香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

颶風の王

2015-11-25 05:30:29 | 本のこと
川秋子さんの
『颶風の王』



三浦綾子文学賞受賞作品 
明治から平成にかけて馬と共に命をつないだ6世代の家族の物語

力が及ばぬ厳しい自然の中で
馬が、人が、懸命に生きている。

明治の世。 捨造は東北から新天地・北海道へ向かっていた。
道中、捨造は童女のように生きる母から預かった紙切れを開く。
それはいつもの、幼子が書いたようなものではなかった。
雪崩で馬と遭難しながらも、その馬を食べて生き延び、
腹の中の捨造の命を守りきった母の、壮絶な人生の記録だった。
北海道の大地で羊を飼い、乳牛を育てながら小説を書き続ける、
新人・河秋子が圧倒的なスケールでおくる三浦綾子文学賞受賞作


新聞の書評欄で読んで、興味を持ち
iBooksで無料の立ち読みをして
読みたいなと思って、とうとう読んだという感じ
明治の世から、平成のいまの時代まで
血のつながりが物語を動かしていく
捨造の人生が切なくて苦しかったけど
力をもらったような気持ちもある
読んでよかったな、と思う小説でした



昨日は、北海道全域で大雪
そんな日に、車で釧路まで移動でした
わたしは、結局運転しなかったのだけど
事務所を9時半に出て、
釧路のホテルについたのは19時すぎ
高速道路では、スリップして反対側を向いて
止まっている車を5台見ました
もちろん、片道走行で渋滞
そして、トマムではとうとう事故が原因で
高速道路をおろされてしまい、
狩勝峠を通って、十勝清水まで走るという…
急に雪が降って、雪道に慣れていなく
事故も相当多かったみたい
ぐったり疲れてしまいましたが
ちゃんと食べて飲んで
お風呂に入って寝たのですが、
なんだか眠れず、超早朝から起きております
寒いけど、走ってこようかな