映画鑑賞感想文

濫観っていうか、乱観っていうか・・・ポリシーないですけど(^^;

『砂と霧の家』

2011-06-21 15:20:04 | Weblog
2003年 米
監督:ヴァディム・パールマン
出演:ジェニファー・コネリー、ベン・キングズレー、フランシス・フィッシャー、ロン・エルダード、ショーレ・アグダシュルー、ナヴィ・ラワット、カルロス・ゴメス、キム・ディケンズ、ジョナサン・アードー

夫に捨てられ自暴自棄になっていたキャシーは、税金を滞納し、父が残した海辺の家を差し押さえられる。強制退去の措置をうけて始めて、そんな事態になっていることを知ったキャシーが、あわてて弁護士に相談すると、差し押さえは手違いであることが判明するが、すでに家は競売にかけられ、イラクから亡命しアメリカで暮しているベラーニ大佐が購入し、彼らが家に引っ越してきてしまった。行政側は、ベラーニ大佐から購入金額と同額での買取を申し出るが、財産もプライドも失い、この家を足がかりに新しい人生を始めようとしている大佐は、それを拒否する。また、キャシーも、大佐が支払った金額を行政から受け取り、家を諦めることを拒否する。自分が大切にしていると信じるもののために、家を諦められない二人。果たして、この海辺の家は、誰のものになるのだろうか・・・

これも、感想、髄分前に書いたことがある気がするんだけど・・・見あたらないので、また書きます。前と全く違うことを書いてたら、ごめんなさいです(^^;。

とにかく、辛いなぁ~って思う展開ですね。お互い、譲れない理由があり・・・また、お互い、何かしら駄目なところを抱えており・・・どっちかにグンと肩入れして見られない作りになっているので、よけいに居心地悪くて、どうしたもんだかって思います。だから、後味どころか、最初から最後まで、ずっと苦いと感じる映画です。で、一瞬、救いが見えたたと思ったら・・・だから、ほんと後味最悪です。

で・・・結局、弾かれた方が、なぜ弾かれるのか・・・その理由というか、その現実が、何より苦いですね。根が深いっていうか・・・なかなか、取り払えない問題ですよね・・・。


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