気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

クサギの実 瑠璃色の宝石

2023年10月01日 | 花や昆虫 2023~

クサギ(臭木)は葉を摘んで揉むと独特の匂いがすることから名付けられたと言われています。

果実が熟すとピンク色の萼(ガク)が星形に開いて瑠璃色の宝石のような実が目立ちます。

どうやら野鳥に好まれるらしく、人通りの少ない場所に実ると次々になくなってしまいます。
実際に鳥が食べる所は見たことがないのですが、ざっと調べてみると、
カラス、キジバト、シジュウカラ、、メジロ、ヤマガラ、ジョウビタキ、ツグミ、ヒヨドリ、ムクドリ・・・
予想以上に多くの種類の鳥が食べている画像が閲覧できました。







花期は過ぎていましたが、日陰の枝に白い花が咲き残っているのを見つけました。
白くて可憐な花は淡く甘い香りがします。
「臭木」という名前とは不釣り合いな芳香は、ユリやジャスミンにも例えられます。





ツルボ (蔓穂)

 ツルボも花の盛りを過ぎて、種が実り始めていました。


ミズヒキ(水引)

 お正月飾りや祝儀袋などに使う「水引」に似ているのが名前の由来。
 赤いのはつぼみ、そういえば、花が咲いたところはまだ撮影できていません。



エノコログサ(狗尾草)

通称・猫じゃらし、子どもの頃は、実際に、この草を摘んで近所のネコに向けて遊びました。



今日は、涼しくて、日中でもエアコンなしで過ごせています。
何カ月ぶりでしょう。やっぱり10月になると、空気も秋らしくなりますね。
いつも当ブログを閲覧してくださってありがとうございます。


コメント (4)
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ノビタキとコスモス

2023年10月01日 | つきあかり

気がつけば今日から10月! 秋本番ですね。
今回紹介するのはノビタキ(野鶲)スズメくらいの大きさの小鳥です。
夏鳥として渡って来て、信州などの高原で繁殖。
ちょうどいまごろ、秋の渡りを前に、国内を移動します。



5年くらい前、街はずれのコスモス畑で一人旅のノビタキに会いました。


虫を捕るのに夢中だったのか、すぐ横のスプリンクラーに止まったのでびっくり!
「動きの鈍いニンゲンだから、危険なし」と判断されたのかしら??(◎_◎;)
おかげで、良い写真がたくさん撮れました。




続いて二年ほど前に、郊外の農地で出会ったノビタキ
たぶん顔が黒っぽいので雄♂ (↑ 上の3枚の写真は雌♀と思われます)


徒歩で撮影していたのですが、このノビタキも近かった~!
実は、チョウゲンボウというタカ(猛禽類)の一種が、飛び回っていたので私を盾にしているのでした。
天敵除けの用心棒というところでしょうか。代わりに写真を撮らせてもらいました。




秋の花と言えば、やっぱりコスモス~秋桜











コスモスは茎が細くて、わずかな風にも揺れるので、風のある日には撮影しにくい花です。
こうしてゆらゆら揺れることで風雨にさらされても茎が折れにくくなっているそうです。
一見、か弱そうに見えますが、しなやかな強さを秘めている花なのですね。



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