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ゲーム攻略、読書感想文など。

【ガンダム入門】13 「ガンダム0083 スターダストメモリーその2」

2020年04月01日 02時49分20秒 | ガンダム入門

今回は本編のストーリー紹介です。

【デラーズ紛争の始まり】

U.C.0083 10/13、オーストラリアのトリントン基地にジャブローから発したアルビオンが到着。格納されていたガンダム試作2号機にはこの基地で保管されていた核弾頭が搭載されます。 スパイの手引きで基地に潜入したアナベル・ガトーは2号機を強奪、同時にジオン残党が基地を襲撃。テストパイロットのコウ・ウラキはとっさに1号機に搭乗して2号機と交戦しますが、かつて”ソロモンの悪夢”という異名で恐れられたガトーの敵ではなく、逃げられます。 すぐにサウス・バニングを中心とした追撃部隊が編制され、コウも加わり追撃しますが2号機はオーストラリアからアフリカ大陸へ逃亡します。 連邦軍はバニングのかつての部下である不死身の第4小隊のメンバーを補充し、ガトーを追いアフリカへ向かいます。 しかしガトーはアフリカのキンバライド基地へたどりつき、そこから宇宙へ脱出、アルビオンはすんでのところで逃してしまいます。 ちなみに強奪された核弾頭でジャブローが標的にされるのではないかと、連邦軍首脳部はあわてますが、狙いが違うことがわかり、急にトーン・ダウンします。

 

【フォン・ブラウンでGP01Fbの誕生】

ガトーがデラーズ・フリートの本拠地茨の園へ帰投するのと同時に、シーマ・ガラハウが指揮する部隊もデラーズ・フリートへ合流しました。 シーマは手土産がわりにアルビオンの襲撃を申し出ます。 宇宙空間にでたアルビオンはシーマ艦の襲撃を受けますが、その際に地上用装備のまま出撃したガンダム試作1号機は戦闘で大破。月のフォン・ブラウンにあるAE社の工場で修理をすることになります。 ちなみに大破した1号機は換装というよりは他のMSといってよいほどの修理を受けたため、宇宙用装備をした1号機はRX76-GP01Fbというコードがふられます。 同じころ、シーマも密かにAE社の重役と密会し、新型MS譲渡の約束をとりつけます。また、エギーユ・デラーズは核弾頭を搭載したガンダム2号機の存在を公表。連邦に宣戦布告します。 宇宙用装備に換装した1号機は、フォン・ブラウンで密かに改修していたジオン残党のケリィ・レズナーが駆るヴァル・ヴァロを撃破。 このころにはコウの戦闘の腕前もバニングに認められるほどに成長していました。

 

【コンペイトーへ】

シーマは星の屑作戦の全容を手土産に連邦に寝返るため、グリーン・ワイアット大将が座乗する連邦軍の旗艦バーミンガムへ接触しようとしますが、それをデラーズの襲撃と見たアルビオンはMSを出撃。 そのためシーマとワイアットのコンタクトは阻止されました。そして、この時の戦闘による事故でサウス・バニングは死亡。MS部隊の隊長はベイトが引き継ぎます。 連邦首脳は元々予定していたコンペイトー宙域での観艦式を挙行。これはデラーズ・フリートをおびき寄せる目的も含んでいたため、MSや無人砲台を周囲に展開していました。 ガトーは連邦の防衛網を潜り抜け、コンペイトーへ到達。2号機に搭載された核弾頭を連邦艦隊に向けて撃ちました。 これにより艦隊の3分の2が落とされました。直後、ガトーに追いついたコウは激戦の末、相討ち。1号機、2号機ともに大破しました。

 

【コロニー落とし】

連邦上層部はこれで星の屑作戦が終ったと楽観していましたが、アルビオン艦長エイパー・シナプス大佐は、まだ終わっていないと感じ、ガンダム3号機を受領するためにAE社のラビアン・ローズへ進路をとります。 同じころ、コロニー再建計画により移送中だった2基のコロニーはシーマの支配下に落ちていました。そして2基のコロニーを衝突させます。衝突後のコロニーの1基は月へ向かいました。 月に向かったコロニーを追いかけ、コンペイトーから艦隊が派遣されましたが、デラーズと裏取引をしていたAE社がコロニーの核パルスエンジンを天下、進路は地球にかわってしまいます。 追いかけてきた連邦軍艦隊は補給が切れてしまい、コロニーを追うのが困難になりました。 その頃、地球ではジョン・コーウェン中将が更迭、かわりにジャミトフ・ハイマン准将が指揮をとることになりました。そのため、コーウェンの支配下にあったアルビオンはラビアン・ローズで任を解かれてしまいますが、ガンダム3号機を無理やり受領します。 一方、アクシズ先遣艦隊から新型MAノイエ・ジールを受領したガトーはコロニーを追う連邦艦隊を蹂躙中。 コウはガンダム3号機でガトーと戦いますが互いに決め手に欠け、いったん両者とも退きます。

