ロケット

8月25日（月）晴れ。
昨夜は、地蔵盆で、私は有給を取り、アイゴン、ゲンゲンも保育所を休み、のんびりと秋の気配に包まれた一日を過ごしました。

私が、花のアドバイザーに伺っているＨさん宅用に、水仙、アイリス、ムスカリの球根を畑から掘り返している間、アイゴンやゲンゲンは、米搗きバッタ（ショウリョウバッタ）を捕まえて遊んでいます。

球根を掘り出していたシャベルをゲンゲンは、足の間に挟んで、「ロケット」と言っては、うれしそうに畑を歩きまわっています。

子供って、遊び道具を上手に見つけるものですね。

写真は、山荘の階段をロケット（シャベル）に乗って上がっているゲンゲンです。まるで、農婦のような格好をしているのは、アイゴンです。（今月末には、6歳の誕生日を迎えます。）

紫蘇ジュース

8月24日（日）晴れ。
昨日は、愛宕さんの灯ともし、今日は地蔵盆と紀見峠での行事が続く。

アイゴン、ゲンゲンの二人は、今夜の地蔵盆にやってくるあいだ、ジィジィは、畑から抜いてきた赤紫蘇で、紫蘇ジュース作り。

大鍋を二つ用意し、７リットルの水から赤紫蘇を煮て、出来上がったのは、６リットル丁度。

夏の飲み物にぴったりです。

写真は、ジィジィが赤紫蘇をちぎっているところです。

雨が降らない

8月17日（日）晴れ。
盆休み中も、空が暗くなり、もうすぐ雨が降ってくる！と期待しても雨が降らない。

雨乞いをしなければならないほど、紀見峠には、雨が降らず、山ノ神からの清水が姿を消してしまった。

柿畑には、水道がなく、雨水が頼りなので、ジィジィは、なけなしの水がめから、柄杓で野菜の根元に水をやっています。

畑の土はパサパサになり、野菜が、みずみずしくそして大きく育ちません。

ミョウガも昨年ほど採れず、がっかりです。

あの熱い大阪さえも雨が降っていたのに一体どうなってしまったのでしょう？

写真は、柿畑の水がめのバスタブです。

第60回茶道夏期講座

8月10日（日）晴れ。
大阪茶道会の夏期講座が大阪厚生年金会館で行われました。

いつも楽しみにしているのは、今日庵文庫長・京都学園大学教授の筒井紘一さんの講演です。

今回は、茶の湯の趣向ー源氏物語を中心にーという題でしたので、源氏物語を読んでいない私としては、「う～ん。ついていけるかしら？」と少々心配気味気味だったのですが・・・

はじめに、旅行された富山の欄間の話から、「どろろ」（作・手塚治虫）の話、そして、「茶道を学んだあと、するお茶と教えていくお茶の二つに分かれます。皆さんは、どのお茶をなさっていますか？」

「茶事は、きっちりとする必要はありません。ご主人の友人を自宅に呼んで、お酒、おつくり、あとは、玉子どんぶり・親子どんぶりなどを出して、それから一服のお茶を出しなさい。」

「これがするお茶です。」

いろいろなお話（七事式・蒔絵・鐘軌さんの絵）を聞かせていただいたのですが、いったい何時源氏物語のお話が出てくるのかしら？と心配していると講演時間も押し迫ったころに「茶人には、伊勢物語、源氏物語を読むことが、必須条件です。」と言われ、私は「ドッキリ！」

「でも心配はありません。」と筒井先生。
「幻冬舎の「まろ、ん？大摑み源氏物語」を読めば、源氏物語を読んだ気になれますので、お勧めします。」

さっそく、図書館のインターネット予約で申し込みました。

筒井先生のお話は、まるでパチンコ玉のようにあっちこっちに飛んでいくのが魅力的です。

写真は、四天王寺さんの蓮池です。

ハスの花

8月4日（月）晴れ。
今日は、毎年楽しみにしている四天王寺さんでの納涼茶会と舞楽の日です。

茶席に入る順番待ちの間、庭園内のハス池を巡る。

石橋の上で、ハスの花を見渡していると涼やかな風が吹き、なんと心地よい自然の風。

薄いピンクのハスの蕾の先が空に向かい、その高貴な姿に、訪れた人々の感嘆の声が聞こえてくる。

かがり火が、ともされた舞楽では、誇張れた美しい装束と悠々と流れる音色にうっとり。

写真は、散っていくハスの花です。