江戸時代末期に相次いで来航した外国船に対し、高松藩が瀬戸内海沿岸に築いた防備施設などを紹介する企画展「黒船を見張る-幕末高松藩の海防施設-」が、高松市玉藻町の県立ミュージアムで開かれている。2月1日まで。
1858年に日米修好通商条約が締結され、150年を迎えたのを記念して開催。同条約をきっかけに横浜、長崎、神戸などが開港し、瀬戸内海にも外国船が頻繁に通過するようになり、高松藩も沿岸に大砲台や、沿岸に近づいたことを城に知らせるための狼煙(のろし)場などを設置した。
企画展では、アメリカからペリーが53年に浦賀(神奈川県)に来航した際、高松藩も警備に加わったことを記録した絵図や、現在の東かがわ市から丸亀市までの沿岸11か所にあった狼煙場の絵図など約60点を展示。黒船来航が県内にもたらした騒動を物語る数々の資料を、訪れた人たちは興味深そうに見入っていた。
岡山県倉敷市の会社員小川二三夫さん(57)は「黒船が瀬戸内海に住む人々にも大きな影響を与えていたことを初めて知り、驚きました」と話していた。
入館料は一般400円、高校生以下と65歳以上は無料。問い合わせは、同ミュージアム(087・822・0002)。
1/1 読売新聞
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1858年に日米修好通商条約が締結され、150年を迎えたのを記念して開催。同条約をきっかけに横浜、長崎、神戸などが開港し、瀬戸内海にも外国船が頻繁に通過するようになり、高松藩も沿岸に大砲台や、沿岸に近づいたことを城に知らせるための狼煙(のろし)場などを設置した。
企画展では、アメリカからペリーが53年に浦賀(神奈川県)に来航した際、高松藩も警備に加わったことを記録した絵図や、現在の東かがわ市から丸亀市までの沿岸11か所にあった狼煙場の絵図など約60点を展示。黒船来航が県内にもたらした騒動を物語る数々の資料を、訪れた人たちは興味深そうに見入っていた。
岡山県倉敷市の会社員小川二三夫さん(57)は「黒船が瀬戸内海に住む人々にも大きな影響を与えていたことを初めて知り、驚きました」と話していた。
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