林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

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九州完全制覇の旅5.

2019-09-30 | 鉄道・旅行
 5.「旅名人の九州満喫きっぷ」の購入と九州における水戸岡英治氏の存在
 
熊本駅前のバス停は駅前広場から道を挟んだ反対側で、
小雨の中、信号を待ってそのまま熊本駅まで行った。
まずはコインロッカーに荷物を入れ、みどりの窓口に行く。
部屋の外まで行列が出来ていたが、
それでも係員の数が多かったためにそれほど待たされなかった。
予定通り、ここで旅名人の九州満喫きっぷ10,800円を購入した。
 
「旅名人の九州満喫きっぷ」は有効期間3ヶ月、3回使用可能の切符で、
JR九州は勿論、提携する北九州高速鉄道、平成筑豊鉄道、筑豊電気鉄道、福岡市地下鉄、
西日本鉄道、甘木鉄道、松浦鉄道、長崎電気軌道、島原鉄道、熊本電気鉄道、熊本市電、
南阿蘇鉄道、くま川鉄道、肥薩おれんじ鉄道、鹿児島市電の普通車自由席が利用できる。
競合する大手私鉄の西鉄を含む中小私鉄、第三セクター、モノレール、地下鉄、路面電車など、
一部の観光鉄道を除く九州を走る鉄道のほとんどを網羅している。
ほかの地域ではここまで包括的な切符が発売された記憶はない。
 
駅構内のファミマでビニール傘を買い、
JR熊本の駅の改札口で旅名人の九州満喫きっぷの1回(人)に、
「熊本駅 5.18 九 ありがとうございます」と検印して貰った。
 
 
ここから隣の上熊本に行くことにしたが、
ホームに上がっていくと特急「かわせみ やませみ」が停車していた。
熊本から人吉を結ぶ肥薩線特急で、かつての「くまがわ」と同じ区間を走っている。
肥薩線は非電化区間のため気動車で運行される区間で、
国鉄時代に製造されたキハ47系を改造して作られている。
デザインはJR九州のデザイン顧問の水戸岡鋭治氏が担当している。
思いがけない収穫に歓喜してこれを取材し、隣の上熊本に向かう。
上熊本はかつては地上ホームだったが、
今回訪問した時には既に高架化工事が完了していた。
それに併せて仮設駅も撤去され、水戸岡英治氏がデザインした駅舎に変わっていた。
シンプルなデザインだが、要所要所に水戸岡氏のこだわりも見える。
 
 
天井にはかつての名特急「つばめ」のデザインが施されている。
これは新幹線800系にも使用されている。
上熊本に到着したのは11:14で、小雨が降っていたため駅舎取材は断念、
改札を出て予定していた「テイクファイブ」の開店時間11:30まで、
熊本市電上熊本駅前電停で車両取材して時間を潰す。
この店に行って名物のベークドカレーを喰っていると、
雨脚は強くなってきていて、この先の取材も絶望的になっていた。

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