香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

普通じゃない

2013-07-31 20:29:27 | 本のこと
原田マハさんの『普通じゃない』

mixi 350万アクセスを突破した初の連載小説
 超大手都市開発会社に入社、新たな一歩を踏み出したしいな(26歳・♀)
 しかし、社長から下される”普通じゃない!!”ミッションに彼女の運命は
 大きな転機をむかえて・・・。
 コミカル☆ジェットコースター☆サクセス☆ストーリー


図書館で借りたのだ、こんな本も出していたんだなぁって
読みやすい文章とテンポ、親しみやすいストーリー
でもね、あまりにもうまく行き過ぎでしょう、何もかも
あっという間に読めたというか、読み終わりたかった
不快感はないけれども、読むこともなかったなぁと
原田マハ作品のわりには、あまり好きになれなかったな

    

今日、FNS歌謡祭に大橋トリオが吾郎ちゃんとコラボで出ますよ~と
カナダ在住のお友だちに教えてもらったのです
でもね、去年の冬の同番組に、やっぱり大橋トリオが出るというので
テレビに出ている姿をあまりみないから、すっごく期待して
ずっとずっとテレビを真剣に見ていたのに
平井堅の後ろでピアノを弾いている姿がチラッと映っただけで
大橋トリオを知らない人には、平井堅の肩に乗っているオウムのぬいぐるみが
大橋トリオだと言われる始末 もう、がっかりだった
なので、いまは、一応テレビをつけて、チラ見している状態
期待しすぎると、裏切られたときのショック、大きいしね
さて、今回はどうなのかなぁ
斉藤和義さんも出演するし、タイムスケジュール公表してよ
と、大声で言いたい・・・聞きたくないものもあるし・・・さ

ねにもつタイプ

2013-07-28 19:39:26 | 本のこと
本日、2回目の投稿ですが、久しぶりに本のこと
岸本佐知子さんの『ねにもつタイプ』

 コアラの鼻の材質。郵便局での決闘。ちょんまげの起源。
 新たなるオリンピック競技の提案。「ホッホグルグル」の謎。
 パン屋さんとの文通。矢吹ジョーの口から出るものの正体。
 「猫マッサージ屋」開業の野望。バンドエイドとの正しい闘い方―。
 奇想、妄想たくましく、リズミカルな名文で綴るエッセイ集。
 読んでも一ミクロンの役にも立たず、
 教養もいっさい増えないこと請け合いです。


初めての岸本佐知子さんのエッセイ
ふふっ、ぷっ、へっ、と色々な笑い方をしながら読んでいました
子供の頃、妄想していた不思議な世界は
忘れちゃったのか、考えることをやめちゃったのか
いまはつまらないことばかり想像したりしてるのが
もう、いやになっちゃう
くだらない、あり得ないことが面白いんだよと思う
小学校の時の、ほろ苦い出来事なんか思い出しちゃったりもして
心地よい時間をもらえたエッセイ集でした

幌見峠ラベンダー園

2013-07-28 12:50:32 | 走ること
朝、起きたら曇り空でしたが、8時過ぎに走りに出ました
今日は、Facebookでお友だちが何人か行っていた
幌見峠のラベンダー園が見頃だということで、
山の上だということはわかっていましたが、行ってきました
いつも走っている藻岩山麓通りを円山公園を過ぎてから
盤渓の方に向かって道をそれた途端にすごい坂道
ほぼ歩いて登ってもきつかったです

細く曲がりくねった山道を結構、車が走っていたので
ひかれないように気をつけてたどり着いたラベンダー園入口


中に登って行くと、そう広くはないけれどラベンダーの紫といい香り
ラベンダー畑の中を歩いて上に登ってみると札幌の町が見えました

気持ちいい ヤッホー


しばらくお水を飲みながら休憩しました



   

その後、転がるように坂を下り、藻岩山麓通りに戻って
旭が丘の方まで行って、環状線まで降りて、豊平川まで走りました
豊平川沿いは、北海道マラソン練習会の人たちが向い側からたくさん走ってきて
みんな頑張ってるなぁと嬉しくなって走っていました
その後、創成川沿いを少し走って、北1条通りに出て
時計台、中央警察、北海道警察の前を
「佐々木譲さん道警シリーズラン」と勝手に名付けながら走りました
ジャスコ桑園まで、約20km、山道は歩きましたが、楽しく走りました~

