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大阪龍馬会

1987年に創立して2017年は創立30周年。龍馬好きの集まった大阪龍馬会が龍馬会の活動をお知らせします。

評伝 大鳥圭介―威ありて、猛からず

2008-06-04 05:37:21 | 書籍紹介
著者:高崎哲郎 出版社:鹿島出版会 (2008-04-20出版) 価格::\2,625

「敗軍の将」旧幕臣・大鳥圭介は、近代日本の「工業教育の父」「高級外交官」として不死鳥のようによみがえった。
これまで重視されなかった大鳥のテクノクラート(高級技術官僚)の側面にも光をあてた初の力作評伝。

創造の夜明け―工部大学校開校
旅立ちの朝―医家か、儒家か、それとも…
激震の予兆―医学を捨て、兵学を取る
激浪の沖へ―兵学者から幕臣そして幕府歩兵奉行へ
紅蓮の炎、あがる―仏式軍隊訓練、鳥羽・伏見の戦、幕府崩壊
常在戦場・1―江戸脱出、総州・野州路を紅く染めて
常在戦場・2―野州での血戦、戦雲は暁の空に広がり
常在戦場・3―野州から会津へ、暗雲は北に流れて
常在戦場・4―会津から蝦夷地へ、暗雲は急を告げて
常在戦場・5―蝦夷地から牢獄へ、敗北の響きと怒り
〈敗軍の将〉の再生―“皆一場の夢なり”
〈敗軍の将〉太平洋を渡る―“一生に国是二つ”
工作を開く道しるべとならん“百工ヲ勧ム”
一身にて二世を経る―外交官、日清戦争、そして男爵
不死鳥は舞う―“よしもあしきも夢の一ふし”
これまで重視されなかった大鳥のテクノクラート(高級技術官僚)の側面にも光をあてた初の力作評伝。

大鳥圭介は何かしら魅力のある人物です。

群青―日本海軍の礎を築いた男

2008-06-04 05:36:07 | 書籍紹介
著者:植松三十里 出版社:文藝春秋 (2008-05-15出版) 価格:\1,600
勝海舟のライバルだった男。
昌平黌から始まり、長崎海軍伝習所、軍艦奉行並、海軍総裁と幕府海軍の誕生から終焉まで立ち会った矢田堀景蔵の生涯を描く。

最近、お龍 を出版された作家です。今後の活躍が楽しみです。
矢田堀景蔵を書くなんて・・・ 着目点がすごい!!

今後も有名でない人物を取り上げていって欲しいです。


幕末不戦派軍記

2008-06-04 05:32:38 | 書籍紹介
著者:野口武彦 出版社: 講談社 (2008-02-25出版) 価格:\1,890

◆発端 長州戦争の巻◆彰義隊の巻◆日光の巻◆奥羽朝廷の巻◆蝦夷共和国の巻
名だたる英雄が現れた幕末の戦乱期にこんな男たちが本当にいた!酒を飲み、たらふく食い、姫廻りにうつつを抜かす世にも太平楽な四人組。
大きな歴史の流れとともに語られる、もうひとつの“真実の”物語。

野口さんの本は面白い本です。この本は購入したばかりで今から読みます。