 

【ソーラー・レイ】

地球に向かっていくコロニーでしたが連邦軍は奥の手であるコロニー・レーザーを準備していました。しかし熱量が足りずコロニーを破壊できませんでした。 ガトーはコロニーに乗り込んで、コロニーの進路を地球の北米大陸に向けます。その場で追い詰めたコウでしたが、AEのエンジニアでかつてガトーの恋人であったニナ・パープルに妨害されてしまいます。 コロニーは地球に落下、そしてガトーとコウは最後の一騎打ちを行いますが、その最中に連邦軍はノイエ・ジールに向けてコロニー・レーザーを照射。 ついに二人の決着はつかず、ガトーは味方を一人でも多く逃がすため、連邦艦隊の中へ突入し戦死します。


【ガンダム入門】12 「ガンダム0083 スターダストメモリーその1」

2020年03月31日 02時22分58秒 | ガンダム入門
ここからは根強い人気を誇る「機動戦士ガンダム0083 スターダストメモリー」(以下0083)について書いていきます。

【概説】
0083はU.C.0079を舞台にした機動戦士ガンダムと、U.C.0087を舞台にした機動戦士Zガンダムの間を埋める位置づけの物語です。
とはいっても制作順はガンダム(0079)→Zガンダム(0087)→ZZガンダム(0088)→逆襲のシャア(0093)→0083となるため、作画レベルは過去作より高く、0083の内容、設定についてはある意味後付けといえます。
OVAで全13話作成され、商業的には成功をおさめました。
主人公コウ・ウラキは連邦軍の軍人ですが、実はガンダムシリーズの主人公で出自が正式な軍人というのはかなり少数です。また、UCを舞台にした作品にしては珍しく主要人物にニュータイプが登場しません。

ここからは物語のキーワードについて書いていきます。


【ガンダム開発計画】
0083のバックボーンになる設定として、ガンダム開発計画があります。
一年戦争後、ジオン軍の技術を接収した連邦軍はMSの技術にだいぶ差があることを知ります。しかも戦後にはまだジオンの残党が地球にも宇宙にも多数存在しています。
そこで連邦軍のジョン・コーウェン中将は、この技術差を埋めるため、最新鋭のMSを製造する「ガンダム開発計画」を発動します。とはいっても余力のない連邦軍は開発をアナハイム・エレクトロニクス社(AE)に丸投げするのですが。
この計画はガンダムプロジェクト、略してGPと呼称され、開発されたMSの形式番号にはすべてGPが付与されます。

AEはこの計画を月面都市のフォン・ブラウン、グラナダなどで進めますが、極秘計画のため、表向きはアナハイム・ガーデンという自然関連施設を隠れ蓑にしていたため、開発された機体はすべてコードネームに植物の名前を持つ、という特徴があります。
以下、開発された4機を紹介します。

・RX-78GP01 ガンダム試作1号機 コードネーム:ゼフィランサス
RX-78-02(初代ガンダム)がどのような環境にも適応した汎用性がコンセプトの1つだったのに対し、この機体は地上と宇宙での運用にしぼった設計がされております。
また、コア・ブロック・システムが採用され、胴体部兼コックピットはコア・ファイターⅡが担っています。全体的に初代ガンダムの正統進化といってよいスペックです。
さらに宇宙空間での機動性を向上させる「バーニア・ポッド」を肩部に装着したほか、いくつかの装備が加わったRX-78GP01Fb ガンダム試作1号機フルバーニアンもあります(どちらかというとこちらの方が認知度は高いかも)。
主人公コウ・ウラキの搭乗機として中盤に大破するまで活躍します。

