バァビィズ日記

身近な出来事・よもやま話あれこれ  

4月茶道稽古(岸和田H先生宅)

2011年04月26日 | 茶道
2011年4月24日(日)晴れ。
昨日は、京都野村美術館・平成23年春季特別展「茶の美の源流 唐物」展と表千家・北山会館での「京菓子の世界」菓子司・末富(山口富蔵)さんの講演会に行ってきました。

野村美術館で、すばらしい「堆朱(ついしゅ)鳳凰紋大盆」を見たとき、ふっと思い出したのは、島津法樹(しまづのりき)著・骨董ハンター南方見聞録の「名品が個人や骨董店にある間は値段を聞けるが、美術館に入ってしまうと価格の表示が消えてしまう。・・・」の一節でした。
(このお盆の価格は?・・・)

そして末富さんの京菓子の講演会では、「金団(キントン)」の扱い方(茶会での水屋仕事)のワンポイントレッスン。
「キントン用の箸を自分流で削ること」と「霧吹きを用意しておくこと(硬くならないように)」を教えていただきました。

さて、前置きが長くなりましたが、今日は「旅ダンス」での濃茶、薄茶のお稽古です。

蓋置きがこの季節・透木釜(すきぎがま)、釣釜(つりがま)、切掛風呂(きりかけぶろ)など五徳が使われていない場合に用いる「五徳蓋置(ごとくふたおき)」です。

七種の蓋置の一つで、点前に用いるときは、輪を上にして、飾っておくときは、三本の爪を上にします。(輪が下)

そして、今日のお干菓子がとっても美味しかった!(懐かしかった!)

(有)多賀やさんの有平糖(ありへいとう)で、さっそく電話で注文!

お菓子のラベルには、「ありへいとう」と書かれていますが、茶道では、「あるへいとう」と読みます。
辞書には、南蛮菓子の一種と記されています。



写真は、注文して送ってもらった有平糖です。






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4月茶道稽古(K先生宅)

2011年04月20日 | 茶道
2011年4月17日(日)晴れ。
来月からは「風炉」になり、今日で「炉」でのお稽古が終わります。

「盆蓋の大壷」でお稽古をと考えていたのですが、大壷水指の口に合う縁のある盆が見当たらず、初心に戻って「運び点前」で、濃茶と薄茶のお稽古に変更。

茶花は、昨日山から取ってきた「アケビの花」とミスターユーが自宅で咲いたという「コデマリ」。

床には、「弄花香満衣」(花を弄(ろう)すれば香衣に満つ)

薄茶器は、金輪寺(きんりんじ)の春の野。

濃茶用のお茶碗は、志野「卯花墻(うのはながき)」の写し。

すべてのお稽古が終わってから「風炉」のセッティングに取り掛かりました。

炉の中の灰を掬いだし、風炉を出して火にかけ、柄杓も蓋置きも「風炉用」にチェンジ。

風炉先屏風ももちろん!

あれこれと皆で手分けしながらすべて完了!

最後にK先生が「また、山に行ってみたいわ。」とおっしゃり、「ぜひ行きましょうね。」と私たち。

先生の夢をかなえてあげたいとただいま模索中です。

写真は、本日の掛け軸です。

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千早口からジルミ峠

2011年04月19日 | ハイキング
2011年4月16日(土)曇り。
明日は、K先生宅での茶道稽古。
茶花採集を兼ねて、昨年「ホウネンエビ」を見たカマ谷へアイゴン、ゲンゲン私の三人でハイキングに行きました。

地蔵寺の前を通り過ぎ、トンネルの右手に「ジルミ峠」と書いた小さな標識が見えます。

すぐ側の水路は、昨年ゲンゲンがカエルを必死で捕まえていた場所です。

そんなことを思い出したゲンゲンは、「あれ!カエルがいない!」

この山は、トンネルができる前は、水が豊富な山で、ミョウガの季節になると何時もここに来ては、どっさり取ったものでしたが、今はその形跡さえありません。


昼食を済ませ、茶花の採集に取り掛かる。

花いかだ、つつじ、キブシ、ショウジョウバカマ、シャガ、藪椿など春の花がいっぱい!

明日のメインの茶花はどれにしようかと迷うほどです。

写真は、タラの芽です。天ぷらのしたら最高!

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筍亭の花見茶会

2011年04月11日 | 茶道



2011年4月10日(日)快晴。
昨日の雨とは打って変わっての青い空!

今日は、京都・筍亭での「桜をめでる茶会」に友人、母、息子、孫のアイゴンを誘って出かけました。

阪急京都線桂駅下車、筍亭さんのマイクロバスに乗り、目的地へ。

敷地内は、植栽の手入れが行き届き、枝垂桜や椿が見事に咲いています。

枝垂桜の下は、まるで桜のシャワーのようです。

お茶席は、立礼(りゅうれい)席で、足の悪い母にも楽しむことが出来て幸いでした。

昼食は、ここ筍亭さんの美味しいお弁当を風も軽やかな外腰掛で竹林をめでながらいただきました。

アイゴンは、「竹の子ご飯が、美味しい!」と超ご機嫌です。

来年もぜひ企画していただきたいお茶会でした。

写真は、立席です。
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小雨の中の桜

2011年04月10日 | ハイキング
2011年4月9日(土)雨のち晴れ。
小雨の降りしきる中、アイゴンとゲンゲンを連れて、千早口にハイキング。

千早口駅前の無人野菜売り場で、買って帰る野菜をまずチェック。
(ホウレンソウと新タマネギ、ブロッコリーが美味しそう)

山道には、愛らしいスミレの花とウバ百合の光沢のある葉が目に付きます。

今日の梅畑には何があるかしら・・・この時期にここに来るのは初めてなのです。

そして思いもしなかった景色が目の前に・・・・

池のそばに桜の大木が・・・

小雨の中にただ一本静かに咲いている桜。

ロマンチックに過ごしたいとは、思うものの・・・

「お腹がへった~どこでお弁当を食べるの?」チビたちに聞かれるものの雨がしのげる場所はここにはないし・・・

山越えする途中の農作業小屋まで、我慢してもらう事に。

一畳足らずの軒下を借り、窮屈な格好での食事のあとは、軒下にポチャンと落ちる雨水をコップやビールの缶、トレーに受けて二人で集めて遊んでいます。

さてさて出発!

帰り道でも木や笹をゆすっては雨水収集。

子供って遊ぶのが上手ですね。

家に帰ったらまず、二人をお風呂に入れなくては・・・・

写真は、千早口の桜です。








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