香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

村上RADIOを聴きながら

2018-10-28 20:45:20 | 本のこと
村上春樹さんの2回目のラジオ番組を
すっかり今日の20時からだと思い込んでいて
検索したら、21日の19時からだったことに、ショック
でも、便利な世の中で、radikoのタイムフリーで聴きたら
ブログをアップできる幸せ

読み終わった本について
覆面作家 坂木司さんの
『アンと青春』



アンちゃんがデパ地下の和菓子店「みつ屋」で働き始めて八ヶ月。
販売の仕事には慣れてきたけど、
和菓子についてはまだまだ知らないことばかりだ。
でも、だからこそ学べることもたくさんある。
みつ屋の個性的な仲間に囲まれながら、
つまずいたり悩んだりの成長の日々は続きます。
今回もふんだんのあんことたっぷりの謎をご用意。
待ちに待ったシリーズ第二弾!


坂木司さんの小説は、本当に好きだな
安心して読めるんだよ ホッとするんだよ
それは、出てくる人たちが正直で善人だからなんだな
このシリーズは、まして美味しそうなんだなぁ
豆大福が無性に食べたくなる小説

中村文則さんの
『その先の道に消える』



アパートの一室で見つかったある 緊縛師 の死体。
重要な参考人・桐田麻衣子は、
刑事・富樫が惹かれている女性だった。
絡まりあう 謎 と 嘘 。
この世界を生きる意味──。
世界で絶賛される中村文学の到達点。


中村文則さんの小説は好きなんだけど、
読むのには覚悟がいる事をすっかり忘れていた
久しぶりに読んだからね
案の定、読み終わって、ずっしり重い気持ちになったんだけど
なんかね、こういう小説を読む時間も大切なんだな

稲垣えみ子さんの
『寂しい生活』



アフロヘアの自由人が紡ぐ、『魂の退社』の続編。
笑って泣いて、心から納得!
生きる勇気がわく傑作エッセイ。


中村文則さんの小説を、仕事中のランチタイムで
読む気持ちにはどうにもなれず
なんとなく、前から気になっていたエッセイを読むことにした
稲垣えみ子さんのような生活が出来るとは思わないけど
まっすぐな気持ちや感覚は心地こいな

今週末は、天気の悪い土日だった
金曜日は、会社で歓迎会があり、ちょっと酔っ払って帰宅
でも、土曜日は朝早くから、母の用事を済ませてから
旬のシシャモを鵡川で食べられるということで
大雨にもめげずに、鵡川に行き、シシャモ寿司を生まれて初めて食べた
そして、今年とれたての生シシャモを買ってきたけど
シシャモは焼いて食べるのが好きだなぁ
そして、生シシャモは、柔らかくてすごく美味しいとわかった
この歳になっても、初めてのことはたくさん

今日は、ちょっと朝寝坊して10時位から走り始めたら
雨が降ってきて、だんだんとひどくなり、5kmで終了
雨が降ったからか、この頃になく早く走っていた

録画していたドラマとか見てから、
大好きなカフェで読書タイム





珈琲羊羹に生クリームをつけて食べるのは最高
のんびり珈琲を飲みながら
宮部みゆき全一冊を読み始めた
ほとんどの作品を読んでいるので、対談がとっても面白い
まだまだ数ページしか進んでいないけど
大切な本となること間違いなし

今週は、宮本輝さんの「流転の海」シリーズ
最終巻が刊行予定なので、なんだかドキドキする
楽しみだなぁ

夕方、足つぼマッサージをしてもらって
帰ろうと思ったら、ずっと閉まっていた1階に
セレクトショップが入っていて
思わず、入って、ちょっと可愛らしいアクセサリーを買ってしまった
ちょっと早いけど、自分へのお誕生日プレゼントかな

紅葉Jog

2018-10-21 20:32:17 | 走ること
昨日から、ゆっくりでも、
紅葉の季節の陽だまりロード、エルフェンロードを
走りたいなと思っていたので
今日は、8時過ぎにはたまゆら厚別に車を止めて
重い体を押して 走り始めたのだ



