香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

林の中の家

2011-07-15 23:35:34 | 本のこと
仁木悦子さんの
『林の中の家』仁木兄妹の事件簿

 シャボテン・マニアの豪邸で留守を預かることに
 なった仁木兄妹。深夜の電話で呼び出された二人
 は、有名劇作家の自宅で起きた殺人事件に巻き込
 まれーー。緻密に張り巡らされた伏線と鮮やかな
 推理、マイペースな植物学者の兄と、好奇心旺盛
 な妹の凸凹コンビが醸しだすユーモラスな雰囲気
 が、絶妙にブレンドされた傑作長編ミステリ。
 著者自らが本作を語った「悠久のむかしのはなし」
 も特別収録し、待望の復刊


仁木悦子さんという人を全然知らなくって
初めて読んだ本は、本屋さんでタイトルに惹かれた
『猫は知っていた』でした
あ、好きだなと思ったのだけど、その後巡り合えず
今回が2作目です
仁木悦子さんは大分前に亡くなられている方で
この作品もわたしが生まれる前の作品と知って
びっくりするほど、違和感なく読んでいけます
物語の語り口や口調がちょっと昔風というのと
携帯電話が無い状態というのは仕方がないことで
ミステリーとしては、オーソドックスな感じはするけど
明るくて、安心して読んでいけました
今回の復刻版の表装、好きだな

今日は、満月ですね
朝はいつものように6時に起きたのだけど
ゆっくり本を読んだりしていたので
仕事から戻ってから、満月パワーをもらって
農試公園をぐるっと走ってきました
お昼休みは、涼しかったので散歩を40分くらい

紫陽花のきれいな季節ですね
そういえば、小学生の頃に当て字にこっていて
一番好きだった当て字が「紫陽花(アジサイ)」だったなぁ