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ゲーム攻略、読書感想文など。

【ゲーム雑記】Fate/Grand Order 図鑑#71:ディルムッド・オディナ

2017年05月04日 02時24分34秒 | FGO
【簡単な略歴とか】
初出は『Fate/Zero』。
魔術協会を代表して参加したケイネス・エルメロイ・アーチボルトのサーヴァント。
ケイネスは時計塔において『ロード・エルメロイ』と称される天才魔術師であり、名門の出でもあることから輝かしい将来が約束されていた。が、こういう名門魔術師がひどい目に合うのが型月のお約束。
自身の経歴に「戦歴」という箔をつけようと聖杯戦争に参加したのが運のつきで、イスカンダルを召喚するために用意したマントは手違いでウェイバー・ベルベットの手にわたりそのまま奪われ、婚約者のソフィアはディルムッドに惚れてしまい、極め付けは相性最悪の衛宮切嗣と対決したために全身の魔術回路と神経をズタズタに切り裂かれ四肢を動かすこともままならなくなった。さらに悲劇は続き、令呪をソフィアに半ば恐喝同然に奪われ、言峰神父からもらった令呪一画は切嗣の脅迫により、自分とソフィアの命と引き換えにディルムッドを自害させるために使わされた。そして最期は久宇舞弥の銃撃に撃たれた後、死にきれなかったところをセイバーに介錯された。
これにより名門アーチボルト家は壊滅状態に陥るが、ウェイバー・ベルベットが後を継ぎ、ロード・エルメロイⅡ世を名乗りその後のFate世界に多大な影響を与えることになる。
ちなみに第3次以降の聖杯戦争が行われなかった『Fate/Apocrypha』においても、ケイネスが亜種聖杯戦争で死んでロード・エルメロイⅡ世が誕生していることからどの世界線でもこうなる運命は確定している模様。『FGO』のイベント「Fate/Accele Zero Order」ではロード・エルメロイⅡ世の策略により聖杯戦争を離脱してロンドンに帰還している。

長々とケイネスのことを書いてしまったが、ディルムッド自身はというと、ケルト神話に謳われるフィオナ騎士団の一員であり、主君(フィン・マックール)の妻と逃避行をし、その後和解したフィンに最期は見殺しにされる悲劇的な伝承を持つ英霊。その人生に悔いはないものの、第二の生である第4次聖杯戦争では今度こそ主君への忠義を全うし、聖杯を捧げたいと願っていた。が、ソフィアに惚れられてしまい、主君との関係はぎくしゃくするという、またもや同じ展開を迎えてしまった。また、自身の騎士道が純粋な魔術師であるケイネスにまったく理解されず、関係は悪化の一方。ついには間男とまで呼ばれる。そして最期は切嗣の謀により令呪で自害をさせられてしまった。
もっともディルムッドに非がないかというとそうでもなく、アインツベルンの城で切嗣を討つ機会があったのをあえて見逃したり、キャスターの大海魔をセイバーに討たせるために、セイバーに呪いをかけていた宝具「必滅の黄薔薇」を自らの手で折ってしまうなど、問題行動も多い。そういえばセイバーの直感スキルは「必滅の黄薔薇」を食らったらやばいと告げなかったのだろうか……。


【クラス別能力】
対魔力:B

【保有スキル】
心眼(真):B ※『FGO』では1T、自身に回避付与と3Tの間防御力アップ
愛の黒子 :C ※ディルムッドの悲劇を生むことになったスキル。女性を魅了する呪い。『FGO』では1T、全女性の攻撃力ダウン
騎士の武略:B ※『FGO』オリジナル。3Tの間、自身のスター発生率アップ

