幕末の薩摩藩主、島津斉彬(1809~58)の生誕200年を記念した特別展示「島津斉彬~大海原に夢を抱いた殿様」が鹿児島市の尚古集成館で開かれている。昨年末に同館を含む「九州・山口の近代化産業遺産群」が世界遺産の暫定リスト入りしたことを受け、日本の近代化の基礎を築いた斉彬の実像に迫ることを狙っている。
愛用の地球儀や世界地図などの遺品や関係資料約50点を展示している。ペリーの浦賀来航前年に米国の動きを察知し、城代家老に注意を促した書状や、お家騒動の際に秘密を守るためローマ字で記した日記からは斉彬の開明ぶりがうかがえる。
また、幕府や他藩が軍事力主体に近代化を進める中で、洋式工場群の集成館を整備し、集成館事業と呼ばれる紡績、ガラスなどの民間産業振興を通じて近代化を目指した功績を重視。斉彬によって特産品に育て上げられた幕末当時の薩摩切子の製品や、木村嘉平に命じて作らせた鉛活字など、日本の工業化のさきがけとなる試みの成果も展示している。
7/27 毎日新聞
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愛用の地球儀や世界地図などの遺品や関係資料約50点を展示している。ペリーの浦賀来航前年に米国の動きを察知し、城代家老に注意を促した書状や、お家騒動の際に秘密を守るためローマ字で記した日記からは斉彬の開明ぶりがうかがえる。
また、幕府や他藩が軍事力主体に近代化を進める中で、洋式工場群の集成館を整備し、集成館事業と呼ばれる紡績、ガラスなどの民間産業振興を通じて近代化を目指した功績を重視。斉彬によって特産品に育て上げられた幕末当時の薩摩切子の製品や、木村嘉平に命じて作らせた鉛活字など、日本の工業化のさきがけとなる試みの成果も展示している。
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