ringoのつぶやき

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勝ち組投資家になるための年間目標と売買履歴の残し方

2012年03月29日 17時54分26秒 | ケンミレコラム

 

■今回のまとめ

1)米国でVIX指数(恐怖指数)がリーマンショック以前の2007年水準に低下。
2)売買履歴を残すことで自分の癖を知る。
3)年間の利益目標を設定すると、損切りもできるようになる。

買いたい衝動を抑えることは、勝つためにとても重要です。そのために、自分の投資手法を明確にしておくことが損失の回避につながります。今回は、負けないための効果的な売買履歴の残し方と年間目標利益の設定の重要性についてレポートします。

■ 楽観に支配されつつある現在の株式市場

米国では、VIX指数(恐怖指数)が2007年のリーマン前の水準まで低下しているという小さい記事がありました。先月27日に大阪証券取引所に上場した日本版VIX指数ともいえる日経VIX指数も底ばいの動きとなっています。

大きな調整もないまま、日経平均は年初の8000円台前半を安値に約2000円の上昇となっています。投資家心理としては、いわゆる「持たざるリスク」を感じる投資家の方も多いと思います。

そこで、過去の「売買履歴」をつけている方は、過去の自分の投資行動を振り返ってみてください。もしかすると、過去にも高値で「もっと上がりそう」と考えて、高値つかみをして負けてしまったことがあるかもしれません。いつもしている検証もせず、焦りと雰囲気に流された投資は、結果的に損をしていることが多いと思います。

今まで「売買履歴」をつけていない方は、時間の許す限り、将来の自分のために出来るだけ「売買履歴」を残して、自分の取引を振り返って欲しいと思います。

■ 売買履歴は続けることが何より大事!

売買履歴をつけるときは、振り返る項目を決めて、毎回同じ項目について書くことが重要です。毎回同じ順序で投資行動を決定することで、自分がどんな情報に左右されやすいのか、どうして利益確定がうまくいかないのか、転換点だけで投資をすると決めていたのにどうして、違った投資をしてしまったのかなど、自分の癖がハッキリしてきます。

■ 投資に必要な覚悟

利食い、損切り、どちらも株式をしている人ならば知っている言葉だと思いますが、どんな投資家でも買った銘柄を損切りする時がきます。「損切りをしたことがない」という人は、株式投資をほとんどしたことがない方か、投資の神様でしょう。そうでなければ、上がった銘柄以外は売らない「塩漬け株コレクター」ではないかと思います。「絶対」がない投資をする以上、損切りは避けては通れない道です。

損切りをうまく出来る人は、勝ち組投資家といっても過言でないくらい重要です。うまくできない方は考え方を切り替えて、損を確定するのではなく、「現金化」もしくは、「軌道修正」と考えましょう。1回1回の勝ち負けにこだわってしまうと、年間の利益目標を達成することは困難になります。

■ 年間の利益目標を立てましょう

1回1回の勝ち負けにこだわらないために、年間の利益目標を立てることがポイントになります。1年間の運用成績や長期の運用成績として考えれば、一番怖いのは投資資金を1度に大きく減らしてしまうことだということに気が付きます。

一回の取引で仮に投資金額が半分になってしまったとすると、元の状態に戻すだけでも、元手を倍に増やさなければなりません。

このようなことを避けるため、年間の目標利益をしっかり定めて、1回あたりの損失許容額や年間の取引回数などをじっくりと考えるべきです。



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