窓際日記・福島原発

窓際という仕事の雑感

新型インフルエンザ・終息する沖縄と爆発する北海道。

2009-10-01 02:21:04 | Weblog
日本の北と南の両極端の県である。

沖縄は北海道より8週間はやく流行がはじまり、もうすでに終息に向かっている

他方、北海道はここ3週間で急速に順位を上げてきている。

いわゆる「爆発状態」である。

それまでは一度もトップ10入りしていなかったのに。


 沖縄の終息状況
              9月6日       9月13日        9月20日
 直前1週間の報告数   
              1314         776          726           
 定点あたり        23          13          12.5
 沖縄推計値      1.7万人       1.0万人       0.9万人         

 累積患者数      14.3万人  
(第28週以降の合計です。)      

すでに100人に10人以上の方が感染し発症しました。


少なくとも、沖縄ではワクチン接種対象者のうち10人に1人はすでに免疫があり、
従って、8千円も出してワクチン打つ必要はないわけですね。

そして、その分はワクチンを本当に必要としている他の人に回せるわけですね。

国内の人か、海外かを問わずに。


 北海道の現状と予報
                 確定         予報         予報
                9月20日       9月27日      10月4日
 直前1週間の報告数   1871        3079         4740
 定点あたり          8.21       13.51        20.8
 北海道推計値        2.3万人      3.8万人       5.9万人         

 累積患者数         6.1万人       9.9万人      15.8万人
(北海道推計値。第28週以降の合計です。)      

100人に1.8人の方がすでに感染、発症しています。

10月4日には100人に2.8人の患者数になります。

北海道はこれから8週間遅れで沖縄の通った道を通ることになります。


北海道の流行は、東京や大阪など「本州」の状況に連動しているようにみえます。

他方、沖縄はまるで「本州」と連動せず、独自の経緯をたどりました。

どちらかというと、東南アジアの流行に連動しているかのようでした。

気候、風土の関係でしょうか?


あるいは、沖縄がもつ「独自性」の為でしょうか?

我々は多分沖縄にある米軍基地の中での新型インフルエンザの流行状況は
つかむことができません。

その米軍基地のなかでは、多くの沖縄の方が働いていると思われます。

米軍基地を感染経路とした感染も当然あったと思われますが、基地の出入りの時に
「機内検疫」のようなチェックシステムはあったのでしょうか?

ウイルス君にとっては、「軍事機密」や「治外法権」などの人が作った障壁は
全く意味をもちませんからねえ、鳩山さん。


コメント
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