ほぼ日刊、土と炎、猫と煙突

白く燃え尽きた灰の奥深く、ダイアモンドは横たわる。

気象

2009年12月31日 21時20分04秒 | 古い日記
本日午後2:00頃、突然の雪。
ヒラヒラと舞い落ちるような雪では無く、
霰(あられ)のような塊。すぐに止む。

本日午後8:00
実家でダラダラと過ごす○から、
「絶対に笑ってはいけないホテルマン」
を家で録画するように頼まれるが……マサトを見ていて忘れ、
○は大荒れの見通し。

また逢う日まで。

2009年12月30日 14時37分51秒 | 古い日記
場所はどっかのホテルのロビー。
旧友Tと再会した。
「アレ? 髪の毛、増えたじゃん」
彼は最後に遭った時より、明らかに若返っていた。
「ああ」
(コイツ、医者だからな。何か特別な治療でもしたのかも知れぬ)
俺はそう思ったが、それ以上は訊かなかった。
(それにしても)

見事なまでに若返った彼は、できそうな男に見えた。
若い頃は「福山似の先生」と言われてた(ただし自己申告)
のも、あながち嘘ではないかもしれない。

Tは「ドイツで学会があって……」とか、なんだとか言っている。
一方、万事進展が無い…いや、むしろ後退している…俺には、
はるか遠い宇宙の話を聞かされている感じだった。

「で、まだ、そこにいるの?」
Tに何を聞かれたのか? 良くわからなかったが、
俺には「色々な意味で」ドキッとする言葉だった。
「え? ああ」
「ふうん。大変そうだね」
彼の顔は何故か? 心なしか悲しげだった。
「大変だよ。今は。”生きる”って事だけでも」
「ハハハ」
特に「笑うトコ」でもないと思うが……
俺がそう言うと彼は白い歯を見せて笑った。

暫くすると、彼はいつの間に帰っていた。
(きっと、忙しいんだな)
今頃は成田にでも向っているのかも知れぬ。
俺とは違って、Tはもう別世界の人間なんだろう。

やがて、から醒めて。

Tは……○年前に死んでいる事を思い出した。

年賀状

2009年12月29日 16時20分22秒 | フィクション
絵柄はいいとして……問題は文面である。

1:私たち、今年もラブラブです

2:もう限界。そろそろ別れます。

「○よ。どっちにするか? 選べ」
「二者択一?」
「そうだ。二つに一つ」
「クヒー、ヒッヒッヒヒヒーヒヒヒヒヒー!」
……笑って誤魔化された。

クリスマス・イブ(普段の俺が悪いのか?)

2009年12月24日 22時59分56秒 | フィクション
クリスマスのプレゼント、気に入ってくれるだろうか。けど……

「何か欲しいものある?」って聞いたのに、何も言わなかったし……

あ、何かメモがあるぞ?

ね、願い事が……

床掃除とか、ネコの餌とかって……

そういう話じゃないんだよ!!!
<終>
元ネタ:
トリビアの泉 星飛雄馬はクリスマスパーティで大失敗したことがある