Rolling 55

「転がる石は苔生さず」いつまでも、いつまでも転がり続け・・・
お池にハマって、さぁ大変!  by belage

スペイン紀行(94) マドリッド[4]  マヨール広場② 「夜」

2012年01月13日 16時50分09秒 | スペイン紀行

昼間も結構混んでいるこの広場ですが、夜ともなるとこれまた大勢の人が。
この周辺には沢山のレストランがありますが、ヨーロッパの人は屋内より
屋外を好むようです。やはり開放感が優先されるのでしょうか。

こういう場所を歩くときは細心の注意が必要です。でも、ボクの見た限りではそういった
怪しい人は全くと言ってよいほど見当たりませんでした。これはちっと意外。

ご多分に漏れず、建物の一階部分はアーケードになっていますが、ここを歩く人は
意外と少ないです。皆、道路側を歩いて。道路のほとんどはレストランの延長に
なっていて、テーブルと椅子が置かれているので自動車も通りません。

夜10時過ぎのレストラン街。流石首都です。まだまだ人の流れは途切れそうも
ありません。

 

 

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祇園精舎の鐘の音 「平家物語」

2012年01月13日 07時52分45秒 | BOOK

NHKの大河ドラマ「平清盛」が始まったそうな。
最近ラジオに凝っているので、余りTVは見ないのでボクは未見でありますが、
なんやら第一回の放送を巡って「汚い」とかどこかの知事が発言して、ネット
で騒動が起きているようですけど。

最近のNHKの大河ドラマの脚本はシドニー・シェルダンの翻訳本の「超訳」
じゃないけど、奔放な手前勝手な(?)解釈が前の「龍馬伝」でも問題になり
ましたが(笑)

そんなニュースを見て、ふともう一度古典の「平家物語」を再読しようと。
今回はじっくり読んでみようということで、まずアマゾンに注文したのが写真の
本。

角川書店のビギナーズ・クラシックスと銘打たれた古典シリーズ(笑)。
でも、ビギナーと言って侮ることなかれ、です。

 

これ素晴らしいです。殆ど全ての漢字にルビが振ってあります。

 

例えば冒頭のあの有名な一節。

「沙羅双樹の花の色。盛者必衰の理をあらはす」とありますが、この「盛者」を
ボクはいままで「せいじゃ」と読んでおりましたが、「じょうしゃ」なんですね。
因みにこの言葉を大辞林で引いてみると「しょうじゃ」「じょうしゃ」「せいしゃ」と
あります。盛者必衰と書くと読みは「じょうしゃ」だけとなっておりました。

こういう基本的なことがわかって読んでいてとても楽しいのです。

そして原文を声を出して読みます。これがまたいいんだなぁ。特にこの平家物語
は七五調の文章で、痺れるほどの美文です。

まずはこの抄本で特訓してから原文版に挑戦。平氏から始めたから次は「源氏」、
源氏物語になるのかな(笑)

 

 

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