午後からは、ゆっくりと読書したりする休日です

風立ちぬ

2013-07-25 22:49:26 | 映画のこと
レディースディの今日、『風立ちぬ』見てきました


横にいたお姉さまたち軍団は、
「寝ちゃったわ~」と言ってましたが
わたしは、泣きました 静かに、ぽろっと
大人のジブリという感じがしました
関東大震災、太平洋戦争、見るのがつらい時代ですが
なんだか、今の時代にも似ているようなやるせなさを感じます
そして菜穂子の結核・・・
愛する気持ちの強さと清さが、胸に痛かったです
二郎と菜穂子の初めてのキスシーンはドキドキ

「きれいな姿だけみせたかったのね」
「生きてね」
この言葉で、一気に涙があふれました
わたしは、いいなぁ 好きだなぁと思う映画です

西南の嵐

2013-07-23 21:25:25 | 本のこと
松井今朝子さんの『西南の嵐』

 熊本、秋月、萩、士族による乱が次々と起こる。
 銀座に棲むサムライ・久保田宗八郎は西から吹く嵐に
 男たちの絶望のにおいを嗅いだ。そして西南戦争が勃発。
 友たる市来巡査も複雑な心境を抱え出征してゆく。
 ご一新から9年、命の捨てどころを探し続けた宗八郎。
 ふたりの女からひたむきな愛を受け取り、悪鬼羅刹の如き
 宿敵との対決に赴く。傑作の誉れ高き三部作、熱涙溢れる完結篇。


銀座開化おもかげ草紙シリーズ完結篇です
前の2冊と少し開いてしまったせいか、なかなか入り込めないまま
いつの間にか読み終わってしまいました
今までおなじみの人たちが死んでしまったりして切ないのだけど
幕末の苦難を抱えたままの宗八郎の気持ちが、この1冊では
ちょっと理解できず、前作2冊を再読してから読めば良かったと反省です

朝日新聞でいま連載されている
宮部みゆきさんの『荒神』、面白くなってきました
最初のころは、場面の変わり方や、
出てくる人の多さが頭に入らなかったのですが
少しづつ慣れてきて、毎日の楽しみになっています

今日、その『荒神』の上に載っていた記事が
あまちゃんのこと
つんく♂、岡室美奈子さん、湯川れい子さん、山崎亮さんそれぞれの
あまちゃんへの思いや考えが、面白かったです
その横の文化欄は、芥川賞・直木賞について
今回は、芥川賞に東日本大震災を正面からテーマにした
いとうせいこうさんの「想像ラジオ』が候補になったことで
審査員の島田雅彦さんが
「(震災を)直接扱うことをためらう作家も多い中で、
 死者を扱い、そしりを恐れず書いた」
「文学は、別の方法で死を受け入れてきたのではないか。
 鎮魂は普遍的テーマ。太平洋戦争後、多くの作家が煩悶を
 続けてきた。大量の死をどう引き受け、死者をどう見送れば
 いいのか。やすやすとは(作品に)できない」の言葉が心に残りました
わたしは、正直、「想像ラジオ」が何故芥川賞?とびっくりしましたが・・・

この前、フラフラとユニクロに行って見つけた
大好きなウッドストックのTシャツ

ウッドストックだけのってなかなか無いので
すぐに買いました 790円だったしね
可愛いでしょ

モエレ沼おしゃべりラン

2013-07-21 17:27:15 | 走ること
去年の餃子ランで知り合って、仲良くして頂いているTakaoさんが、
息子さんの用事で札幌に来て、待ち時間があるので
一緒に走りませんかとのお誘いを頂いて行ってきました モエレ沼公園
(去年の餃子ランの記事は → こちら

自転車で地下鉄麻生駅近くまで行って、そこからTakaoさんの車に便乗
乗ってすぐ、「お久しぶり~」とおしゃべりが始まり
ハッと気づいたら、モエレ沼への道を通り越して275号線
もうっと笑いながら、モエレ沼公園へ

曇りの予報がすっかり外れて、晴れていましたが
モエレ沼公園についたら、風があってそんなに暑くない感じ
さて、まずは走りますかと外回り約4kmをおしゃべりしながら
Takaoさんの「噴水が見たいの」というリクエストで、今度は公園の中心へ


