香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

2014年

2014-12-30 19:39:23 | なんでもない話
2014年もあと少し
今年読んだ本を振り返ってみました

ブクログに登録して、このブログに載せた感想とともにまとめているので
1年間にどのくらい本を読んだのか、ひとめでわかりますが、
今年は120冊と、かなりの量を読んだなぁと、自分で驚きました
仕事も結構、忙しくしていたし、走ってもいたのですが
夜、眠れないことが多くて、そういう時に読んだのかな
今年も、いいな、好きだなと思った本はたくさんありますが
その中でも、特にという本を何冊かあげてみます

江國香織さんの 抱擁、あるいはライスに塩を
姫野カオルコさんの リアル・シンデレラ
朝井まかてさんの 恋歌(レンカ)
原田マハさんの 太陽の棘
北村薫さんの 八月の六日間
宮部みゆきさんとこうの史代さんの 「荒神」と「荒神絵巻」
米澤穂信さんの 満願

そして、一番心に残ったのが
木内昇さんの 櫛挽道守

それぞれの本のタイトルをクリックすると
以前のブログの記事が出るようにしています(多分)

『櫛挽道守』は、貧しい幕末の時代の話ですが
静かに耐えること、人の心の機微、読んでいる最中も
ずっと心が震えるような感を受けていたのですが
読後感が、清々しくて大好きな小説です

来年もたくさんの素晴らしい本と出会う時間を大切にしていきます



そして、今年も走りました
伊達10km、千歳ハーフ、北広島15km、
森林公園10km、余市味覚マラソン10km
神戸マラソン… 
そして、来年3月に横浜マラソン
今月は、天候も良くないのと、
神戸が終わってちょっと気がぬけてしまって
少しサボり気味でしたが、
年末の休暇に入ってから少しずつ走って
やっと100km走れたので、
1、2月と頑張らないとねとまず来年の目標

仕事のことは、ここには書かないのですが
来年は、少し視点を変えて頑張ってみたいな

君がいる時はいつも雨

2014-12-30 00:52:09 | 本のこと
山田悠介さんの
『君がいる時はいつも雨』



孝広は幼いころに事故で両親を亡くし、
叔父夫婦のもとに身を寄せている。
夏休みが始まり、寂しさを紛らわせようと
大好きな野球に打ち込むのだが、
そこへ謎の男の子が現れた。
必ず雨とともに姿を見せる彼は
いったい何者なのか?
そしてやってきた本当の目的は?
やんちゃな性格に振り回されながらも、
孝広は少しずつ変わってゆくのだが…。
出会うはずのなかった2人の
切ない夏休みが始まる。


3時間ほどで読めてしまう
面白いけど、2時間ドラマみたいだな
切ないけど、結末はわかっていたかな
ちょっとファンタジーだね
同じく山田さんの「その時までサヨナラ」
読んだときは、ドラマが先だったけど
読後感は一緒で、ホッと温かい感じでした

さて、寝るかな