Rolling 55

「転がる石は苔生さず」いつまでも、いつまでも転がり続け・・・
お池にハマって、さぁ大変!  by belage

ご無沙汰でした

2012年01月23日 05時20分47秒 | 日記

ここ数日ご無沙汰でした。


突然、PCがネットに接続出来なくなり、原因究明に時間を要しました。
我が家は光回線+無線LANのシステムなんですけど、PCの故障か、
プロバイダー貸与のルーターの故障か、はたまた自分で取り付けた
無線ルーターの故障か、それの原因究明に躍起となっていた数日
でした。

結論はプロバイダー・ルーターのヴァージョン更新による不都合だと
わかって一安心。

電子機器の取り付けも色々メーカーが違うものを接続すると、故障の
場合、どこに原因があるのか調べるのに時間がかかります(涙)
これってある意味、中国で起こった新幹線事故の原因と共通点が
あったりして。あのお国の場合、その分野の最新技術を輪切りにして
発注、それを自分たちの好みで再構築して使用。問題はそれぞれの
技術の細部まで熟知している技術者が欠如している中、運行している
ものだから、ひとところで何か故障が起こった時に、どこにその原因が
あるのかを特定の上、的確な処置が早急に取れないというのが実相
ではないかとボクは思っています。

ま、ボクの場合は公共機関と違って、ボクの家庭が不便をかこつだけで
済みますが。

でも、益々ネットへの依存度が高まっている我が家も数日ではあり
ましたが、結構辛いものがありました。

ともあれ、ご心配戴き有難う御座います。今日からまた復帰です。
また宜しくお願いします(ぺこりん)

 

 

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スペイン紀行(97) マドリッド[7] 地下鉄「オペラ座駅」から

2012年01月19日 08時01分26秒 | スペイン紀行

朝早く地下鉄に乗って、「オペラ駅」へ。ここからマドリ市内を散策です。
駅を降りると(というか、エスカレーターを上がると)、目の前には
「王立劇場」の巨大な建物が。1850年の竣工で、建設期間はなんと
36年と言いますから、バルセロナのサグラダ・ファミリア同様にスペイン
人は意外と気が長いですね。

(19世紀の初頭の建物にしてはかなりモダン)

王様の趣味やら国威発揚という意味合いもあるんでしょうけど、日本で
こんなに建設期間をかけると言ったら、まず資金が集まらないし、政府
の公共施設としても国民は許してくれないでしょうね。

でも、どこかの国のように国威発揚だけで、新幹線でいきなりスピードを
競って事故を起こすことを考えると、こういうおおらかな考えでいいものを
造るというのはなんとも羨ましいです。

オペラ座の横を通り、ビル街を西に向かいます。未だ朝早いこともあり、勤め人も
観光客もまばら。首都の雑踏に慣れたボク等には却って新鮮です。

正面に見えるのはトレドからマドリへの首都移転以降歴代スペイン国王が住んで
いた王宮です。

王宮前はオリエンテ広場という大きな広場。日本だと皇居前広場くらいの面積
があります。広場の周囲はアパートメントが立ち並びますが、さぞかし高級住宅
なんでしょうね。

ここを訪れたのは今から30年前くらい。殆ど記憶に残っていませんが、
当時この広場の前が観光客でしょうか、やたら人が一杯で、恐れをなして
しまったことが印象的ではありました。

 

 

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遅い初詣:深大寺①

2012年01月18日 16時55分09秒 | ボクの散歩道

ちょっと遅めになりましたが、日頃お世話になっている深大寺に初詣。
昨年までは結構な人出でありましたが、この日だけでしょうか、参詣の人もまばら。
恐らく、毎日記録更新のこの寒さが影響しているのではないかしら。

