ほぼ日刊、土と炎、猫と煙突

白く燃え尽きた灰の奥深く、ダイアモンドは横たわる。

ゴリ押し

2005年04月18日 01時31分50秒 | 古い日記
さて...何時の世にも強引な奴はいるもので、
「いくら何でも無理があるだろう?」
と言う嘘や言い訳で、押し切られてしまった経験はないだろうか?

しかし、実際、
それで世の中、通ってしまう事もあるのだから厄介だ。

例えば、こうだ。

横山氏は蟹が大好物だし、独り占めしたい。
特に「兄貴にだけは分けたくない」と、常々思っていた。
(随分、強引な設定だな)

が、ある日、奥さんからこんな事を言われた。

「頂いた蟹、多すぎるから、義兄さんに上げようか?と思うんだけど...」
「...(うーん)」
わずか1,2秒の事だとは思うが、彼は適当な言い訳を考えた。

「タラバ蟹だから、駄目だ。」
「何で?」
「タラバのカニ言葉は『骨肉の争い』だから、常識を疑われるよ。」
「そうなの?」

そう言われて納得する方もする方だが、結局、彼は蟹を独り占めした。

宝石の石言葉とか、花言葉、は聞いた事があるが、「カニ言葉」なんて聞いた事が無い。
聞いた事が無いのだから、何を言われても「そうかな?」と思ってしまう。

しかし、世の中にはもっとナメた人達もいるもので、「魚言葉」と言うのがあるのを最近知った。

「イタリアおさかな愛好会」(なんだ?そりゃ?)
が『366日の誕生魚』という本を出版している。(らしい)
何でも「局部的に」ベストセラーになって、
「誕生日に誕生魚を送る」というのが流行したそうだ。

そこまで聞けば、
「さては、イタリアの漁業組合が売り上げを伸ばす為に仕組んだな?」
と疑うのが心情だろう。

が、調べてみると、あきらかに食用に適さない観賞魚や熱帯魚が多々あり、
漁協の仕業とも思えない。

一応、その日本版を書いておくか。(某サイトで紹介していたのをコピペ)
それぞれ、日も決まっているようだが、魚の種類と言葉だけ抜粋。

鉄砲魚=突撃隊
リュウグウノツカイ=絵にも描けない美しさ(深海魚の一種。写真すらほとんど撮れない)
マガレイ=辛口カレー大盛り
カタクチイワシ=しまうまの目
ガンギエイ=文字化け
ニシン=子宝
オニオコゼ=いとこ喧嘩
ミツマタヤリウオ =アリバイでっちあげ
フウセンウナギ=ヘリウム
ネズミギス=経費で落とせた筈
フサアンコウ=領収書紛失
ナマズ=再起不能
ムツゴロウ =○○○

では...最後の○○○に当てはまるのは何?(正解は後に)