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ゲーム攻略、読書感想文など。

【読書感想文】θは遊んでくれたよ

2013年05月23日 03時17分38秒 | ゲーム雑記
『θは遊んでくれたよ』
著者:森博嗣


あらすじ:
マンションの屋上から転落死した死体の額には口紅でθの記号が書かれていた。その半月後、看護師の木村ちあきが勤務先の病院の屋上から投身自殺をした。手のひらには口紅でθの記号が。
さらにその数日後、建設途中の建物から転落した死体には足の裏にθの記号が同じ口紅で書かれていた。成り行きで最初の被害者・早川のPCを調べた山吹は、かれのPCのブラウザのブックマークから謎のサイトを見つける。AIがユーザの入力した言葉に返事をするという不思議なサイトだが、このサイトがどういうものか皆目見当がつかない。
萌絵の友人・反町愛が口紅の鑑定を行っていた研究施設で飛び降り自殺が発生した。その靴の裏にはまたθの記号が。
口紅の特定について、警察が用意したサンプルはどれもはずれだったが、N大医学部教授の郡司がこっそり反町に鑑定を依頼した口紅は被害者が使っていたものと同じ結果だった。これが何を意味するのか。


感想:
今回も真相があやふやなまま、ただ海月の推理が披露されて終わる形。ただ今回のトリックについてはあ!そういうことか!と目からうろこでした。
それよりも本作では冒頭から犀川が登場し、萌絵とのラブコメがあったのがうれしいです。
特に萌絵の形態番号を犀川が覚えていなかったシーンが↓なんですが、

「僕は、君みたいに、携帯番号を覚える習慣がない」
「え、わたしの携帯ですよ?」
「ああ」
「たった十一桁の数字なのに?」
「ああ」
「一番大事な十一個だと思いません?」
「いや・・・・・・」


正直このやりとりだけで本作は満足でした。

【読書感想文】φは壊れたね

2013年05月23日 03時07分59秒 | ゲーム雑記
久々に森博嗣にはまってしまった。


『φは壊れたね』
著者:森博嗣


あらすじ:
2人の女性が訪れたマンションの一室には、その部屋の住人・町田弘司が両手を縄で縛られた状態のまま、ナイフで胸を突き刺されている死体を発見する。
偶然同じマンションに住む友人・船元の部屋を訪ねていたC大大学院の山吹はこの事件の発見者の一人となる。
殺害現場は密室となっており、部屋には何者かがしかけたビデオテープがまわっており、そこにも発見者の2人が訪れるまで誰も訪れた痕跡はなかった。はたして密室のトリックとは?


感想:
Vシリーズから四季まで読んだ後、長い間著者の本から離れていたんですが、なんとなく犀川&萌絵の話が読みたくなって買ってみました。
このシリーズではどうやら探偵役は山吹の友人である海月及介なんですが、こいつがまた個性的。必要最小限のことしか話をせず、基本的に同級生の加部谷が話しかけてもたいていはノーリアクションか、わずかにうなずいたりする程度。
つかみどころがないという点では犀川をはるかに超えてました。

で、肝心のトリックのほうは思わず本書の最初の方を読み返してしまい、あ、そういうことか、と納得する感じでした。
とはいえ、結局海月の推理のみで実際にその推理があたっていたか、とか後日談がないので、なんとも後味の悪い作品。

まぁフィクションなのでこれが正解と思わせる推理が展開されれば暗黙の了解でそれが正解ということにしてしまっているのかもしれませんが。

このシリーズを読んでいくと、実はこの事件は大きな流れのほんの一部なんじゃないかという感じになります。

【ゲーム雑記】まどか☆マギカ ポータブル

2013年05月16日 02時44分15秒 | ゲーム雑記
連休中にアニメ全12話を一気に見て、いまさら過ぎるけどはまってしまい、ついにはゲームにまで手を・・・


やってみた感想ですが、原作好きなら間違いなく買いといっていいでしょうw
まどかの強さの秘密だった因果とか、感情エネルギーとかもゲームに盛り込まれてるし、ほむらのループ世界もきちんと再現されてます。