境内の常香楼の立ち上るお線香のけぶりを通して本堂を見ています。

常香楼の屋根の軒先には鳳凰が。

その下には、これはバクでしょうか。香のけぶりで山門が霞んでいます。

本堂前には御神木の「むくじろ」の大木が。写真では見づらいのですけど、枝の先には
沢山の実が。今は黄色ですが、暫くするとこれが黒く。実は硬いことで知られ、お正月
につきものの羽子板の羽の先に使われています。

これも昨年の震災の影響でしょうか。若い参拝者が多かった。特に、カップルで
並んで参拝する姿が目を引きました。

こちらは本堂の左手にある大師堂。ご本尊の秘仏「元三慈恵大師」の像が納め
られています。ご開帳は25年に一度。次回は2034年ですって。ボクは前回の時、
これが最後のチャンスかと思いお参りを済ませています。

尚、江戸時代にては浅草寺に次ぐ古刹で、多くの参拝者を集めていましたが、その
当時の信仰の中心はこちらの大師堂にあったそうです。

 

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逆霜柱!?

2012年01月18日 08時01分33秒 | ボクの散歩道

ちょいと写りが悪くて恐縮です。

散歩道のとある畑。黒い土にもこもこと氷の柱が!
思わずぎょっとして。これって霜柱!??

昼下がりにもなってこの状態。如何に東京も例年に比べて寒いかということで
ありましょうが。まさかこんなにデカイ霜柱が立つなんて。それも日陰とは言え
部分的にとは!!

ちょっと冷静になって周りを見渡したら・・・

理由が分かりました。

この畑、自動のスプリンクーラーで水を出しているんです。もしかして栓を閉め忘れた、
はたまた凍結を恐れて水を出しっぱなしにしていたのかしら。

ボクの小さい頃は、冬場の霜柱はふつ~の冬の風景でした。今は土がないことも
あり、ここ数十年見たことがありません。また、今では信じられないかも知れませんが、
軒につららというのもふつ~の風景でありました。


今年は寒い寒いというけど、だからと言って霜柱もつららもありません。やはり日本
は温暖期にあるんでしょうね。

 

 

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スペイン紀行(96) マドリッド[6]  お肉屋さんで夕食②

2012年01月17日 16時50分47秒 | スペイン紀行

とことことお肉屋さんの階段を上がると、結構シックなレストランが。観光客が意外と少なく、
殆ど地元の人たちのようでした。家族連れが多かったような。

かなり大きなレストランですが、殆ど満杯状態。都合のよいことに丁度一席あいてくれて。

席についてワインとビールを頼んで・・・

最初はアスパラのサラダ。マドリは近郊のアランフェスで取れるアスパラが有名。
甘みが強くうまかったですよ。

そしてスペイン名物「イベリコ豚ハム

どんぐりを食べさせて育てるというこの豚ハム。噛めば噛むほど奥深い複雑な味が
口の中に広がっていくという、ちょっと他の外国にもない美味しいハムです。味が濃い
せいでしょうか、普通に頼むと必ずブロックを削ぎ切りして供されます。

考えてみると、マグロの上質なトロなんて厚切りより程よい薄さの方が舌に乗っけて
とろけていく感覚が味わえるのと同じ原理かな・・・

因みにハムの切り方はブロックの長手方向にナイフで薄切りにします。機械を絶対に
使いませんし、筋を垂直方向に刃を入れないのはきっと訳があるんでしょうね。

そうそう、海外に出てしゃぶしゃぶなんてよくやるのですけど、しゃぶしゃぶに使うような
薄切りって海外の方、まずできないのよね。大体、肉屋さんで頼むんですが、「切った肉
を手に持って、俺の顔が透けて見えるくらいに切ってくれ」というと、店員はびっくりして
必ず「このバカっ!」という顔しますよ(爆)
そんな表現でかなり、強く言わないと美味しいしゃぶしゃぶが食べられません(苦笑)

このイベリコハムの切り方はいいですねぇ。丁度しゃぶしゃぶにでもして食べたら旨い
んじゃないかなぞと、フォークで肉片を持ち上げるたびに思ったりして(笑)。

お次に頼んだのが、トマトベースのモツ煮込み。スペインもモツは結構沢山食べられて
います。にんにくベースでアクセントは多分パプリカの辛いやつが少し入っているかな。
するするとお腹の中に入っちゃった。