【宝具】
◆破魔の紅薔薇(ゲイ・ジャルグ)
 ランク:B
 種別:対人宝具
刃が触れた部分の魔力効果を打ち消す槍。例えば魔力で編まれた鎧であれば鎧そのものを(刃が触れた部分だけ)消すことができる。とはいえ刃が触れている間だけの限定効果。セイバーの剣と打ち合った際には風王結界を打ち消し、聖剣の姿を露わにし、キャスターの螺湮城教本を刺した際には、その瞬間に召喚された海魔をすべて消した。そのため手にしたものをなんでも宝具にするランスロットにとっては天敵足りうる。

◆必滅の黄薔薇(ゲイ・ボウ)
 ランク:B
 種別:対人宝具
この槍で負わせた傷はどのような手段でも治癒が不可能になる。セイバーとの緒戦において彼女の左手を傷つけ、そのためエクスカリバーの放出を不可能にした。この呪いを解除するにはディルムッドの消滅か、必滅の黄薔薇そのものを壊すしかない。
『FGO』ではこの両方の槍でのQuick単体攻撃&バフ解除。OCで呪い(5T継続)の効果がアップ。


【ゲーム内の性能】
スキル「愛の黒子」は効果が1Tであるかわりに効果が大きいため宝具発動Tにあわせて使いたい。攻撃力は低いがNPチャージはわりと得意で、スキル構成も継戦能力の向上に傾いているので、宝具連発型を目指すか、攻撃力をあげるかで礼装を選ぶ必要がある。OCは呪いのダメージが上がる程度なのであえて狙う必要はないかもしれない。

【ゲーム雑記】Fate/Grand Order 図鑑#70:スカサハ

2017年05月04日 02時22分17秒 | FGO
【簡単な略歴とか】
『Fate/hollow ataraxia』でクー・フーリンの師匠として話題にのぼることがあったが『FGO』にて満を持して登場。実装と同時に専用の体験クエストが登場する好待遇。
本編では5章で登場。本来サーヴァントではなく2千年生きながらえたことで魂が変質した神霊的な存在であるため、現世へのかかわりをもたない主義だったが、弟子の不始末の責任をとる、という形でカルデア陣営に味方し、直接弟子(クー・フーリン〔オルタ〕)と対決する。が、宝具『死溢るる魔境への門(ゲート・オブ・スカイ)』で仕留めることができず、逆に彼の宝具で大ダメージを受けたため戦線離脱を余儀なくされた。が、それでも特別待遇で、5章の最後はスカサハと李書文の一騎打ちで締めくくられた。
サーヴァントとしての実力は本来神霊クラスだけあり規格外。『FGO』での性能もトップクラスといってよいレベル。
しかも武技だけでなく原初のルーンによる魔術効果はもう何でもありといっていい状態。


【クラススキル】
対魔力:A

【保有スキル】
魔境の智慧 :A+ ※自身に、クリティカル威力アップとスター集中を80%の確率で発動(3T)と、1Tの回避状態付与
原初のルーン   ※味方単体のQuick性能アップ
神殺し   :B  ※自身に1Tの間、神性特攻と死霊特攻を付与

【宝具】
◆貫き穿つ死翔の槍(ゲイ・ボルク・オルタナティブ)
 ランク:B+
 種別:対人宝具
クー・フーリンのゲイ・ボルグと似ているが別物。超強力な単体攻撃に加え、確定でスタン付与。さらにOCで即死率があがる。スキルが乗った時のダメージはすさまじいの一言。スカサハをトップサーヴァントたらしめている宝具。


【ゲーム内での性能】
通常攻撃においては6hitするBusterで星やNPを稼ぎ、宝具発動へつなげていくことになる。とはいえNP溜めは苦手な方なので、礼装で補助した方がよい。スキル上げは宝具の威力をあげる「原初のルーン」と「神殺し」を優先的にあげるといい。期間限定で入手できるサーヴァントのため入手難度は非常に高いが、ピックアップされたら是が非でも引いておきたいサーヴァント。