厚別区の陽だまりロードの走り始めは
かなりきつくて、学習の森までは頑張ろうと決める





紅葉の樹々のトンネルを走っているうちに
気持ちよくなってきて、
ゆっくりでもやっぱり自転車の駅まではと思い直す





上りは辛かったけど、無理せずゆっくり
たまに歩いたりとかもしながら、美しい紅葉に癒される



ランナーよりもサイクリングの方の方が多かった今日
たった13kmちょっとだったけど、
景色をこんなに楽しめることが出来る趣味があってよかった
これからも、走り続けよう



秋いろいろと本のこと

2018-10-20 22:05:42 | 旅に出たい
すっかり秋も深まり、雪虫を見かけるこの頃
でも、ちょっと紅葉は例年より遅いのかな

先週の土曜日、長沼で営業している晴れの日

今年の営業がもう少しで終わってしまうので、母を誘って行ってきた



チキンキーマとなすチーズカレー
美味しかった 大満足
席を取っておいて頂いたので座れたけど
小さな店内で、ずっとびっちりのお客様
サイクリングのチームの方々はテラスで食べていた
今年も、いただけてよかった

食べ終わって、少し買い物したりしてから
母をながぬま温泉において、ちょっとだけJog



長沼の空は広くて気持ちいい

次の日は室蘭で、白鳥大橋ハーフマラソン
朝4時に家を出て、S嬢と一緒に車で向かう
6時半前に室蘭について、寒くてびっくり
二人とも7kmにエントリーしていたので、
スタート地点までバスで連れて行ってもらい8:30スタート
白鳥大橋のたもとからのスタートなので、なだらかな上り
たくさんのランナーが橋からの景色をバシバシ写真を撮っていた
わたしは、いつも車で通る橋を走って渡れることが嬉しくて
相変わらず、前のようには走れなく重い体だけど
なんとかゴール地点の入江公園陸上競技場についたら
ハーフを走るtonyさんが出迎えてくれた
9:30スタートのために並んでいるハーフの方々の前を走りゴール
その後は、ハーフの方々のスタートを見てtonyさん、ブッチちゃんに声をかけて
あっという間に今年最後のレースは終了
まだ10時前だよ。。。

ということで、S嬢と洞爺湖に向かった
洞爺いこいの家に向かう道はナビ任せだったのだけど
洞爺湖沿いの細い道で、対向車が来るたびにわわわ〜と動揺
たどり着いたいこいの家は、午前中だったこともあるのだろうけど、
空いていて、小さいけど清潔なお風呂で
何といってもお風呂から見える景色が気持ちい



並びの休憩室からの景色
お風呂上がりで、ちょうどお昼になったので
Googleマップさんに、ランチの場所を聞いたら
いこいの家のすぐ近くに茶洞庵という見たことのある外観のカフェがあった
本当にすぐ近くで、ここもまた見晴らしがいい



ランチはナポリタンとカレーだったので、ナポリタンに



食後のコーヒーは、kamome coffe



苦味の強い、好みのコーヒーだった
マスターや娘さん?なのかな お二人と話をしたら
10月いっぱいで店を閉めて、来年はGW頃から営業するらしい
洞爺湖は、冬は閉店するお店が多いんだって
娘さんから教えてもらった雑貨屋さんに向かうことにする



洞爺いろは屋という小さな雑貨屋さん
多分、店主さんがいいと思う品をこだわりを持って置いている感じ
可愛い、感じのいい店主さんで、可愛い息子さん二人も一緒に店番
帰りは手を振ってお見送りしてくれて、また行きたいなと思うお店だった

さて、まだ3時前、ゆっくり帰りますかと帰路は中山峠超えをすることに
しかししかし、紅葉の季節、中山峠を越えてからすごい渋滞
笑っちゃうくらいの渋滞。止まっている時間が長いので写真を撮ることも可能



豊平峡ダムからの道と交差するところで渋滞していたようで
定山渓温泉を越えてからはスムーズに動いたけど
家に着いたのは6時半過ぎ。すっかり真っ暗な夜
でも、楽しい1日だったなぁ



