映画鑑賞感想文

濫観っていうか、乱観っていうか・・・ポリシーないですけど(^^;

『香港国際警察(新警察故事)』'04 香港

2006-10-09 13:20:29 | Weblog
【スタッフ】
製作総指揮:成龍(ジャッキー・チェン)、楊受成(アルバート・イエン)、陳自強(ウィーリー・チャン)、ヤン・ブー・チン
製作:ウィーリー・チャン、ソロン・ソー、バービー・タン
製作・監督:陳木勝(ベニー・チャン)
脚本:アラン・ユン
【キャスト】
成龍(ジャッキー・チェン)
謝霆鋒(ニコラス・ツェー)
呉彦祖(ダニエル・ウー)
楊采妮(チャリー・ヤン)
蔡卓妍(シャーリーン・チョイ)
【ストーリー】
アジア銀行を襲った強盗団は、わざと銀行員に警察への通報させ、駆けつけた警察官たちを撃ち殺していった。香港警察は、警察の威信にかけても、この犯人たちを捕まえなければならない。そこで、香港警察のホープであるチャンが、精鋭の部下を従え、彼らのアジトに踏み込んだ。が、犯人たちは、通常の犯罪者とは趣を異にしていた。犯罪をゲームとして楽しんでいる彼らの罠に、チャンたちは、まんまとハメラレタのだ。目の前で、部下が一人、また一人と殺されていくのを、ただ手をこまねいて見ているしかなかった自分を許せないチャンは、ただ一人生き残ったものの、この事件の後、腑抜けたようになってしまった。しかも殺された部下の中には、チャンの婚約者、ホーイーの弟もいた。チャンは、ホーイーからも遠ざかり、生きる屍のように時を過ごしていた。
そんな時、チャンの前に、新たな部下として配属されたという巡査1667・シウホンが現れる。シウホンは、仕事だけではなく、プライベートな部分でも、なにかとチャンを鼓舞し、チャンに元気を取り戻させようとするのだが、チャンには、それが有難迷惑でしかない。それでも、シウホンに引っ張られて、動いているうちに、チャンは再び、あの強盗団と対決することになる。

【感想】
おお~・・・おぉぉぉ~・・ジャッキーっ!!いい転換じゃん!!

昨日地上波で放送してたので見たんですが・・・わたし、この映画、見てなかったんだ。2004年度作品か・・・なるほど、見てないはずだな(爆)。

けど・・・この流れは、すごく好いと、わたしは個人的に、ものすごく高く評価してます。なんていうかな・・・もちろん、完全にジャッキーが主演のジャッキー映画なんだけど・・・パートナー役のニコとか、悪役のヒコソ君とか、香港映画の未来を担う若手(もう中堅の貫禄だね(^^))を、ものすごく大切に活かしてくれている。その気遣いが、ヒシヒシヒシと感じられるもの。

香港映画界の未来という大きな視点でもって、自分よりも若手を、よりよく見せようとしてくれているジャッキーの姿勢が、むしろジャッキー自身を、すごく引き立てる結果になったと思う。ジャッキーは、容姿的にも、肉体酷使のアクションスターさんとしても、歳をとるごとに苦しくなるだろうなと思っていたけど・・・この映画では「素敵な歳の取り方」を見せてもらったな。応援はしてたけど、まさか、こんな風に転換していけるとは思ってなかった・・・・見くびっててゴメンなさい。

ヒコソ君は、とにかく綺麗な人なんで、綺麗を前面押しされた役が多くなりがちだけど・・・こういう悪役は好いねぇ。美貌が迫力になるもん(^^)。

ニコは、弟キャラが映える役者さんだから・・・こういう、年上のシッカリした人と組むと、引き立ててもらえるよね。だんだん、自分が周りを引き立ててあげないといけなくなるポジションの人だけど、もう少し、こういう位置で、自力を蓄えて欲しいな。

チャーリー・・・ものすごく久しぶり!! わたしが、勝手に久しぶりなのかな(爆)。けど・・・よかったよぉ~・・・チャーリーで、わたしは二度泣いたもん(^^)。

で、最後に、ちょこっとニコのパパ役・・・あはははは、いいキャスティンクだね(^^)。

余談ですが・・・ジャッキーの役の名前・・・そうだったんだ・・・なんか・・・ふむ・・・ね(^^;。
コメント
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