厚生省の発表によると、22112人の医療従事者の接種に対して、入院レベルの
重い副作用が4件あったとのこと。
この件数が当初の予想範囲かどうかを検証します。
10月4日までの新型インフルエンザの感染者数が累積で170万人、
6日までの入院数が累積で1615人です。
このまま、感染者数で入院数を割って入院率を出すと、0.095%となります。
他方、今回のワクチン調査では入院レベルの副作用率0.018%です。
ワクチンが5.3倍、感染するよりも安全ということになりますか。
但しこの計算は、年齢層を考慮していません。
医療従事者は20歳から59歳の年齢に属する、健康な成人層ですので
年齢層を合わせて再度感染した場合の計算をします。
10月4日までの20歳から59歳の感染者累計 29.3万人
入院者数累計 172人
入院率 0.059%
今度は少し入院率が小さくなり、ワクチンが3.3倍、安全ということになります。
ただし、成人の入院者のかなりの方が基礎疾患を持っていたということですので、
上記の比較でもまだワクチンの安全性は甘めに評価されています。
当初は「重い副作用」はインフルエンザに感染するよりも66倍程度安全であるという
読みでした。(詳細は10月3日の内容参照)
66倍の読みが3.3倍では安全率が20分の1になってしまいましたね。
さて、それでは3.3倍の安全率は、当初の予想範囲ないかどうかということですが、
これは季節性インフルのワクチンの厚生省発表の実績との比較で検討できます。
2008年実績
接種した人 4900万人
副作用のあった人 121人
副作用率 0.00025%
新型インフル・ワクチンの「副作用率」が0.018%ですから
季節性インフル・ワクチンの73倍、「危険」ということになりますね。
今回のワクチンの作り方は、「ほとんど季節性ワクチンと変わらないので、安全性は
季節性インフル・ワクチン並」という厚生省の主張は成立していませんね。
新型インフル・ワクチンの安全性には重大な疑問が発生した事になります。
感染する場合に比較して3.3倍しか安全でないようなワクチンは「レッドカード」物の
とんでもないものですよね。
医療従事者100万人への接種が始まっていますが、当然追加調査しますよね、
長妻さん。
出来の悪い「ワクチン」なぞは、「タダでも打つのはイヤ」ですから。
重い副作用が4件あったとのこと。
この件数が当初の予想範囲かどうかを検証します。
10月4日までの新型インフルエンザの感染者数が累積で170万人、
6日までの入院数が累積で1615人です。
このまま、感染者数で入院数を割って入院率を出すと、0.095%となります。
他方、今回のワクチン調査では入院レベルの副作用率0.018%です。
ワクチンが5.3倍、感染するよりも安全ということになりますか。
但しこの計算は、年齢層を考慮していません。
医療従事者は20歳から59歳の年齢に属する、健康な成人層ですので
年齢層を合わせて再度感染した場合の計算をします。
10月4日までの20歳から59歳の感染者累計 29.3万人
入院者数累計 172人
入院率 0.059%
今度は少し入院率が小さくなり、ワクチンが3.3倍、安全ということになります。
ただし、成人の入院者のかなりの方が基礎疾患を持っていたということですので、
上記の比較でもまだワクチンの安全性は甘めに評価されています。
当初は「重い副作用」はインフルエンザに感染するよりも66倍程度安全であるという
読みでした。(詳細は10月3日の内容参照)
66倍の読みが3.3倍では安全率が20分の1になってしまいましたね。
さて、それでは3.3倍の安全率は、当初の予想範囲ないかどうかということですが、
これは季節性インフルのワクチンの厚生省発表の実績との比較で検討できます。
2008年実績
接種した人 4900万人
副作用のあった人 121人
副作用率 0.00025%
新型インフル・ワクチンの「副作用率」が0.018%ですから
季節性インフル・ワクチンの73倍、「危険」ということになりますね。
今回のワクチンの作り方は、「ほとんど季節性ワクチンと変わらないので、安全性は
季節性インフル・ワクチン並」という厚生省の主張は成立していませんね。
新型インフル・ワクチンの安全性には重大な疑問が発生した事になります。
感染する場合に比較して3.3倍しか安全でないようなワクチンは「レッドカード」物の
とんでもないものですよね。
医療従事者100万人への接種が始まっていますが、当然追加調査しますよね、
長妻さん。
出来の悪い「ワクチン」なぞは、「タダでも打つのはイヤ」ですから。