白鳥大橋マラソンの参加賞Tシャツはボルタくん
いいデザインだよね

今週もちょっと仕事はハードだったけど
水曜日に朝Jog



北大の銀杏並木はまだまだだけど、少しずつ紅葉は進んでいる
朝はピリッと冷たい空気で、走るのには気持ちが良くて
この季節のJogは好きだなぁ

本のこと

さくらももこさんの本がこの頃本屋さんにたくさん並んでいる
ちびまる子ちゃんは、好きだけど、本は読んだことがなかったので
エッセイを1冊購入して読んで見た



『さくらえび』
家族や日常のことだったら、その爆笑度並ぶものなし! 
ももこが編集長として、取材・文章・漫画すべてを一人でやっちゃった
、2000年記念の奇跡の面白雑誌『富士山』(全4号)からの選りすぐりに、
2002年発行の5号から「植田さんの深まるくだらない願望」
「必見!! おならレポート」(笑い死にご注意!)の2本、『富士山』未収録分7本も加えた、
大満足のエッセイ集。父ヒロシも息子も全開だよ!


さくらももこさんの考え方が、いいなぁと思いながら
わたしも大満足のエッセイ集だったよ

三上延さんの
『ビブリア古書道の事件手帖』〜扉こと不思議な客人たち〜



ある夫婦が営む古書店がある。
鎌倉の片隅にひっそりと佇む「ビブリア古書堂」。
その店主は古本屋のイメージに合わない、きれいな女性だ。
そしてその傍らには、女店主にそっくりな少女の姿があった--。
女店主は少女へ、静かに語り聞かせる。
一冊の古書から紐解かれる不思議な客人たちの話を。
古い本に詰まっている、絆と秘密の物語を。
人から人へと受け継がれる本の記憶。その扉が今再び開かれる。


ビブリアは、新しい本が出たら読むという癖?

平野啓一郎さんの
『ある男』



弁護士の城戸は、かつての依頼者である里枝から、
「ある男」についての奇妙な相談を受ける。
宮崎に住んでいる里枝には、
2歳の次男を脳腫瘍で失って、夫と別れた過去があった。
長男を引き取って14年ぶりに故郷に戻ったあと、
「大祐」と再婚して、新しく生まれた女の子と4人で幸せな家庭を築いていた。
ある日突然、「大祐」は、事故で命を落とす。
悲しみにうちひしがれた一家に
「大祐」が全くの別人だったという衝撃の事実がもたらされる……。
里枝が頼れるのは、弁護士の城戸だけだった。

人はなぜ人を愛するのか。幼少期に深い傷を背負っても、人は愛にたどりつけるのか。
「大祐」の人生を探るうちに、過去を変えて生きる男たちの姿が浮かびあがる。
人間存在の根源と、この世界の真実に触れる文学作品。


友人の勧めて読んだ本
過去からの束縛が、とても苦しいと感じ
読んでいて、死んでしまうということを深く考えた
静かに、静かに、読み終えて、涙が出た

平野啓一郎さんといえば、映画化が決定した
『マチネの終わりに』
『ある男』の余韻に浸りながらも再読をした
過去は変えられる、何度も出て来るこの言葉に
胸を熱くして、やはり涙を流して読了
2冊とも、大切な本になった

長くなってしまったブログ
最後まで読んでくださった方がいたら
ありがとうございました

余市味覚マラソンと本のこと

2018-10-07 19:35:06 | 走ること
今週末は北海道にも台風の上陸が予報されて
今日開催予定だったマラソン大会が軒並み中止になった
応援に行くはずだった札幌マラソン、大好きな別海パイロットマラソン
北見ハーフに苫小牧マラソンも。。。
とても残念だけど、主催者側も苦渋の選択だったのでしょう
北海道にも台風の被害が心配されるようになってしまったんだなぁ

実は、先週、余市味覚マラソンの10kmを走ってきた



いつもはJRで向かうのだけど、今回初めて車で向かう
駐車場の様子がわからず、家を5時半に出たら6時半に到着して
駐車場はガラガラで、すごく近い場所に駐車できちゃった
そして、JRの時は持ち帰りが大変だから買わなかったぶどうを箱買い



これで1200円とは、すっごく安いしめっちゃ美味しい



いつも購入するプラムも2つ買った
よこは参加賞の果物詰め合わせ(プラム食べちゃってから写した)

走りは、、、、ワースト記録更新も一応完走
はい、慌てずにコツコツと復帰するぞ
なんて思っていたのに、今週は仕事の忙しさと体調不良により
全然、走らない日々だったのだけど