メインです。ボクの頼んだイベリコ豚のステーキ。うまいんですけど、はっきり言って
イベリコ豚はやはりハムの方が数段上手。それくらいハムがうまいっていうことでは
ありますが。

こちらは奥様が頼んだ牛のステーキ。アメリカで牛ステーキはボクは堅くて食べられませんが、
ヨーロッパは不思議と食べられる。肉が日本と同様柔らかい感じがします。多分、ハーブと
ワインの御蔭かなぁ・・・

 

ということで、夕食のハシコ。お陰で腹パンパンでホテルまでの道中がきつかったこと、言うまでも
ありませぬ(苦笑)

 

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ボクの散歩道:深大寺参道

2012年01月17日 07時47分43秒 | ボクの散歩道

今年の初散歩はいつもお世話になっている深大寺へ。
参道の坂道です。道路との境界柵の影の曲がりが面白くて。

反対側にはこんな石垣が。これが深大寺城の遺構の石垣です。


この深大寺城の成立ははっきりしないのですけど、原型は15世紀と言われています。
その後16世紀に北条氏の相模進出に対抗して扇谷上杉氏が防衛最前線として
この城を補強して現在につながっているようです。

扇谷上杉家と北条家の戦いは1537年多摩川を挟んで一大決戦の時を迎えますが、
北条家は深大寺城をやり過ごし、上杉の川越城を直接攻め落とし上杉勢を駆逐。
その後関東は北条家の勢力下となり、深大寺城の戦略的価値が低下、現在では
当時の堀の一部であった湿地帯の「神代自然植物園」の高台の一部にその城郭跡が
認められるだけとなっています。

 

 

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スペイン紀行(95) マドリッド[5]  お肉屋さんで夕食①

2012年01月16日 16時52分49秒 | スペイン紀行

夕食のハシゴの続きです(笑)


マッシュルームだけではボク等夫婦の腹を満たすことは困難。ドカンとガッツリ食べねば
いけないということで、昼間の散歩で目を付けていたお肉屋さんへ。プエルタ・デル・ソル
から大通りに面して数分のところ。

場所柄もあるのでしょうけど、何回か今回の滞在中にこの前を通っていますが、いつも
何時でも超満員の人気店でありました。

入口の上部に飾られているのは、勿論スペイン名物の豚ハムのブロックです。

店内でも至るところにぎっしりと吊り下げられて。これってひとつ5,6KGはあると思う
のですけど、間違って落ちてきたら・・・
日本でも最近スペインのハムは結構人気が出てきたようですけど、かなりお高い。
え~と、現地で買うとこれ一本2~4万円くらいかな(勿論高いのはもっとしますが)。

ざっと見積もって、このお店だけでも数百万円以上がぶら下がってるわ(爆)

店内の食肉売り場です。不思議なのは、買い物客は圧倒的に男性が多いこと。
スペイン人はボクと似て食いしん坊が多いのかも。食材は自分で選んで、料理は
奥様にというスタイルかな(最後が我が家と違いますが 涙)

 

お店の中央はこんな感じで、いわばBAR(バル)スタイル。ワインやらビールを立ち飲み
しながら、TAPAS(タパス:小皿料理)をつまむ。タパスは勿論、このお店で売っている
様々な種類のお肉。

皆さんカウンターからはみ出してわいわいがやがや飲んで食ってましたよ。

考えてみるとこのスタイルは日本で言えば江戸時代の寿司屋かな。江戸前鮨は当時
立ち喰いであったそうな。現代で言えば吉野家をはじめとする牛丼屋さんのイメージ
かしら。