涼しげで気持ちいい
ちゃんと、高くも噴水は上がっていましたよ

またおしゃべりしながら、今度は写真も撮ったりして楽しくラン




最後は小さな方の山に走って登ったら景色がすごかった


時間切れで12kmくらいしか走れなかったけど
きれいだし、走りやすいし、また行きたいなぁ
自転車で行くにはちょっと遠いので、
今回はTakaoさんが誘ってくれて、本当にうれしかったです
お昼を食べて、お別れして、また自転車で帰って来て
知らない間に、30分くらい寝落ちしておりましたわ
あと少しの休日、静かに本を読んで過ごしまする

カルチャーナイト

2013-07-19 21:35:09 | なんでもない話
今日は、札幌の近代美術館はカルチャーナイトで
夜9時までのオープンだったので
前売り券を持っていた『シャガール展』を見てきました

仕事終わりに、急いで自転車
多分、土日に行くより空いていたように思えました
着いた時はちょうど、ロビーでピアノコンサートをしていましたが
すぐさま、音声案内のイヤホンを借りて会場へ

最初は、オペラ座の天井画の下絵で
本当にラフな下絵は、子供の絵?と思えるくらい素朴な絵で
それが、ドンドンとシャガールの絵らしくなって
1/15の天井画は、見とれてしまいました
バレエの衣装のデッサンや、リトグラフ
そして、なんといってもステンドグラスの下絵と
本物と同じステンドグラスの美しさにため息
シャガールブルーはもちろん、色使いが暖かくきれいで
大きな油絵の前では、しばらく見とれていました
ガラス絵、彫刻、陶器と、想像以上の展示数だったので
そんなに混んでいない中をゆっくり見れたのはとても嬉しかったです
さっき、帰って来てすぐにHPを見て、思い出してにっこり
シャガールは、神様に愛されて長生きをした画家さんなのかなぁと思います

カルチャーナイトだったので、コレクションギャラリーの
パスキンの生きた時代も見てきました
パスキンの絵は見たことはあったのですが
こういう人だったのかと興味深く見て回りました
常設展示の中に、レオナール藤田のステンドグラスがあって
思いがけず、ちょっと得した気分
楽しい夜を過ごすことが出来ました~

月の恋人

2013-07-15 23:02:16 | 本のこと
道尾秀介さんの『月の恋人』

 不甲斐ない彼氏と理不尽な職場を捨て、ひとり旅に出た弥生は、
 滞在先の上海で葉月蓮(れんすけ)介と出会う。蓮介は、高級
 家具を扱うレゴリスの若き経営者として注目される存在だった。
 一方、この街に住むシュウメイは、美貌を買われ、レゴリスの
 CMモデルに選ばれるも、それをきっぱりと断っていた──。
 恋は前触れもなく、始まった。道尾秀介があなたに贈る、
 絆と再生のラブ・ストーリー。


とてつもなく駄目男に絵に描いたようにだまされた弥生
やはり、つらいことのあとにある出会いは意味があるのかな
今まで読んだ道尾さんの小説にしては、現実的というか
刹那感がないような気はしながらも、ストーリーの面白さに
どんどん惹かれて、読みやすい文章に乗せられて一気に読みました
映像としての線香花火は、想像するに幻想的で美しかった
あとがきを読んで知ったのは、この小説は
フジテレビの月9の原作として書かれた小説だったのですね
実際は、ドラマとは登場人物も内容もかなり違ったものになったようですが
ドラマのストーリーとしてテレビ局から様々な希望、制約があったので
いつも「映像化できないこと」を前提に小説を書いていた道尾さんにとって
初体験ながら楽しめたということでした
道尾秀介さんは、わたしにとって、
いつもいつも違う面を見せてくれる作家さんだなぁ

    

フラフラと地下街を歩いていたら、
オーロラタウンの催事コーナーで可愛い子を見つけてしまいました

ジンギスカンのジンくん
「北海道でジンギスカンを食べた方々に、
思い出とともに笑いを落ち帰ってほしい。」そうです
HPは →こちら
わたしは知らなかったのですが、かわゆす

日差しの強い中、外をフラフラと歩いたり

お好み焼きを食べたり、ビールを飲んだり、
日陰を選んで、またフラフラ歩いたり

狸小路は、なんだかお祭りのような感じでしたが
選挙カーが、かなりの音量で何台も走る中
ひとり、歩いて廻っている候補者の方がいて
ちょっと応援していた人だったので、会えて嬉しかったな

