9.小田急多摩線の完乗と寝落ちの新宿行き各駅停車
武蔵野線で北府中から改めて府中本町に行き、
ここで南武線に乗り換え、登戸まで行く。
登戸は既に取材済みなので駅取材はせずにそのまま乗り換える。
今回乗り換えて初めて知ったが、
小田急登戸駅はドラえもんが至る所に得かがれていた。
駅名標までドラえもん仕様となっていた。
この時は分からなかったが、
登戸駅は藤子・F・不二雄ミュージアムの最寄り駅のひとつで、
小田急がそれに乗ってこの駅をドラえもん仕様にしたようである。
しかし実際はここから約1.4kmにあり、
徒歩で行くのはちょっとしんどい距離である。
ここで唐木田行きの急行に乗り換え、終点まで行く。
小田急多摩線は新百合ヶ丘から分岐するが、直通する列車も多い。
小田急電鉄唐木田駅は単式1面1線と島式1面2線の、
計2面3線の地上ホームを有する多摩線の駅である。
多摩線の終着駅であり、全ての列車が折り返す。
また喜多見検車区唐木田出張所が近接しており、回送列車も多い。
配線上から喜多見検車区唐木田出張所への回送は、
2番線、3番線が使用され、1番線からはスイッチバックが必要である。
多摩線は多摩ニュータウンへのアクセス線として、
1974年6月1日に新百合ヶ丘から小田急永山までの区間が開業、
1975年4月23日に小田急多摩センターまで延伸、
1990年3月27日に唐木田まで延伸して全通した。
駅所在地が東京都多摩市唐木田一丁目のため、
駅名も「唐木田」となったが、
ホームの北端から南端までの大部分は多摩市中沢地区にある。
駅取材して乗って来た電車が折り返し新宿行き各駅停車だったため、
これに乗って登戸まで戻り、ここで南武線に乗り換えてそのまま立川まで行く。
立川で夕食を喰ってから中央線に乗り換えて三鷹まで行き、
ここで始発の中央・総武緩行線に乗り換えて帰宅する…予定だった。
しかし蓄積していた疲労のせいか、車中で爆睡してしまい、
目が覚めたのは下北沢を過ぎた辺りだった。
仕方がないのでそのまま小田急新宿まで行くことにした。
ここで30000形EXEα「はこね」を見掛けて取材する。
これは汎用型ロマンスカーとして1996年にデビューした、
30000形EXEを2017年にリニューアルした車両である。