面白いのは、立ち飲みカウンターの上が吹き抜けの中二階になっていて、ここがちょっと
高級なレストランなのです。下のざわめきが聞こえるから高級とは言い難いですけど(笑)
ま、スペインらしくて、こういう演出はボクは好きではあります。

ということで、ボク等は階段を上がって・・・(続く)

 

 

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東京探訪記:日本橋高島屋での新年

2012年01月16日 07時45分18秒 | 東京探訪記

新春の雰囲気を味わいたくて、ふらりと日本橋の高島屋さんに。例によって
特に買うものはないのですけど、ちょっと物入りがありそうなので、その下見に。

あれ、こんなお嬢さんがにこやかにボク等を出迎えてくれて。このマスコット・
ガールっていつ頃からでしょうか。それくらい、こちらには来ていないということ
なのかなぁ。

最近は新宿に行くことが多くて、日本橋まで脚を伸ばすことが少なくなりました。

一階のショーウインドーには干支の辰を象った巨大な龍が。これは結構迫力ありました。

ロビーに飾られたお召し物。とてもじゃありませんが手がでませんけど、
なんやらこれを見ているだけで妙に晴がましくなるから不思議。目の保養
で十分です。
奥様が今年からタンスの肥やしになっている着物を着ようかしら、なんて
殊勝な言葉を。

最近は着物ガールがブームだとか。やはり日本の着物は素敵です。

 

 

 

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スペイン紀行(94) マドリッド[4] 夕食 1st Round

2012年01月15日 16時47分28秒 | スペイン紀行

マヨール広場の近くのレストランを物色すること数十分。漸く面倒くさくなって
適当なお店にはいったのがこちら。

Meson Del Chamel(チャメルさんの居酒屋、かな)という多分屋号が壁に。
まるでカタコンベみたいなレストランです(日本の旅行ガイドに必ず出てくる有名
なお店なのでご興味ある方は探してください)

壁のステンドグラスはマヨール広場のようでありますが。

ここで、このセーターを着たおじさんを見て、びっくり!入って席についても全く奥様も
気づかなかったのですが、一昨年このレストランに入っていました。そしてこのおじさん
はエレクトーン奏者なのですが、酔いに任せて意気投合。さんざん演奏させて、お陰で
チップもふんだんに弾むことに(苦笑)

それにしても偶然数軒物色して何気に入った店が再訪であったとは。店構えとか雰囲気
とかがボクの感性とハーモナイズするものがあったんでしょうね。そういう意味で、お店って
外観も大事だな、なんて自分の記憶力のなさを正当化したりして(苦笑)

この日は日本人観光客が半分くらいいて。皆さん、何故か日本の歌曲をリクエストして。
おまけにアカペラで演歌を歌う人まで続出。完全に日本の居酒屋状態に(爆)

ここで頼んだのがこのお店の名物料理、マッシュルームのオイル焼き。ちょっと
日本ではお目にかかれないようなでっかいキノコ。爪楊枝が二本立ってますが、
これを片手でつまんで口に持っていくのですが、結構難しいんですよ。うまくやらぬ
とおっこっちゃう。オイルが服にでもかかったら大変。

肉厚のマッシュルームがこりこりして、にんにくの効いたオイルとトマトの酸味、
バジルの香りが渾然一体となって、うんめ~~のであります。

これでワインを二杯空けて、ふと気づいたことが。あれっ、確かこの店、つまみ
みたいのしかなくて、腹いっぱいになるまでおつまみ食べたらすげ~高い夕食
になっちまうって(笑)

で、エレクトーンのおっちゃんに気づかれないようにそっと店を出たボケ夫婦で
ありました(爆)

ということで、この日の夕食はハシゴをすることに。

 

スペインではこういうマッシュルームのように爪楊枝(Pinchos:ピンチョス)で刺したおつまみが
居酒屋(Bar:バル)で近年主流となってきています。
面白いのは今ではそういうことはなくなっているようですけど、かつては食べたあと爪楊枝の数を
自己申告して勘定を払っていた習慣もあったそうな。これって、日本の焼き鳥屋と同じじゃない
ですか。ボクの学生時代、確かにそういう店があったのを記憶していますよ。