泣き童子

2013-07-14 17:52:56 | 本のこと
宮部みゆきさんの『泣き童子』

不思議で切ない「三島屋」シリーズ、待望の第3巻
 江戸は神田。叔父の三島屋へ行儀見習いとして身を寄せるおちかは、
 叔父の提案で百物語を聞き集めるが。人気時代小説、待望の第3巻。


おなじみの「三島屋」シリーズで、おなじみの人たちと
新たな不思議なお話、過去を持つ人々が出てくる江戸物語
安心して読める、楽しめる、大好きなシリーズです
最初は、悩み苦しみつらい思いばかりだったおちかが
明るくなり、周りを見る目をもち、どんどん大人になっていて
この物語、ずっと続いて欲しいな
そして、おちかには幸せになってほしいなと
親戚のおばさんのような気持ちになっています

宮下奈都さんの『太陽のパスタ、豆のスープ』

 人生は自分の気持ち一つで変わるんだ!
 結婚式直前に婚約を解消された明日羽(あすわ)。傷心の彼女に
 叔母のロッカさんが提案したのは“やりたいことリスト”の作成だった。
 自分の気持ちに正直に生きたいと願う全ての女性に贈る感動の物語。


一方的に婚約破棄をされて、目の前が真っ暗になるあすわだけど
つらいことがあるから、わかることってたくさんある
人との出会いも、想像もしなかったこととの出会いもある
ピンチはチャンス、気は持ちよう、明日は必ず来る
当たり前のようなことで、当たり前じゃない
過ぎてしまえば、つらかったことがラッキーだったと思える人生でありたい
そう思いながら、でも、まあ、ちょっと、、、うん

    

金曜日の夜は、ずっと勤めていた事務所の上司の還暦祝いに呼んでもらって
久しぶりの面々と楽しい時間を過ごしました。
そんなに飲んだつもりはなかったのですが
昨日、11時くらいから走りはじめたら、足が重い
天気もよくて気温も高かったせいもあるかな
夜には、下を向いたら頭がガンガンしてしまって
しばらく寝たり起きたり、静かにしていました
今日は、夕方になってそんなに気温も高くなかったので
思いきって走りに出たら、
いつも通りに走れたので、やっぱり暑さに弱いのかなぁ・・・
北大の中をいつもと違う道を走ったら、
久しぶりにポプラ並木の前に出ました

何年か前の台風で被害を受けたポプラ並木もだいぶ大きく育ちました

なんとなく

2013-07-10 22:24:02 | なんでもない話
落ち着かないこの頃
本も読んでいるのですが、2冊平行して読むというパターンで
なかなか、両方とも、読み終わりません
仕事は、忙しかったり、ふと終わってしまったり
しかし、貧乏暇なし?(先輩、すいません)儲かりません
そんな中、先週と今週、仕事で登別・室蘭と、倶知安・ニセコに行ってきました
2日とも、あまり天気がよくなったのですが
7月に入って、北海道も暑くなってきて、ムシムシ


道の駅 みたら室蘭から見た室蘭港


白鳥大橋

朝、登別へ行って、その後、室蘭の胆振振興局へ行って
お昼食べて、父の墓参りして、登別に行って
また室蘭に戻って、ずっと曇っていたのが
この辺りだけ晴れていたのですよね
札幌は、すごく暑くて晴れていたのですが
苫小牧を過ぎると、天気も気温もがらっと変わりました


旧室蘭駅
小さい頃、この駅から札幌行きの汽車にひとりで乗るのを
祖父母が見送ってくれたこと、忘れられない思い出です

今日は、倶知安・ニセコに行ったのですが、ずっと曇り空で
羊蹄山もアンヌプリも曇って良く見えませんでした


アンヌプリ・ヴィレッジをちゃんと見に来たのは初めて


至る所のじゃがいも畑の花が満開でした

帰りころになって、やっと晴れてきて
赤井川村の方を通って、休憩のために寄った毛無山展望所

小樽の海と空がとてもきれいでした

暑くなっても、1~2日おきには走っているのですが
今日の夜は、蒸し暑くて、汗がダラダラ、心臓バクバク
ちょっとつらいなぁと思った時、パッと目に入った夕焼け空

しばらく、見とれていました

さて、今日の夜はどちらの本を読もうかなぁ