フュージョン系ラテン・ロックにおけるバンドの創作活動としてはこのアルバムがピークだったと思える、1971年の3枚目のアルバム、Santana III。
後にジャーニーを結成する当時弱冠17歳だったニール・ショーンがバンドに加入し、カルロス・サンタナとツイン・リードを披露するところも聴きどころ。
セカンドアルバムのBlack Magic Womanのようなヒット・シングルはなくともトータルで聴かせる力作。
宗教臭さ(Spiritual)を感じさせない現実的(Down to earth)なサウンドがいい。