もっと面白いのはスペインでも「ハシゴ」という日本のノンベェが泣いて喜びそうな言葉がちゃんと
あるんですねぇ。Txiteo(チキテオ)というのですけど。海外で「ハシゴ」なんていう言葉持つ国って
外にあるかしら?こんな言葉に出食わすとボクなんかとっても嬉しくなっちまう。

 

 

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フォト一句:蝋梅(ろうばい)

2012年01月15日 08時28分43秒 | フォト一句

今年初めてのフォト一句。
どうも昨年の3・11以来、句を作る気分になれませんでした。多分に
気持ちに余裕がなかった証左でありましょう。

昨年末から寒さにめげて、ヒッキー状態でありましたが(単に二日酔い
の連続であったという学説もありますが)、漸くこの寒気に触れて、
つるつるになっていた脳みそも急速瞬間冷凍、おおっ、シワが数本でき
たようでございまする。

散歩道で出会った蝋梅。

あのほのかな上品な匂いをかごうと鼻を近づけた瞬間、寒風がさっと
吹いて思わずくしゃみが出て、鼻水を慌ててティッシュで拭ったことは
内緒です(爆)

 

はい、ここで気を取り直して今年最初の一句をば。

 

唐梅(からうめ)の 香り残して 風渡り

(小林 無茶)

 

★「唐梅」とは蝋梅の別名です。韻を踏んでみました。

 

 

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ボクの散歩道:初散歩

2012年01月14日 10時43分48秒 | ボクの散歩道

寒い、寒いと縮こまってばかりではいけませぬ。
勇を鼓して、よっこらせと掛け声かけておコタから抜け出し
(やだねぇ、年取るといちいち声を出さないと動けないなんて 苦笑)

今年初めてのお散歩でございまする。

いつもの散歩道。年末に歩いた時には未だ武蔵野の雑木にも葉がついており
ましたが、年が明けてすっかり裸木になっちまって。

東京は既に降水量ゼロが1ヶ月続いています。これだけ乾燥していると鼻が乾いて
ワンコよろしく、どうも調子が宜しくありません。やらたくしゃみが。花粉症は幸いなる
かな、お蔭様で未経験でありますので、きっと誰かがどこかでボクの悪口を言って
いるんでしょう(笑)

ちょっと覚悟して厚着をして出てきたせいか、意外と歩き始めると暑いでございます。
結構汗をかきながら武蔵野台地の南端、「国分寺崖線(通称「ハケ」)を登ります。

冷たい空気が美味しいです。

深く深呼吸をすると、爽やかな冷気が腐ったプリンのようなシワのない脳味噌を
刺激して。


久しぶりに冬眠から目覚め、冬の青空が眩しいですわん。

 

 

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スペイン紀行(94) マドリッド[4]  マヨール広場② 「夜」

2012年01月13日 16時50分09秒 | スペイン紀行

昼間も結構混んでいるこの広場ですが、夜ともなるとこれまた大勢の人が。
この周辺には沢山のレストランがありますが、ヨーロッパの人は屋内より
屋外を好むようです。やはり開放感が優先されるのでしょうか。

こういう場所を歩くときは細心の注意が必要です。でも、ボクの見た限りではそういった
怪しい人は全くと言ってよいほど見当たりませんでした。これはちっと意外。

ご多分に漏れず、建物の一階部分はアーケードになっていますが、ここを歩く人は
意外と少ないです。皆、道路側を歩いて。道路のほとんどはレストランの延長に
なっていて、テーブルと椅子が置かれているので自動車も通りません。

夜10時過ぎのレストラン街。流石首都です。まだまだ人の流れは途切れそうも
ありません。

 

 

