21.万葉線庄川口と庄川を渡る万葉線
新吉久を12:26に出る列車で4つ先の庄川口に行く。
高岡駅から六渡寺までは高岡軌道線、
六渡寺から越ノ潟は新湊港線となっていて、
庄川口は六渡寺の隣で、新湊港線となる。
ただ、実際は共通運用されている。
高岡軌道線は富山地方鉄道によって敷設された路線であり、
新湊港線は越中鉄道によって敷設され、
同社は戦時中の1943年に富山地方鉄道に吸収合併された。
因みに今回は通過してしまったが、
「六渡寺」は「ろくどうじ」と読む。
庄川口は越中鉄道が新湊東口(現・東新湊)から延伸して、
1932年11月9日に開業した。
翌年、1933年12月25日に、
新伏木(現・六渡寺)まで延伸した時にいったん廃駅となる。
戦後、1952年8月15日に庄川口が再度開業した。
庄川口電停はその名の通り、
一級河川の庄川の最寄りのであり、
万葉線は鉄橋を渡って踏切を越えると直ぐにこの電停に至る。
鉄橋は対岸からほぼ一直線に伸びる。
しかもこの鉄橋には連続桁橋構造で、上部構造物がない。
電車なので架線はあるものの、上部構造物がないため、
車両を障害物なく撮影することが出来る。
そこでここを通過する車両を真横から撮るため、
併走する県道350号新庄川橋の歩道からこれを狙う。
雲は多少多めだが、それでも空は晴れている。
時間的に逆光になってしまっているのがちょっと残念だが、
それでも川面の上を走る車両を撮影できたのは収穫だった。
往復する2本の列車を真横から撮影し、
庄川口に戻って13:07で隣の新湊(クロスベイ前)に行く。