大阪龍馬会

1987年に創立して2017年は創立30周年。龍馬好きの集まった大阪龍馬会が龍馬会の活動をお知らせします。

龍馬の紙芝居披露

2010-06-02 09:00:00 | 幕末ニュース
 高知で来年1月まで開かれている「土佐・龍馬であい博」。JR高知駅前のイベント会場では、週末を中心に坂本龍馬の活躍を描いた紙芝居が披露されている。制作したのは尼崎市大西町3丁目の会社員楠本剛(くす・もと・たけし)さん(45)。兵庫県内の龍馬ファンらでつくる「兵庫龍馬会」の会長だ。

 長いひげと袴(はかま)をつけて三菱財閥の創始者・岩崎弥太郎に扮した弁士が、紙芝居をめくりながら土佐弁で語りかける。「西郷さん、ニッポン人同士いくさをしても、誰っちゃあ得はせんろう?」。龍馬の仲介で実現した薩長同盟の場面だ。

 ほかにも幼少期から脱藩までの「青春篇(へん)」、脱藩後から暗殺されるまでの「波濤(は・とう)篇」がある。「幕末に龍馬が何をしたか、とても分かりやすい」と評判で、人だかりが出来るほどの人気だという。

 楠本さんが龍馬に初めて夢中になったのは大学生のころ。司馬遼太郎の「竜馬がゆく」を読み始めたら止まらなくなった。「けんかの仕方や交渉術、失敗してもめげない根性……。読む度に新たな魅力を発見できる」。1997年ごろからは、高知県立坂本龍馬記念館(高知市)が主催する絵手紙展に、龍馬のイラストとメッセージを添えてほぼ毎年応募。2001年には兵庫龍馬会も立ち上げ、史跡巡りのルポなど幕末の歴史をたどる年3回の会報作りをしている。

 「紙芝居をつくってほしい」と依頼されたのは昨年9月。ファンでつくる高知市の「坂本龍馬倶楽部(く・ら・ぶ)」の会員がゆかりの地を巡るツアーで神戸市を訪れた際、一行を迎えた楠本さんに同倶楽部の事務局長が頼んだ。

 楠本さんは大阪の広告会社で15年間ほどデザインの仕事をしていた。この経験を生かし、紙に下絵を描いたうえで、パソコンのデザインソフトで彩色しながら今年3月に完成させた。来月には紙芝居の絵本化を予定しているほか、幼少期の龍馬が土佐の妖怪を退治するという創作紙芝居「少年篇」も制作中だ。

 楠本さんは「怒ったり泣いたり、ときに格好悪かったり。いろんな表情の龍馬をこれからも描いていきたい」と話している。(

6/1 朝日新聞

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