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話』
作者:車田正美

ストーリー:
舞台は現代から240数年前、アテナ率いる聖闘士とハーデス軍との前聖戦の時代。
泥棒を働いていた天馬は、画家を目指すアローン、白銀聖闘士の水鏡との出会いにより改心し、修行の末、この時代のペガサスの聖闘士となった。
が、無二の親友のアローンはハーデスの依り代の肉体に選ばれ、冥界に連れ去られてしまう。
ハーデス復活の予兆を感じた、黄金聖闘士に昇格したばかり天秤座の童虎と、牡羊座のシオンはハーデス城に乗り込もうとするも、張られた結界によって力をだせず敗退してしまった。

一方、現代。ハーデスを倒したものの、不可視の剣が胸に刺さったままの星矢は余命3日に迫っていた。
彼を救うため、城戸沙織ことアテナは、前聖戦の時代に乗り込んでハーデスの剣を無力化するため、瞬を従えて時の神・クロノスの力により前聖戦の時代へ向かった。
が、クロノスのいたずらにより、赤子の姿で聖域に降り立ったアテナは、時の教皇により殺害されそうになる。教皇の様子がおかしいことに気付いた乙女座のシジマは教皇からアテナを奪い、刺客として追ってくる魚座のカルディナーレと戦いつつ、12宮を下っていく。

パンドラは、今がアテナ打倒の好機とし、聖闘士から寝返った天雄星ガルーダの水鏡にアテナ殺害を命じる。
かつての師が冥闘士になったことに驚愕する天馬と、彼と合流した瞬は、アテナを救うため、水鏡の後を追い12宮を突破していく。
その頃、聖域では天変地異が続き、すでに死者となっている13番目の黄金聖闘士、蛇遣座のオデッセウス復活の予兆が始まった。
一輝、氷河、紫龍もそれぞれアテナ救出のため12宮に降り立つ中、アテナはかろうじて宝瓶宮にたどり着いたシジマから水瓶座のミストリアの手を経て氷河にわたる。が、サマエルの毒に侵されており、その解毒が唯一可能な、オデッセウスにあうため蛇夫宮を目指す。
一方、水鏡は天秤宮までたどり着いたものの、ついに童虎との闘いで力尽きる。

黄金聖闘士たちと、未来からアテナを救うためにやってきたという青銅聖闘士たちや、進軍してきた冥闘士との死闘が続く中、ついにオデッセウスが復活。彼の力により聖域にいたすべての人が眠りにつかされた。
オデッセウスは白洋宮から順番に12宮を進み、眠らせた黄金聖闘士たちを覚醒させては、アテナを殺そうとしている自分につくか、アテナにつくかの決断をせまっていく。


感想:
気付けば聖闘士星矢はいろんなシリーズが始まっていましたが、本作は車田正美が描く正統な続編。しかもオールカラー。
が、残念なことに刊行ペースが非常に遅い・・・(最新12巻はでたのは2018年5月)。まぁドリフターズよりはましですが。

黄金聖闘士は12巻でようやくオデッセウスも含め全員登場しました。が、勢力図が複雑です。

聖闘士は大きく4つの勢力があります。

①何らかの意図をもってアテナ殺害をしようとしている
 →オデッセウス、水鏡、童虎

②単純にハーデス側に寝返った
 →教皇(もしかしたら意図があるかも?)、カルディナーレ(あとで改心した)

③純粋にアテナを守ろうとしている
 →青銅聖闘士、シジマ、シオン、牡牛座のオックス、双子座のカイン、獅子座のカイザー、ミストリア、山羊座の以蔵、射手座のゲシュタルト

④アテナよりオデッセウス側
 →蠍座のエカルラート

⑤その他
 →蟹座のデストール

アテナ殺害はハーデス編でもサガたちが同じことをしようとしていたので、同じ可能性はありますね。
そうすると今度は12宮編のあとに冥界編が始まるかも。そうすると完結は10年以上先になりそうな予感。。

ちなみにファンならにやりとする設定が語られているのも本作の魅力です。
たとえば双子座の黄金聖闘士は昔から黄金聖闘士の中で最強格という設定が語られたり、蟹座の黄金聖闘士が積尸気冥界波を使うのは、古代の中国では蟹座の星座の中に、積尸気があると考えられていたことによる、とか。





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