攻略は終わったので解説の続き。
今回は登場人物紹介・人間編。
<<ネタバレ注意>>
【衛宮士郎】
主人公。幼い頃に第4次聖杯戦争によって齎された大災害に巻き込まれ、瀕死の重症を負っていたところを切嗣に助けられ、その後養子となる。魔術は切嗣に教わるが素質はないと言われた。切嗣の志をついで正義の味方になろうと目指す。
切嗣死後は大河、後から桜が衛宮家に出入りするようになり、朝食と夕食はいつも3人で食べている。料理の腕前もすごい。
かつて弓道部に所属していた頃は百発百中の腕前を誇ったが、これはアーチャーとの関連を示唆する伏線。
学校で偶然アーチャーとランサーの戦いを目撃したことから聖杯戦争に巻き込まれ、セイバーのマスターとなる。が、女性であるセイバーを戦わせることに納得できず、また殺し合い自体も納得できないため、聖杯戦争を終わらせるために参加する。
セイバールートでは、セイバーと何度も衝突しながらも互いを理解し合い、セイバーにとっての救いの道を提示する役割を負う。
凛ルートでは投影魔術によってアーチャーを倒す。さらに凛の魔術回路の移植を受け、アーチャーの宝具である"無限の剣製"を使えるまでに成長し、ギルガメッシュを倒す。最後は凛に尻に敷かれる。
桜ルートでは桜を守るために戦い、その桜が悪の元凶だと知りつつも桜を救うためにバーサーカーやセイバーと戦い、最後は大聖杯を破壊する。エンディングによって生死が変わる。
【遠坂凛】
ヒロインの一人。冬木市を管理する遠坂家の長女。父の時臣は第4次聖杯戦争で命を落としている。天才的な素質を持った魔術師だが、肝心なところでしくじる。また父の影響で機械音痴。士郎と同じ学校に通う。学校では猫を被り、学園一の秀才であり美女として有名。だが実際の性格は人をからかうのが大好き。
聖杯戦争に賭ける意気込みは高く、アーチャーと偵察を繰り広げる。偶然聖杯戦争に巻き込まれた士郎を一度は蘇生させたり、無知な士郎に色々教えてあげるなど面倒見がいい。
セイバールートではバーサーカーから逃れるためにアーチャーを犠牲にしてしまったが、その後は士郎とセイバーのサポートとして活躍。
凛ルートでは途中でアーチャーに裏切られてしまうが、セイバーと契約を交わし最後まで戦う。
桜ルートでは姉として、また冬木市の管理者として桜を倒すことを決意、第2魔法を手に入れ桜を追い詰めるが最後はやられる。エンディングではロンドンに留学する。
【間桐桜】
ヒロインのひとり。凛の実の妹。幼いころに間桐家に養女に出された。士郎に憧れ、毎日衛宮家に出入りし、士郎の面倒を見れるのを喜びとしている。弓道部にも所属し、1年生の中では一番の実力。
セイバールートでは基本的に部外者だが、最後に言峰に聖杯の器として利用される。凛ルートでは完全に部外者。
桜ルートでは、実は彼女がライダーのマスターであることが明かされる。が、戦いを望まないためマスターの権利を慎二に譲っていた。間桐家での拷問のような魔術の修行や凛を初めとする周囲の存在に対し、鬱屈した感情を密かに持っており、それを臓硯に利用され、聖杯の器となる。
途中から黒い影に侵食され、完全に士郎たちの敵となって登場するが最後は士郎によって救われる。
【間桐慎二】
間桐家の跡継ぎだったが生まれつき魔術回路をもっていなかったため、魔術師ではない。コンプレックスの塊で、魔術師として育てられた妹の桜を苛めることで鬱憤を晴らしている。自己中心的な性格で、凛に言い寄るも冷たくあしらわれ逆恨みする。
セイバールートではライダーに学校に結界を晴らせ、学校中の人間を死に陥れようと企むが、士郎とセイバーによって敗れ、バーサーカーに殺される。
凛ルートではライダーをあっさりセイバーに倒されたのち、言峰によってギルガメッシュのマスターとなる。バーサーカーをあっさり破るが、ランサーに傷つけられ、最後は言峰によって聖杯の器として利用される。
桜ルートではマスターの権利を途中で桜に奪われ、その後桜によって殺される。
【言峰綺礼】
