10.途中下車の高山本線下呂の駅取材
美濃太田のホームで気動車の車両取材を十分にして、
09:55始発の高山行きのキハ25形に乗り込む。
この列車に乗って終点の高山まで行く。
高山本線は全線が非電化単線のため、
上下線のすれ違いのため、駅や信号所で反対方向の列車を待つ必要がある。
09:55発の高山行も下油井で16分、下呂で17分停車する。
下油井は相対式2面2線構造で、上り1番線側に駅舎がある。
下り列車は2番線は跨線橋で結ばれていて、
駅舎取材には行けなかったが、駅名標だけは撮影した。
下油井には10:34から10:50まで停車していた。
ここを出発して3つ先の下呂で再び17分停車する。
この時間を利用して、駅取材を強行する。
下呂駅は単式1面1線と島式島式1面2線の、
計2面3線の地上ホームを有する高山本線の駅である。
駅舎に隣接する単式ホームは1番線に付番され、
島式ホームは2番線、3番線に付番され、跨線橋で結ばれている。
列車交換が行われない場合は基本的に上下線とも1番線を使用する。
島式ホームは2番線は上り、3番線は上りが使用するが、
構造的は全ホームが上下線に発着可能である。
高山本線は鉄道省が高山線として、
1920年11月1日に岐阜から各務原までを敷設されたのに始まり、
その後延伸が続き、1930年11月2日に下呂まで延伸し、
この時に終着駅として開業した。
下呂は温泉地とても有名で、下呂市総合観光案内所の上には、
「歓迎 飛騨路 下呂温泉」の巨大なオブジェがある。
下呂出発は11:35で、これに乗って約1時間、高山を目指す。