・RX-78GP02 ガンダム試作2号機 コードネーム:サイサリス
AEの第2研究事業部(旧ジオニック社出身の技術者たちがメイン)によって製造されたガンダムです。そのためシルエットはガンダムよりはドムに近く、頭部もガンダムっぽさは薄いです。
コンセプトは戦略核を使った拠点強襲です。実は連邦軍は南極条約で禁止された核爆弾(この時代でも最強の兵器は核兵器)を保有しており、それをオーストラリアのトリントン基地に秘密裏に保管していました。
しかも威力は戦略核であったのに対し、登録上は戦術核としていました。
試作2号機はこの核を使用するためだけに製造されたといってよく、全身に核爆発時の熱線に耐えられるほどの重武装が施されています。

1号機2号機はともにロールアウト後にオーストラリアのトリントン基地に輸送され、そこでテストを実施する予定でした。

・RX-78GP03 ガンダム試作3号機 コードネーム:デンドロビウム
MAのように宇宙空間での拠点防衛がコンセプトのMSです。が、MAとしての機能も取り入れるため、本体のMSに巨大な武器コンテナ(コードネーム:オーキス)を全身にまとう…というよりオーキスの中にガンダムが埋もれているような特異なデザインになっています。
武装の数が非常に多いのも特徴です。また、連邦軍のMSで初めてIフィールド(ビーム無効化バリア)を装備しました。
本体のMSはコードネーム:ステイメンと呼ばれ、オーキスのコントロールユニットとしての役割も担います。

・RX-78GP04G ガンダム試作4号機 コードネーム:ガーベラ
設定だけの幻のMSです。というのも4号機は裏取引によってジオン側に、ガーベラ・テトラというMSとして譲渡されたためです。

・AGX-04 ガーベラ・テトラ
試作4号機が、AE社のオサリバン常務によってシーマ・ガラハウへ横流しされるにあたり改装されたMSです。ジオン系MSっぽい外観にされています。
MS同士の格闘戦に特化しているのがコンセプトです。

・アルビオン
AEが建造したペガサス級強襲揚陸艦です。
外観、武装ともにホワイトベースをベースに建造されました。艦長はエイパー・シナプス大佐です。


【デラーズ・フリート】
1年戦争終結後も連邦への抗戦をもくろむエギーユ・デラーズ大佐を中心に同士が集まってできた、地球圏最大のジオン残党の組織です。
ちなみに抗戦せずに雌伏の道を選んだ者たちはマハラジャ・カーンとともにアクシズへ去りました。
デラーズ・フリートは艦隊の残骸や小惑星などが集まる宙域に茨の園という拠点を築き、連邦に対してゲリラ戦を展開しました。
が、ガンダム開発計画をキャッチしたことをきっかけに星の屑作戦を立案、実行します。

【トリントン基地】
デラーズ紛争が始まった場所です。
1年戦争序盤のブリティッシュ作戦でコロニーの一部が落下したオーストラリア南東部は直径500kmにわたって地面がえぐれてしまい、シドニー湾とよばれるようになるのですが、そのシドニー湾の北側に位置する基地です。
表向きは後方支援用の重要度が低い基地を装っていますが、戦略核を保管してあります。

【キンバライト基地】
アフリカにおけるジオン軍残党の拠点で、キリマンジャロに近い場所にあります。

【不死身の第四小隊】
サウス・バニング大尉を隊長とする、連邦軍の小隊の通称で、正式名称は第二連合艦隊第4MS小隊です。
バニング以外のメンバーはアルファ・A・ベイト、チャップ・アデル、ベルナルド・モンシアの3名です。
コウ・ウラキとともに星の屑作戦阻止に動きます。

ガンダム入門11 一年戦争のその後

2020年03月30日 00時57分06秒 | ガンダム入門
15年ぶりにこのコーナーを投稿します。。。

前回、一年戦争(=初代ガンダム)について書き終わったので、今回はその一年戦争終戦直後の話を書きます。
といってもこの時代はメディア化はほとんどされておらず、設定資料などによって補足された部分です。

【WB部隊】
正式名称第13独立戦隊ことWB部隊のクルーたちは一年戦争の英雄として認知されますが、後ろ盾だったレビル将軍は戦死したため、戦後解体されます。
そしてみな別々の道を歩みます。主なメンバーは以下の通り。

アムロ・レイ
勝利の立役者といっても過言ではない活躍をしたエースパイロットですが、NTの存在に畏怖をいただいた軍上層部によって、北米シャイアン基地に軟禁されます。
ちなみにこの基地は軍の左遷先のような扱いになっています。ここでアムロは7年間の雌伏を強いられます。

ブライト・ノア
WB部隊の艦長として勝利に多大な貢献をした立役者の一人には違いありませんが、佐官に昇進したものの、連絡船の艦長という閑職に配属されます。
私生活ではWBのクルーだったミライ・ヤシマと結婚し、二児の父となります。長男のハサウェイは後に歴史の表舞台に登場します。

