ほぼ日刊、土と炎、猫と煙突

白く燃え尽きた灰の奥深く、ダイアモンドは横たわる。

058

2006年06月30日 22時37分17秒 | 英語
私はアフリカにいたとき両親に3通の手紙を出したが、
1通も届かなかった。

(英訳↓)

I sent three letters to my parents when I was in Africa
but they got none of them.

これが何の映画のワン・シーンなのか、
わかる人はどれくらいいるんだろうか?

イワシの日

2006年06月30日 00時05分10秒 | フィクション
マイワシが高騰している。

詳しくは→ここ。

最高値で一匹、5000円をつける日もあった。(ようだ。)

鯨のせいか?違う。

ヤツラが食うカタクチイワシは増加傾向にある。(らしい。)

では何故マイワシだけが?

わかりません。

2,30年のサイクルで豊漁、不漁を繰り返している、という説もある。



次世代の人達には、
「天然物のマイワシ」は高級魚という認識になるのかも知れない。

マグロの日

2006年06月28日 22時42分57秒 | フィクション
「マグロに轢かれそうになった。」

稀に、いや極々稀に...耳にする「都市伝説」...じゃない「海洋奇憚」である。

確かにマグロは体重も速度も100キロを超える。

でも、んな事、実際にはある訳ねーだろ?

人間がダイビングでウロウロしている海中なんて、せいぜい水深10m。

そこに「魚雷」(時速74km)より速いマグロが回遊しているとは思え無い。

(酸欠で竜宮城の夢でも見ていたんじゃねえの?)

実は密かにそう思っていた。

しかし、(場所はわからんが)実際そういう体験をした記事を見つけた。

水中カメラマン豊田直之

関係ないけどこの照明器具、欲しい。↓


暴れん坊将軍Ⅱ

2006年06月28日 01時27分16秒 | 古い日記
さて、昨日に続いて。

「暴れん坊将軍」では尾張藩7代・徳川宗春(尾州公)が「敵役」として登場する事がある。

この宗春とは...

「天下を取りそこなった尾州公」尾張藩第六代・徳川継友の息子だ。

コイツは「享保の改革」(質素・倹約の令)を無視し、
酒池肉林の日々を送り、最後は隠居させられている。

まあ、親子して「暴れん坊将軍」が気に入らなかったのだろう。

以下、時代劇を見る時の素養として、御三家について。

以下の徳川三家は「御三家」と称され、江戸幕藩体で特別な地位を与えられていた。

尾張藩:(藩主=尾州公)
紀伊藩:(藩主=紀州公)
水戸藩:(藩主=水戸公)

将軍家に「世継ぎ」がいない場合、同姓の徳川から養子を迎えた。
つまり、将軍家の養子になる資格を有するのはこの「御三家」だけである。

もっとも、「御三家の定義」も時代により違うし(水戸に将軍相続権は無い)
「暴れん坊将軍」吉宗は「御三卿」(一橋、清水、田安の三家)
なんてモンを作ったので、話はややこしくなった。

ラスト・ショーグンの「徳川慶喜」は水戸出身だが、
一旦、「御三卿」の「一橋家」を相続し、「一橋慶喜」になってから、
将軍職に就いている。

当然と言えば当然かもしれないが...。

江戸幕府に於いては、
「将軍になって欲しいヤツ、なって欲しくないヤツ」
を家臣たちが画策し、誘導していたような気がする。

暴れん坊将軍

2006年06月26日 23時20分29秒 | 古い日記
さて、アメリカン・ジョークに比較して、日本のジョークは「駄洒落で落とす」のが基本である。(と思う)

しかも...。

「前フリ」が延々と長い。

以下、落語「紀州」を例に検証してみよう。

要するに、次期将軍職を狙っていた「尾州公」が、
つまらぬ策を弄したばかりに、「紀州公」に将軍職を奪われてしまう噺だ。

------八代目将軍職は誰の手に?------

徳川七代目将軍「徳川家継」が他界、跡目相続の話が持ち上がった。

候補として挙がったのは「水戸家、紀州家、尾州家」の御三家である。

が、水戸公は歳をとって引退していたので辞退。結局、
八代将軍は「紀州か?尾州か?」いずれかに絞られた。

内心、将軍になりたくてウズウズしていた「尾州公」は、登城の途中、
今井町の前で鍛冶屋の槌の音を聴く。

すると...。

いつもは「トンテンカン」と聴こえる槌の音が、
「テンカトール、テンカトール」
と聴こえてきた。

そこに「運命」を感じた尾州公は、いよいよ「自分が将軍になる番だ」
と胸躍らせた。

------尾州公の野望------

案の定、その日、小田原の城主、大久保加賀守が、まずは尾州公の前に進み出て言う。

「この度、七代将軍ご他界し、お跡目これなく、しも万民の為、任官あってしかるべし。」
(訳:七代目が亡くなり、これといった跡継ぎはいない。国民の為に将軍になってくださらぬか?)