今日は、夜中は風の音がしたのだけど、朝起きたら静かに雨が降り
お昼には雨が上がり、ちょっと風が強いという、比較的静かな日だった
傘をさして、2時間ほど散歩して、午後からは美味しい珈琲と読書
そうなの、アップしていない読了本がたくさんあるんだ。。。

中山千里さんの
『恩讐の鎮魂曲』、『追悼の夜想曲』とシリーズものを続けて読んで
『作家刑事 毒島』ですっかり飽きてしまって、
ちょっと中山ワールドから離れる
大好きな益田ミリさんのエッセイ
『痛い靴のはき方』を読んで、
久しぶりの群ようこさんの
『ネコと昼寝』を読んだら、あとがきに
『パンとスープとネコ日和』の映像化のことが書いてあって
Amazonプレミアムで、小林聡美さんの映画を観たのだ
WOWOWで4回連載されたドラマで、よかったなぁ
そのまま、AMAZONプレミアムでの視聴にはまってしまい
永作博美さんと佐々木希さん主演の
『さいはてにて 優しい香りと待ちながら』
小泉今日子さんと榎本明さん主演の
『センセイの鞄』
豊川悦司さん、薬師丸ひろ子さん主演
『今度は愛妻家』を続けて観た
この3作は、とってもとってもよかった

あ、映画館で映画も見たんだった
4回泣けると評判の『コーヒーが冷めないうちに』
これも、薬師丸ひろ子さんと松重豊さんが
もうすっごくよかったな。
ちなみに2回泣いた。。。。

小説の中でもとてもよかったは
南杏子さんの
『サイレント・ブレス』



誰もが避けては通れない、 愛する人の、 そして自分の「最期」について
静かな答えをくれる、 各紙誌で絶賛された現役医師のデビュー作。
2018年6月21日のNHK「ラジオ深夜便」にて紹介され、話題沸騰中!
大学病院の総合診療科から、「むさし訪問クリニック」への“左遷"を命じられた37歳の水戸倫子。
そこは、在宅で「最期」を迎える患者専門の訪問診療クリニックだった。
命を助けるために医師になった倫子は、そこで様々な患者と出会い、
治らない、死を待つだけの患者と向き合うことの無力感に苛まれる。
けれども、いくつもの死と、その死に秘められた切なすぎる“謎"を通して、
人生の最期の日々を穏やかに送れるよう手助けすることも、
大切な医療ではないかと気づいていく。
そして、脳梗塞の後遺症で、もう意志の疎通がはかれない父の最期について考え、
苦しみ、逡巡しながらも、大きな決断を下す。
その「時」を、倫子と母親は、どう迎えるのか?


ずっと気になっていた本だったのだけど
読む勇気が必要だった
読み終わって、人それぞれだろうけど
誰のことも真似ができるわけども同じ経験もないだろうけど
読んでよかったと静かな気持ちで思った

浅田次郎さんの蒼穹の昴シリーズ
『天子蒙塵4』



王道楽土を掲げる満洲でラストエンペラー・溥儀が再び皇帝の位に昇ろうとしている。
そんななか、新京憲兵隊大尉が女をさらって脱走する事件が発生。
二人の逃避行はパリへと向かう。一方、欧州から帰還した張学良は、
上海に繰り返し襲い来る刺客たちを返り討ちにしていた。
日本では東亜連盟を構想し後に「世界最終戦論」を説く石原莞爾が
関東軍内で突出した存在になりつつあり、
日中戦争突入を前に、日本と中国の思惑が複雑に絡み合う。
満洲に生きる道を見いだそうとする少年二人の運命は?
この世を統べる力を持つ龍玉にまつわる伝説は、
ついに最終章へ。『蒼穹の昴』シリーズ第5部、完結!


うーん、第6部もあるんだなと思いながら読了
わたしにとって、もう歴史本となっている
気になって仕方がないので、読み続けるけど。。。。

先週から、うちの中を少しリニューアル?
ベット脇の棚を新しくして、キッチン周りを整理して
明後日、届くリビングのちょっとした家具に
色々と整理しておいて終了 楽しみだなぁ