ハヤト・コバヤシ
こちらも戦後は戦争博物館の艦長という閑職に配属されます。
私生活ではWBのクルーだったフラウ・ボゥと結婚。WBで養っていた3人の孤児カツ、レツ、キッカを養子に迎えます。

カイ・シデン
軍を退役しジャーナリストに転向します。後々のシリーズまで陰に陽に活躍します。

セイラ・マス
軍を退役した後の具体的な身の振り方は不明ですが、後のシリーズでは別荘のような建物で優雅にテレビをみているシーンがあったりするので、養女となったマス家に戻ったと思われます。


【連邦軍】
元々スペースノイドに対しては穏健的な態度だったレビル将軍が戦争末期に戦死したため、派閥の力関係が大きくかわり、スペースノイド弾圧をもくろむタカ派が台頭します。
NTの研究においてはジオン軍の研究資料を入手したことで前進し、ニュータイプ研究所が地球の各地に設立されます。
また、MSの研究も同様ですが、新規MSを研究・開発する余力は軍になかったため、アナハイム・エレクトニクス(AE)に、ガンダム試作機の開発を依頼する「ガンダム開発計画」がジョン・コーウェン中将によって立案されます。これは「0083」につながります。

【ジオン公国】
ジオン公国はジオン共和国と名を変え、U.C.0100までの自治を認められます。首相は公国時代から引き続き穏健派のダルシア・バハロです。ちなみに息子のモナハンは劇場版『ガンダムNT』でU.C.0097当時の外務大臣(小説版では国防大臣)として登場します。ジオン軍の兵器製造を担っていたジオニック社は地球のAE社に吸収合併され、技術は流出することになります。
ジオン軍の残党は基地惑星アクシズをはじめ、地球を含めた地球圏各地に潜伏・あるいは抗戦が続きました。
ちなみにアクシズは火星と木星の間のアステロイドベルトに浮かぶ資源採掘用から軍事基地に転用された小惑星で、後のシリーズでは数奇な運命をたどります。
ザビ家への復讐を果たしたシャアは、クワトロ・バジーナという偽名を名乗るようになり、アクシズに行きますが、指導者であるハマーン・カーンとはそりがあわなかったのか、アクシズを抜けます。

【アナハイム・エレクトロニクス社(AE社)】
AE社はもともと地球に拠点を置く家電メーカーでしたが、一年戦争時は軍需産業に進出。MSの部品製造を下請けしたのち、一年戦争後にジオニック社やハービック社など、ジオン軍、連邦軍の主要軍事企業を吸収合併したことにより、これ以降連邦軍のMS製造をほぼ一手に引き受けることになります(非公式にジオンにも提供していますが)。そして巨大コングロマリット企業に成長していき、地球連邦政府に対しても強い発言力を持つようになります。ちなみに主な生産拠点は月面都市のフォン・ブラウン、グラナダ、アンマンの他、宇宙に浮かぶドッグ艦であるラビアン・ローズなどがあります。AE社の人間は『0083』のニナ・パープルトンや、『ZZ』のエマリー・オンス、『UC』のアルベルト・ビストなど物語の重要人物として登場します。


次回からは0083について触れていきます。

ガンダム入門10 「機動戦士ガンダム その9」

2005年01月19日 14時42分22秒 | ガンダム入門
今回は「機動戦士ガンダム」の最終回ということで、この作品の魅力とか感想をつらつらと書いていきます。

【設定の細かさ】
「ガンダム」の魅力のひとつに世界観・設定の細かさというのがあると思います。ただ単に”遠い未来”のお話として作られた世界ではなく、”現在からの延長線上としての未来”として、あらかじめ歴史が作られている点は知れば知るほど面白いです。
また、時代設定以外にも連邦とジオン、ふたつの国家の戦争の戦略面もきちんと設定されているため、「0080」や「08MS小隊」といった外伝の生まれる余地ができているわけです。

【メカの魅力】
「ガンダム」で登場するMSたちはそれぞれ、生身の人間がそうであるように武器を手にとって戦ったり、途中で弾薬が切れたりと”芸の細かい”戦いをします。これがまた大味なその他のロボットアニメと一線を画すところといえるのではないでしょうか。ただ、「W」とか「SEED」などではそういう”芸の細かさ”がやや無くなっている気(遠くまで伸びるドラゴン・ハングとか、何発ビームを撃っても弾切れにならなかったりとか、ビームでコロニーを破壊したりとか)がするのですが…。

