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林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

林檎乃麗の「とほほ・・・。」な日常を綴っています。 

京都鉄道博物館と京都丹後鉄道の旅16.

2018-11-29 | 鉄道・旅行

 16.伏見稲荷大社-千本鳥居の幻想と外国人

予定では入口まで行ってそのまま撤収しようと思っていたが、
炎天下で京阪本線まで歩くのは厳しいと判断し、これを中止、
その分時間に余裕が出来たので奥の千本鳥居まで行ってみることにする。
駅から参道を歩くとまず楼門が見える。

 

この楼門は1589年に豊臣秀吉が造営したとされていて、
秀吉の母の大政所殿の病気に際し、「病悩平癒祈願が成就すれば一万石奉加する」とした、
“命乞いの願文”が楼門の解体修理時に見つかっている。
伏見稲荷大社の主祭神は素戔嗚尊と神大市比売の間に生まれた宇迦之御魂神で、
ほかに佐田彦大神、大宮能売大神、田中大神、四大神を併せて稲荷大神という。
稲荷大神の使いとされているのが狐で、楼門の前にも狐がいて、
向かって左側にいる狐は鍵を銜えている。

 

この鍵は稲を貯蔵している倉庫の鍵を現しているといわれ、
五穀豊穣の象徴になっているようだ。

 

向かって右にいる狐は宝珠を銜えており、霊力の象徴だろうである。
更に奥に進むと有名な千本鳥居が見えてくる。

 

千本鳥居は個人が奉納した鳥居が飾ってあるもので、
独特の朱色が鮮やかであり、外国人が多く参拝していた。
ほぼ日本語が聞こえない観光客の中を進んでいくと奥社奉拝所がある。
ここにはおもかる石がある。

 

この石を持ち上げて軽く感じれば願いが叶うといわれている。
稲荷伏見大社は稲荷山そのものが神社となっており、
この奥にも多くの参拝施設があるのだが、時間的にここで撤収する。

コメント
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