が、よせばいいのに...尾州公は謙遜してこれを辞退、いや「辞退するフリ」をした。

「余はその徳薄くしてその任にあたわず」
(訳:いや。私、そんな器では無いですよ。)

これが「運命」ならば、ここでもう一度、推してくる筈。さすれば引き受けてくれよう...。

それが尾州公の狙いだった。

ところが...意に反して、大久保加賀守は向きを変えて、もう一人の将軍候補、「紀州公」の前に歩み寄る。

「この度、七代将軍ご他界し、お跡目これなく、しも万民の為、任官あってしかるべし。」

この「紀州公」がなかなかの曲者だった。答えて曰く。

「余はその徳薄くしてその任にあたわず...なれども、しも万民武育の為、任官いたすべし」
(訳:私もそんな器じゃないですが、まあ、国民の為なら、将軍職に就きます。)

こうして八代目将軍は、「尾州公」を飛び越えて「紀州公」に決定してしまった。

------オチ------

帰り道、望み叶わず、呆然として、再び今井町の前を通る尾州公の耳に、また例の鍛冶屋の音が響く。

「テンカトール、テンカトール」

(何故だ?なぜ、まだ、そう聴こえるんだ?)

尾州公は不思議でならなかった。

(まだ、俺には望みがあるんだろうか?紀州公が『やっぱり八代目は尾州殿に』と頼みに来るとか???)

さて、鍛冶屋はそんな尾州公の気持ちを知る由も無い。

「テンカトール、テンカトール...」

と、叩き続け、テンテンテンと打ち上た。

最後に鍛治屋が「真っ赤に焼けた鉄」を水の中に入れると...。

「キシュ~。」(紀州)

この「尾州公」に代わって、まんまと
天下を取った「紀州公」とは八代将軍、徳川吉宗...つまり

後の世で言う「暴れん坊将軍」である。



案外、「策士」かもしれない。

トレハロース

2006年06月24日 21時19分16秒 | 技術メモ
トレハロースについて。

前回まではここをクリック。→「白い粉」

さて。つらつら考えてみるに。

トレハロースという「糖」はどっかで聞いた憶えがあるな。
昔は高かった筈だよ。
クワガタとかカブトムシとかの「昆虫の餌」にそれ(トレハロース)
が入っていると、高級品だった。

何でそんな事を知っているか?というと...。

まあ、いいや。いずれ機会があったら話そう。

調査結果だけを以下に纏める。

トレハロース:

まず、甘味料としての特徴。

1:砂糖の45%程度の甘さ。
2:虫歯になりにくい。
3:口中で 溶ける時の吸熱によって爽やかな冷感がある。
4:食材の「うまみ」を引き出す。

うん。ここまでは「数ある甘味料のうちの一つ」だな。

(余談だが、リンゴの芯の方にある「蜜」はトレハロースだ。
 「蜜」がある事は「甘いリンゴ」である事の証になるが、
 「蜜」そのものは「砂糖の45%の甘さのトレハロース」なので、
 他の部分ほど甘くはない。余談、終。)

その他に以下の様な特性もあり、その応用方法が研究されている。

吸熱特性:

90℃~130℃の温度域での優れた吸熱特性あり。(耐火断熱素材への利用)

保湿特性:

手術中に乾燥が原因で起きる臓器や組織の癒着を防止するのに有効。
化粧品などへの応用も期待できる。

こういう「特性」は以前からわかっていた。

が、天然物質(果物、キノコ、昆虫)などからトレハロースを抽出すると、
「1kgあたり3万円」というとんでもなく高価なものになってしまい、
「実用的じゃない」と研究の対象にされなかった。

しかし、1994年...日本の林原商事という会社で。

澱粉(これは安価)に酵素を作用させて「トレハロース」を作り出す方法
が発見され、「1kgあたり300円」までコストが下がった。

こうなると、色々な利用術を考えるのが人の世の常だ。

やがて、こんなCMが出来る。 見た事あるだろ?