【ストーリーの巧みさ】
前にも書きましたが、このアニメ自体は背景となっている一年戦争の後半にはじまります。そしてWBを中心とした一部隊の活躍を通して一年戦争を見せている、というのが巧みなことではないかと思います。「ガンダム」は、単純にガンダム1機の活躍でハイ、終わりというストーリーではありません。あくまで戦術の駒のひとつに過ぎないわけで、結果的には誰も予想しなかった戦果をあげているだけでしょう。連邦軍のオデッサ・デイにしても、星一号作戦にしても、WB隊を戦力としてはほとんど考慮されていないようですし。

【ニュータイプの面白さ】
「ガンダム」と語る上でニュータイプの存在ははずせません。このニュータイプというのは宇宙に上がった人類が、その内在する力を解放させた、いわゆる新人類に近いものでして、しかも物事の本質を鋭く見極められる能力を持ったものと定義されています。
なぜニュータイプは戦闘で活躍できるのか?それは物事の本質を見極められるゆえに、敵の動作などを正確に把握できてしまうからです。一見複雑な話のようですが、この概念が持ち込まれているからこそアムロはかっこいいし、「ガンダム」は熱い話だな、と思いました。

以上で「ガンダム」の解説は終了します。

ガンダム入門9 「機動戦士ガンダム その8」

2005年01月19日 10時52分00秒 | ガンダム入門
今回はジオン側の主な人物紹介です。

【シャア・アズナブル】
ある意味ガンダムの真の主役。ガルマに向かって言った「生まれの不幸を呪うがいい」はシャア自身にふさわしいセリフだと思う。
ジオン軍少佐。後に大佐。その素性はジオン・ズム・ダイクンの息子キャスバル・レム・ダイクン。父が暗殺された際にジンバ・ラル夫妻によって密かに逃がされマス家の養子となる。がしかしザビ家へ復讐するためにシャア・アズナブルと名乗ってジオンの士官学校に入校。
一年戦争が始まるとドズル・ザビ旗下の宇宙攻撃軍に所属し、序盤のルウム戦役で活躍。その際の乗機が赤でカラーリングしたザクⅡだったことから”赤い彗星”という異名がつく。そして中佐に昇進し、巡洋艦も受領する。
連邦軍のV作戦をキャッチすると、サイド7で試験が行われるガンダムを破壊しに潜入するが失敗。その後もWB隊を追ってたびたび攻撃を仕掛ける。
WBが北米に着陸すると、それを追いかけ、ニューヤークで指揮をとるガルマと共同戦線を張る。そしてこれを奇貨として、彼を罠に陥れ戦死させる。しかし自身も更迭され、しばらくはWB隊の前から消える。
が、その後キシリアに抜擢されマッドアングラー隊を率い、WB隊が補給で立ち寄ったベルファストで交戦。さらにWB隊の後を追跡し、ついに連邦軍の総司令部が存在するジャブローの侵入口を発見。ただし襲撃は失敗に終わる。また、テキサスコロニーでは新型MSのゲルググのプロトタイプに乗ってアムロと戦うも、すでにニュータイプとして覚醒していた彼の敵ではなかった。
ソロモン陥落後、部下であり、彼にとって特別な存在だったニュータイプのララァ・スンもアムロによって殺され、後々までのアムロとの確執を生む。
ア・バオア・クーの最終決戦でようやくニュータイプとして覚醒、アムロとの決着はつかなかったものの、脱出するキシリアを狙撃し、自身はアクシズへ脱出した。
アクシズの指導者がマハラジャ・カーンから、その娘のハマーンに代わると意見の対立からアクシズを離れ、後に連邦軍の軍籍を取得し、クワトロ・バジーナと名乗る。


【ギレン・ザビ】
ザビ家の長男にしてジオン軍の総帥。IQ240を誇る天才。父デギンを政権の中枢に押し上げるも、ジオン・ズム・ダイクン死後に妻や次男を失って政治の表舞台からほぼ身を引いたため、ジオン公国の実権を掌握する。
数で圧倒的に劣勢なジオン軍を率いて一週間戦争、ルウム戦役と勝利に導いたが、WB隊のイレギュラーな活躍の前に地球上での勢力は衰退し、ソロモンも失ってしまった。しかも父デギンが秘密裏に連邦軍と和平交渉をしようとしていることを知ると、ソーラーレイでデギンが乗るグレート・デギンもろともレビル将軍と連邦軍艦隊の30%を葬ることに成功。これでア・バオア・クーの防衛線は互角っぽくなってきたのだが、自身はキシリアに射殺された。