かつては聖堂教会の代行者として異端の魔術師狩りをしていた凄腕の暗殺者。前回の聖杯戦争ではアサシンのマスターとして参加するが、最後に切嗣に撃たれ死ぬところを聖杯の中身に触れることによって命をつないだ。また、途中からギルガメッシュのマスターとなっており、聖杯戦争終結後もギルガメッシュを現界させていた。
その後は言峰教会の神父となり、第5次聖杯戦争の監督役となりすます。が、ランサーのマスターを殺害し、自身がランサーのマスターとなって暗躍する。
セイバールートではラスボスとして登場し、士郎に敗れる。
凛ルートでは途中でランサーに裏切られてあっさり死ぬ。
桜ルートでは、聖杯から生まれるアンリマユの生誕を見届けるという目的のためだけに暗躍し、桜に一度殺されかけながらも、桜を救出した士郎の前に立ちふさがる。
【葛木宗一郎】
士郎が通う学園の社会科の教師。3年前から柳洞寺に居候をしている。偶然キャスターと出逢い、請われるがままマスターとなる。が聖杯戦争自体には興味を示していない。
セイバールートでは最後まで正体がわからないまま、キャスターがギルガメッシュに殺されて終わる。
凛ルートではキャスターと共に暗躍するが、最後はギルガメッシュによって殺される。
桜ルートではまったく出番がなく、いきなりアサシンに殺されている。
【イリヤスフィール・フォン・アインツベルン】
アインツベルン家の令嬢で、実は切嗣の娘。切嗣を恨んでおり、義弟にあたる士郎には愛憎半ばの感情を抱いている。町で唐突に士郎の前に現れて甘えたりもするが、冷酷に士郎を殺そうともする。
実は聖杯の器であり、魔術回路に人間の機能を与えたホムンクルスでもある。死んだサーヴァントの魂の器であるため、サーヴァントの魂を回収するたびに人間としての機能を失っていく。言峰と並んで聖杯戦争の真実を知っている数少ない登場人物のひとり。
最強のサーヴァントであるバーサーカーを従えていることから、聖杯戦争の大本命と見られている。
セイバールートでは中ボス的存在として登場し、アーチャーをバーサーカーに倒させるが、セイバーにバーサーカーを倒された後は士郎のところに居候となる。
凛ルートではほとんど出番がなく、バーサーカーをギルガメッシュにあっさり殺された後、聖杯の器である自身の心臓を奪われて死ぬ。
桜ルートではバーサーカーが黒い影に呑み込まれた後士郎に助けられ、その後は士郎と凛のサポート役となり、聖杯戦争の真実を語る。
【間桐臓硯】
慎二と桜の祖父であるが、実は200年以上前から生きている。魂を蟲の中に宿し、肉体を捨てても新しい肉体を捕食することで命をつないでいる。その本体は桜の体内にある。
今回の聖杯戦争は見送るつもりだったが、桜の生長を見て勝てると踏み、桜の心の闇を利用して暗躍する。最終的な目的は桜の体を乗っ取ることだったが、逆に桜に本体をあっさり殺される。
【遠坂時臣】
凛と桜の実父。故人。優れた魔術師であり、第4次聖杯戦争ではギルガメッシュのマスターとして参加。だが弟子であった言峰に裏切られて殺される。
【衛宮切嗣】
士郎の養父。かつては魔術師殺しとして名を馳せた凄腕の殺し屋。魔術師でありながら近代兵器を駆使した戦法で魔術師の裏をかくのが得意。第4次聖杯戦争で必勝を期すためにアインツベルン家に雇われた。セイバーのサーヴァントとして聖杯戦争に参加するが、セイバーとはソリがあわず、セイバーに声をかけたのは令呪を行使した3回のみである。
聖杯の中に邪悪なものがあると気づき、聖杯戦争に勝ち残りながらもセイバーに聖杯を破壊するよう命じた。その時浴びた聖杯の中身が死期を早め、それから5年後に死亡する。
【藤村大河】
士郎が通う学園の教師であり、士郎の保護者代わり。あだ名はタイガーだがそれを呼ばれると激怒する。かつては冬木の虎と恐れられた剣道の達人。
【柳洞一成】
士郎の友人であり生徒会長。寺の跡取りのため性格は堅苦しく、同じ中学出身の凛を目の敵にしている。
凛ルートではキャスターによって暗示をかけられている。
【マーリン】
アーサー王物語に登場する魔術師であり、即位したアーサー王の補佐役。
【ベディヴィエール】
アーサー王の円卓の騎士の一人。死の間際のアーサー王が聖剣エクスカリバーを湖の妖精に返すよう命じた。アニメでは女性の声優。
こんなところか。