ゲームのジャンル自体はADV+3Dダンジョン型RPGです。


ADVパートではプレイヤーはキュゥべぇとなって、登場人物たちの会話に時々割り込みをかけて契約前の少女たちの因果値をあげたり、感情を操作し、場合によっては魔女化させることもできます。

3Dダンジョンは魔女や使い魔の結界攻略。


5人の魔法少女それぞれのシナリオに分かれてて、どれもやり応えある内容。ADVパートの会話はスキップも可能なので、1週2時間くらいでの攻略もできます。


それ以外にエクストラとして謎の結界ダンジョンというのがあり、そこは5人の魔法少女を使ってもぐっていくゲーム。クリアしていくと、ドーピングアイテムが入手できるようになり、本編シナリオの攻略の手助けになります。

ちなみにゲーム自体は周回プレイを前提に作られてますが、引き継ぐのは因果値のみ。因果値が高いと魔法少女になったときの強さがあがります。

また、前述の謎の結界では、本編シナリオで覚えた魔法しか覚えることはできないのですが、ステータスは引き継ぐのでそれなりにやりこみはできます。


こっから本編シナリオの簡単な雑記。


■まどかシナリオ
原作の8話までを再現。
前半は魔法少女はマミさんしかいないのですが、ご存知のとおり途中でマミられるので、育成の必要はなし。
後半はさやかとスポット参戦のほむらや杏子。育成に関してはさやかオンリーでOK。
登場する魔女もそれほど強くはないですね。
ちなみに8話までしか再現してないのは、ほむらの遅刻でまどかがキュゥべぇと契約して魔法少女になってしまうから。
これはどうやっても避けられないので、原作再現、というわけじゃないですね。。。。


■マミシナリオ
原作10話で描かれたループ世界の1週目時間軸。なので魔法少女はマミ+まどか。ほむらは魔法少女になる前。
このシナリオは最後にワルプルギスの夜と戦い、負けてもシナリオ終了、というか勝っても同じ結末に。

このシナリオから魔女戦が結構シビアになります。マミの必殺技「ティロ・フィナーレ」を確実に命中させられないと泥仕合になりがち。

この時間軸ではなぜまどかが契約したのか、という理由があかされてるのですが、それが・・・





【ゲーム雑記】Fate/EXTRA CCCその2

2013年05月11日 04時54分54秒 | ゲーム雑記
全サーヴァントでクリアしたのでレビューの続き。


アーチャー:
やはり宝具をだすために投影精度をいかに早くあげるかが肝です。
ただ宝具発動後の強さは圧倒的なので、発動直前に筋力強化して、あとはエクスカリバー・イマージュをばんばん使えば裏ボスもそれほど難しくありません。個人的には青ランサーのゲイボルグをロー・アイアスで防ぐのが燃えました。

ストーリー的には赤セイバーとほとんど同じですがメルトリリスのターゲットが主人公ではなくアーチャーに変わります。あと、SG獲得のときにアーチャーの料理姿も見れます。


キャスター:
最後に使ったサーヴァントなのですがほんとに打たれ弱いです。中ボスだとちょっと油断したら余裕でやられます。ボス戦は基本、魔力をあげて戦うのがセオリーなんですが、呪法・玉天崩を覚えたら筋力強化にシフトした方がいいです。エリクサー併用で、ラスボス・裏ボスも2ターンで倒せます。



ギルガメッシュ:
ストーリーの結末を知ってる立場で登場するんですが、他のサーヴァントといろいろスタンスが違うので、新鮮です。また、キャストオフをしたりとキャラ崩壊みたいなシーンもあり、一番楽しめるキャラです。SG獲得のためにギルの過去話を聞けたりもして、これもよかったです。ちなみにタイプはちーととなってますが、普通の強さです。