【ゲーム雑記】Fate/Grand Order 図鑑#69:織田信長

2017年05月04日 02時21分19秒 | FGO
【簡単な略歴とか】
初出はコンプティークで連載している『コハエース』。この漫画はもともとTYPE-MOONの歴史を振り返るという趣旨の内容だったが2巻(タイトルは『コハエース+』)からは脱線しはじめ、別のゲームの話題にふれまくったり、Fateの設定にいろいろ突っ込んだりとかなりフリーダムな内容だが一応TYPE-MOON公認。そして3巻(『コハエースEX』)で「帝都聖杯奇譚」というストーリー漫画をはじめようという話になり、そのラスボスとして登場した。
もっとも始まる前に『コハエースEX』自体が連載終了し、設定だけで終わったが、5巻目にあたる『コハエースGO』と同時並行で「帝都聖杯奇譚」が連載開始(コンプティーク2016年9月号で終了)。
帝都聖杯奇譚においては、第2次世界大戦中、旧日本陸軍が聖杯を手に入れようとして呼び出したサーヴァントとなっている。が、その後軍部を掌握し、聖杯の本質が願望をかなえるものではないと見抜くと、81個に分解して爆弾に作り替えるということをやってのけた……らしい。
抑止力として、マスターなしで現界したライダーこと坂本龍馬を宝具で破るも、連戦となった沖田戦では、宝具「誓いの御旗」による新選組の攻撃の前に敗れた。が、実は死んではおらず、その後に正体を現したキャスターことマックスウェルの悪魔が聖杯を使って召喚したネオ・フューラーを打倒するため、沖田と李書文が取り戻した聖杯に、書文と自身の魂をくべて沖田に託し、消滅した。

ちなみにドイツ帝国軍っぽい軍服に身を包んでいるが、兜の前立ては織田木瓜、そして自ら第六天魔王と名乗っているので真名ははじめからバレバレ。
保有スキルの「軍略」と「カリスマ」は他のサーヴァントにも持っているのがいるが、能力・姿を自由に変貌できる「魔王」と神性や神秘の高い相手に対して有利な補正が働く「天下布武・革新」を持っている。特に革新は生前旧勢力をことごとく滅ぼした信長の来歴を端的に表しており、神代の英霊には非常に強く、逆に近代の英霊にはまるで弱いという設定になっている。『コハエースXP』で行われた型月一武道会でも神秘ゼロのエミヤに瞬殺されている。


【クラススキル】
対魔力 :B
単独行動:B

【保有スキル】
軍略     :B  ※『FGO』では戦略。3T味方全体のNP獲得量UP
カリスマ   :B-  ※『FGO』では未実装
魔王     :A  ※『FGO』では自身に3Tスター集中状態とクリティカル威力アップ
天下布武・革新:A  ※『FGO』では自身に1T神性特攻状態を付与

【宝具】
◆三千世界(さんだんうち)
 ランク:E~EX ※『FGO』ではE~A
 種別 :対軍宝具
三千丁の火縄銃で武田騎馬隊を殲滅した戦術の具現化。騎乗スキルに対しての特攻効果もあり、『FGO』でも同様の効果。

◆第六天魔王波旬(だいろくてんまおうはじゅん)
 ランク:E~EX 
 種別 :対神宝具
大焦熱地獄を具現化する固有結界。ただし神秘がないサーヴァントには効き目がない。『FGO』では未実装。


【ゲーム内の性能】
スキル「天下布武」の神性特攻は効き目のある相手は限られている。また効果も1Tのみなので、宝具と併用して効果的に使う運用が現実的。ただ、宝具自体に騎乗特攻もあるので、神性・騎乗・セイバーの3つをもってるアルテラカエサルにはすさまじいダメージをたたき出す。
どのカードでも攻撃回数が多いので、スター発生率UPの概念礼装と相性がよい。スキル「魔王」のおかげでクリティカルアタッカーとしての運用も可能のため、礼装はクリティカルアップ系がおすすめ。

