香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

快挙

2015-11-19 23:25:51 | 本のこと
白石一文さんの
『快挙』



あの日、あの場所であなたを見つけた。
その瞬間が私の人生の快挙。著者初の夫婦小説。


写真家を目指す俊彦は、小料理屋を営む二歳上のみすみと結婚する。
やがて小説に転向した夫を、気丈な妻は支え続けた。
しかし平穏な関係はいつしか変質し、小さなひびが広がり始める……。
それでもふたりは共に生きる人生を選ぶのか? 
結婚に愛は存在するのか? そして人生における快挙とは何か? 
一組の男女が織りなす十数年間の日々を描き、
静かな余韻を残す夫婦小説の傑作。


白石さんの小説は、読みやすくひきこまれ
ちょっと、心が痛くなる小説が多いのだけど
今回は、なんか、スッキリしない
もう少しというところで、振り出しに戻る
そんな気持ちになることが多かったな

今日は一気に冷え込んだ札幌です
ここで風邪ひかないようにしないとね