1971年エマーソン、レイク・アンド・パーマーの2作目のスタジオ・アルバム、タルカス。
大地を揺るがす火山の大噴火。溶岩と一緒に飛び出て来た大きな卵からタルカスは産まれた。
アルマジロのような厚い鎧で身を包み、どんな荒地でも機動力抜群のキャタピラ型走行機能と両脇には自慢の速射砲を搭載。
どんな敵であっても怯むことなく一撃で破壊していく。まさしく、この大地に敵なし!
オォ~っと、ラスボス登場か? スコーピオンの必殺毒針付き尻尾を装着した人面ライオン、マンティコアが立ちはだかる。
両者の睨み合いが続く… (マンティコアとの戦いの決着は不明)
無敵のタルカス、ふと思う。”これまでIcon(イコン)的なものを全て滅ぼしてきたが、それが果たして何か意味をなしたのか、何か代わりに得られたのか?”
ここは一度頭を冷やして考えてみるべき。
てなことで水陸両用のアクア・タルカスに変身し、水中へと....
人類の文明を人類が次から次へと破壊していく。一度どこかで立ち止まる必要があるのでは?てな解釈で如何でしょうか?
最近某インターネットのサイトのHelpではAIとのチャットで問題を解決し、想定外の複雑な対応が必要である場合は担当が人間へと変わる仕組みになっている。
即ちオイラはネット環境でシコシコとキーボードに打ち込んでAI様チャットしているのだが、たまにオイラは一体何をしているのだろうか?って思うね。
AIがさらに進化すれば確かに便利な世の中になるかもしれないけれど、もう人間はいらんってことに.....
1996年のUKプレスのCD。レーベルがタルカスになっていて何だか得した気分。