ringoのつぶやき

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蛇足人さん 2012/03/26 17:15 のつぶやき

2012年03月26日 18時28分54秒 | ケンミレコラム

 

一時、イスラエル財務大臣の発言から「金融緩和体制が終焉するのではないか」と思われましたが、依然として「世界的な金融緩和体制は継続」しています。

世界の中央銀行が「金融緩和を続けたらどうなるのか」

ECBの委員は「最近、欧州では金融緩和の資金が、漸く企業に回り出した」という発言をしていましたが、日本でも同じことが起こりましたる景気が悪いのに「自分がリスクを取って、企業にお金を貸す銀行はありません」し、銀行がお金を貸したい優良企業は逆に借り入れ金を返済しています。

つまり、通常の金融緩和は「借入金利よりも、期待収益の方が大きい」ので企業は銀行からお金を借りますが、今の借り手は「資金繰りという消極的な需要」しかありませんので、金融緩和によって景気が回復するというシナリオは、今の世界情勢では難しいのかもしれません。

米国の景気が改善しています。しかし、貯蓄率が上がらず、個人消費が活性化しない中での景気回復なわけですから、どうして景気が回復したのが、今持って良く分かりません。

一番の問題は

世界の銀行が資金を供給し続けたらどうなるのかという問題です。このように世界中で中央銀行が大量の資金を供給し続けるという事が過去にあったかどうかは分かりませんが、その資金が実物経済に回らず、資源・金融マーケットに回っていて、それで市場が活性化しているという現実を認めて良いのかという問題があります。

勿論、対処療法を取っている政治や中央銀行には「選択肢」が無かったのですが、根本療法を取る銘柄と決断出来る政治家がいなかった、根本療法を取ると「選挙に落ちる」という世界の国民性にも問題はあります。

対症療法ではなく、対処療法は字が間違っているというメールを見ましたが、対処するというやり方を言っていて、根本療法も「全てを否定する」という意味で使っていますので、森田はこの文字を使いたいと考えています。

日本のバブルは大蔵省と日銀が「円高阻止」という対処療法を取ったことから起こった問題ですが、今、このバブル作りを世界の中央銀行が行っているわけですから、何時になるかは分かりませんが「バブルがはじけた時」に、何が起こるのかと考えますと「恐ろしい」ということになります。

何が恐ろしいのかと言いますと、何が、どの程度の規模で起こるのかが分からないという恐ろしさです。

では、どうすれば良いのか


何時、バブルがはじけるか分からないという事は、バブルがはじけても「被害を最小限にするにはどうすれば良いのか」を常に考えておかなければならいなということになります。

その第一は「高値圏で起これば、株価は急落しますので、高値圏では買わない」と言う事になります。これは、新たな塩漬け銘柄を作らないにっいじる戦術でもあります。

後の祭りにならないように、気をつけておいた方が良いと思っています。



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