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祇園精舎の鐘の音 「平家物語」

2012年01月13日 07時52分45秒 | BOOK

NHKの大河ドラマ「平清盛」が始まったそうな。
最近ラジオに凝っているので、余りTVは見ないのでボクは未見でありますが、
なんやら第一回の放送を巡って「汚い」とかどこかの知事が発言して、ネット
で騒動が起きているようですけど。

最近のNHKの大河ドラマの脚本はシドニー・シェルダンの翻訳本の「超訳」
じゃないけど、奔放な手前勝手な(?)解釈が前の「龍馬伝」でも問題になり
ましたが(笑)

そんなニュースを見て、ふともう一度古典の「平家物語」を再読しようと。
今回はじっくり読んでみようということで、まずアマゾンに注文したのが写真の
本。

角川書店のビギナーズ・クラシックスと銘打たれた古典シリーズ(笑)。
でも、ビギナーと言って侮ることなかれ、です。

 

これ素晴らしいです。殆ど全ての漢字にルビが振ってあります。

 

例えば冒頭のあの有名な一節。

「沙羅双樹の花の色。盛者必衰の理をあらはす」とありますが、この「盛者」を
ボクはいままで「せいじゃ」と読んでおりましたが、「じょうしゃ」なんですね。
因みにこの言葉を大辞林で引いてみると「しょうじゃ」「じょうしゃ」「せいしゃ」と
あります。盛者必衰と書くと読みは「じょうしゃ」だけとなっておりました。

こういう基本的なことがわかって読んでいてとても楽しいのです。

そして原文を声を出して読みます。これがまたいいんだなぁ。特にこの平家物語
は七五調の文章で、痺れるほどの美文です。

まずはこの抄本で特訓してから原文版に挑戦。平氏から始めたから次は「源氏」、
源氏物語になるのかな(笑)

 

 

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スペイン紀行(93) マドリッド[3] マヨール広場①

2012年01月12日 07時46分23秒 | スペイン紀行

プエルタ・デル・ソル(太陽の門)の近くにある大きな広場、マヨール広場です。
沢山の人でいつも混み合っています。

大きさは129mx94mもあります。この広場の建設は1617年着工、完成が1619年。
その後火災により1854年に再建されました。
この規模は何かに似ていると思いましたが、そう古くはサッカー場、闘牛場としても
使われていたそうです。

主たる用途は伝統的に市場ですが、その昔は異端審問の火刑場でもありました。
(この写真はウイキからお借りしました)

マドリの一番の市場だけにその周りには数多くのレストランが。またマヨール広場には
1725年創業の世界最古のレストランがあるそうです。

正面のアーチは「クチリェロスのアーチ」と呼ばれている9つある広場のアーチの
中で最も有名な場所です。階段を上がって右側が広場になっています。

キティちゃんはスペインでも大人気。

彩鮮やかなひも状のものはアメ。特売品になってました(笑)

 

 

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スペイン紀行(92) マドリッド[2] マドリッドのランチ① パエジャ

2012年01月11日 07時55分37秒 | スペイン紀行

お昼はこんなところで。プエルタ・デル・ソルの大通りに面したとある
レストラン。昼前でしたので、店内は閑散としてましたが。

ビールを頼んだら突き出しにオリーブの実が。前にも書きましたがスペインはイタリア
と並ぶ世界の二大産出国。オリーブの漬物(オリーブオイルに漬け込むのですが)も
実に多種多様。味も様々。日本で言うと漬物の感覚でしょうか。これは古漬け
の類かな。ちょっと酸っぱみを感じて、これが冷たいビールによく合います。

 

サラダを頼んで。マドリッド近郊のアランフェスで取れるアスパラガスは世界的に有名。
四月ごろの旬に食べるとまた美味しいのですけど。欧州の人たちも春は待ち遠しい
ようで、アスパラが出始めると、料理のアスパラフェアーなんて催しをよくホテルや
レストランで見かけます。

メインの魚介のパエジャ(パエリア)です。これもお店によって味はびみょーに千差万別。
ここのはオコゲが美味しかった。

 

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