【ゲーム雑記】Fate/Grand Order 図鑑#66:アン・ボニー&メアリー・リード

2017年05月04日 02時17分28秒 | FGO
【簡単な略歴とか】
2人で一組のサーヴァントという珍しい特性を持ち、どちらか片方が消滅すると相方も消滅することになっている。また、宝具の効果も独特で、HPが少ないほど威力があがる特攻効果を持っている。これはアーチャー版でも同じ。
『FGO』3章で登場。敵側サーヴァントとして登場する。


【クラススキル】
対魔力:D

【保有スキル】
航海:A       ※『FGO』では3Tの間、自身のスター発生率をアップ
射撃:B       ※『FGO』では1Tの間、自身のクリティカル威力をアップ
コンビネーション:C ※『FGO』では1Tの間、自身の攻撃力とスター集中をアップ

【宝具】
◆比翼にして連理(カリビアン・フリーバード)
 ランク:C++
 種別:対人宝具
メアリーがカットラスで敵に切り込み、後からアンが狙撃するコンビネーション攻撃。HPが少ないほど攻撃力があがる特攻効果があり、OCで特攻威力がアップする。


【ゲーム内の性能】
スキル構成がクリティカルに特化した感じだが、「航海」はレベルが高くてもあまり恩恵を感じられないので、スター生産は他のサーヴァントに任せた方がよい。「射撃」はLVが高ければ非常に高いダメージをたたき出すので、宝具の後の攻撃手段に。宝具についてはHPを削りすぎておちることがないよう、あまり粘らないようがいいかもしれない。ダメージが少なくともそれなりに高威力ではある。高レアライダーの中では長い間トップクラスに君臨してきたが、金時オジマンディアスなど超強力な宝具を持つサーヴァントも実装されてきており、やや影は薄くなったものの、NPチャージを他のサーヴァントに任せ、礼装を「黒の聖杯」にすれば相変わらず高ダメージをだしてくれる。

【ゲーム雑記】Fate/Grand Order 図鑑#65:フランシス・ドレイク

2017年05月04日 02時16分31秒 | FGO
【簡単な略歴とか】
初出は『Fate/EXTRA』。月の聖杯戦争において、主人公の1回戦の対戦相手。マスターはシンジだが、『sn』の慎二ではなくアジアのゲームチャンプだった人物。
ステータス的にはかなりの大物であるものの、困難に立ち向かうことで性能でるタイプのため、主人公とは相性が悪かった。
保有スキル「星の開拓者」は人類史においてターニングポイントになった英雄に与えられる特殊スキル。『FGO』も含めたサーヴァントの中で保持しているのはドレイク、ダ・ヴィンチ、ニコラ・テスラのみ。

【クラススキル】
対魔力:D
騎乗:B ※『FGO』で初めて実装

【保有スキル】
嵐の航海者:A+ ※1Tの間、味方全体の宝具威力と攻撃力アップ
黄金律:B    ※3Tの間、自身のNP獲得量をアップ
星の開拓者:EX ※自身のNPチャージ、スター獲得(10個で固定)、3Tの間の無敵貫通状態を付与

【宝具】
◆黄金鹿と嵐の夜(ゴールデン・ワイルドハント)
 ランク:A+
 種別:対軍宝具
史実でドレイクの愛船だった「黄金の鹿号」を中心とし、かつて率いた艦隊による一斉砲撃。ヨーロッパの伝承である「嵐の夜(ワイルドハント)」の逸話も混じっている。
敵全体への攻撃とスターの獲得。獲得量はOCであがる。


【ゲーム内の性能】
ライダーに限らず全ての全体攻撃サーヴァントの中でも屈指の使いやすさを誇る。その理由はスキル「星の開拓者」によるNPチャージ、攻撃回数の多さによるスター生産能力、そしてライダーであるがゆえに自分で出したスターを自分で使える点にある。
もっともパーティーに対してのシナジーはほぼないので、パーティーを組むならBusterや攻撃力アップができるサーヴァントあたりがいいかもしれない。