【ドズル・ザビ】
ザビ家の次男。恐ろしい容貌だが体育会系の闊達なノリの男。宇宙方面軍の司令官として、シャアにWB隊の追撃を命じる。その後しばらく出番はないが、ソロモン防衛線で基地司令として登場。しかし連邦軍の作戦の前に劣勢覆い難しと判断、家族を逃がした後は巨大MAビグ・ザムに搭乗して連邦の戦艦を次々と沈める。だがスレッガーの特攻とガンダムの前に敗れ去り戦死した。娘のミネバはその後アクシズの総帥として登場。

【キシリア・ザビ】
ザビ家の長女。冷徹な指揮官でジオン軍突撃機動軍の軍団長。月面基地グラナダや地球のオデッサを管轄下においている。何気にシャアの正体に気づいていながら抜擢するあたり、ザビ家の人間の中ではもっとも複雑な精神構造をしているような気がする。ア・バオア・クーの副司令官として最終決戦に挑むが、戦いの最中に兄であり政敵でもあったギレンを暗殺し実権を握る。しかし脱出する際にシャアに狙撃されて死亡。24歳には見えない。

【ガルマ・ザビ】
ザビ家の末っ子。階級は大佐。士官学校ではシャアと同期で仲がいいらしい。地球攻撃軍司令として北米を拠点に侵略戦の指揮をとっていた。しかし、親の七光りで出世したと周りに見られることにコンプレックスを感じており、功を焦る。結局はそこをシャアにつかれ、罠に落ちて死んでいった。性格も甘っちょろいところがあり、ニューヤーク市長の娘とでれでれしていた。

【ランバ・ラル】
ルウム戦役で活躍、”青い巨星”のあだ名がつくほどの凄腕パイロット。部下からの信頼も厚い。ドズル・ザビの配下にあたり、ガルマの仇討ち部隊として新型MSグフにのりガンダムと戦うが、その性能の差で敗れる。しかしグフを失った後も、増援を得られない中、WBに乗り込んでの白兵戦も行うなど、執念を見せるが、作戦失敗を悟ると自害。内縁の妻のハモンは残党を率いてWBを狙うがリュウの特攻の前に敗れる。

【黒い三連星】
ガイア・マッシュ・オルテガの3名で構成される小隊。隊長はガイア。ルウム戦役では敵将レビルを捕虜にする大功を樹てた。オデッサ作戦に向かうWB隊を黒海付近で襲撃、マチルダの捨て身の援護があり結局ガンダムの前に敗れる。

【シャリア・ブル】
ジオンの木星船団の隊長。階級は大尉。実績からニュータイプの素質ありとギレンに認められ、キシリアの下に送り込まれる。ニュータイプ専用機ブラウ・ブロに乗ってWB隊を襲うがガンダムの前に敗れた。

【ララァ・スン】
孤児だったのをシャアに拾われて、その後フラナガン機関で育成されたニュータイプ。階級は少尉。サイド6で出会ったアムロと共鳴し、互いの存在を認知しあったためにシャアが嫉妬する。ソロモン宙域でNT用MAエルメスに乗って連邦軍の戦艦を4隻沈めるという偉業を成し遂げたが、WB隊との交戦ではシャアをかばって死んだ。これによりララァはアムロのものになってしまい、後々までアムロの精神の中に登場する。またシャアとアムロとの間の永遠のわだかまりとなった。

【マ・クベ】
キシリア配下の将でオデッサ基地の司令官。連邦軍のオデッサ攻略戦の前に劣勢に立たされたため、核爆弾を使用するが、ガンダムに信管を切られたため失敗。宇宙に脱出した後はテキサスコロニーで新型MSギャンに乗りガンダムと戦うが敗れる。劇場版ではこのテキサスコロニーのエピソードは省かれ、ア・バオア・クーでシャアの脱出を手伝ったことになっている。

【コンスコン】
ジオン軍少将。南極条約に出席している。たびたびWBを取り逃がしたシャアをバカにした。そしてガンダムに対し、12機のリック・ドムで包囲する作戦をとったが、3分もたたずにすべて撃沈された。その後もしぶとくWBを狙うがガンダムによってチベごと落とされる。

他にもたくさんいますが、一応主要人物のみということで、このへんで…。