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2067号海の雪峠の雪

2016-02-26 20:52:48 | Weblog
「雪がちらついてゐる、しんみりとしづかに」日本軍が開戦した十二月八日。
金鐘漢が詩につづった昌慶苑の塀づたいの情景。実際のその日には京城に雪は降らなかったそうです。漢城(漢江ハンガンの都=現ソウル市)の王宮にも鄙の民家にも見られる赤みがかって暖色の煉瓦や石土の塀がつづくのを懐かしく思い出します。
春節ののち受験シーズンのただ中、駅はまた日本語のひとが増えました。自分がさきの詩を聴いたのは大学の夏の特別講義でした。
いま北海道は新幹線あとひと月に沸き返り、港の煉瓦倉庫群も函館朝市もソワソワ。もうこんなビッグイベントはなかなか俺の生きてるうちには当地には無いかも。
十代の時予想したよりも、ボーダレスの波ははるかに大きかった。しかしベルリンの壁が崩壊しても三八線があんな事になろうとは。
つくづく人類とはさすらう生き物。元々の日本国ではないらしい辺境に住み、この先の東路ベーリング海を渡ったといわれる人々こそその心祖にあたる勇者やも知れません。
次世紀ひとの世を信じて学びかつ働きます。
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