ここをクリック→トレハロース星人

で、トレハロースの市場価格も調べてみた。

原材料/トレハロース
内容量/2kg
1袋/2,100円

原材料/トレハロース
内容量/100g
1袋/262円

20㎏の「トレハロース」って、2万円近い価値があるのか?
随分、いい値段じゃねーか?

中高年の為のパソコン講座

2006年06月23日 23時11分45秒 | 古い日記
相談を受けた。

「ファイルサイズが1M以上あってFDには入らねえ。」
「エクセルの書類で?」
「そう。」
「その書類に写真とか、画像を貼りましたか?」
「いいや。」
「じゃあ、そんな筈ないですよ。」
「俺もそう思うんだけど。大した計算式入れてねえし。」

うーん。見てみると、どう考えてもFD一枚に納まるような「ごく普通の表」だ。

しかし...。

この人は「テキストボックスのコピー&ペースト」を繰り返し、
同じ「テキストボックス」を50枚以上重ねていた前科があるので、
その辺から調べた。

すると...。

やっぱり「二枚重ね」をやっている場所があった。

それにしても、この程度じゃたいした容量にはならないな。

何か?決定的に間違えている所がある筈だ。

何かが...。

あれ?何だ?この罫線?セルの枠線じゃねーな。消しちゃえ。

あ、消えねえ。も、一回。消えねー。もう一回。ななな何だ!!!

同じ罫線がほとんど∞に重なっている。全クリアしても何故か?一本づつしか消えない。

「何っすか?これ?」

「ああ、これ?原本からコピーした部分。」

「...。」

わかった事は以下の如しだ。

1:元々の書類には「表の書式」だけが、色々とあった事。
2:でも、それには計算式が入っていなかった事。
3:この人はその「表の書式」だけを「コピー」して、後から計算式を入れた事。

「...まさか?全部、これ?」

「そう。全部これが元だから。」

その「大元の書類」ってヤツ...これがすでに「バカ罫線」(同じ線が無限大に上書きされている)だった。

今までずっと、これを使っていて、誰も気が付かなかったのだろうか?

確かに...。

画面で見たり、プリントアウトしたものを見てもわからんだろうけど。

「この書類で、この内容なら、この程度の容量」という勘みたいなもの。

それが無いと、
「このファイル開くと、何か反応がトロいなあ???」
で終わってしまうのかも知れない。

「それはそうと、なんでフラッシュメモリ使わないんです?」

「使えたら使ってる。けど本社のパソコンが...。」

昔のWinでUSBが使えない?

もし、そうじゃなかったら、永久に「バカ罫線」だったろうな。

昔はねえ。

FD(フロッピーディスク)だけで、
やってたりしたから「容量」はいつも気にしていた。

今はフラッシュメモリとか、そういう「大容量メディア」
があるからそういう「勘」が無くなるのかもしれない。

白い粉

2006年06月21日 23時31分34秒 | 古い日記
妙なモノを見つけた。

その白い粉は...ビニール袋に入っていて、総重量約20㎏。

中を開けてみよう。フム。「グラニュー糖」に見えるな。

しかし...刑事モノのテレビドラマじゃあるまいし、いきなり舐めてみるわけにもいかぬ。
覚醒剤かもしれないし、「ウナギ・エキス」かもしれない。
そんなモンいきなり口に入れるバカがいるか?

「○○さん。ちょっとこれ、砂糖だとは思うんだけど、念のために味見して下さい。」
「うん?何これ?」
「いや、ゴミ捨て場にあったんですけどね。」
「...やだよ。」

まあ、断られても当然だ。

とりあえず、軽く探りを入れてみるか。ポットの「お湯」で溶いてみる。

フム。「ウナギ・エキス」じゃないな。臭いはほとんど無い。

それに「グラニュー糖」説も怪しくなってきた。砂糖なら「冷水」には溶けにくいが...

「お湯」にはもっと溶けやすい筈だ。なんだか...「塩」をお湯に溶かした状態に似ているかな?
味の素でもないし、何だか・・・わからねえ。

「○○さん。さっきのヤツ、溶かしてた。ちょっと飲んでみて。」
「バカ。そんなに知りたきゃ、捨てたヤツに訊いてこいよ。×△○食品さんだろ?」

そりゃあ、そうだ。

-------場面、変わる。-----

「ゴミ管理の責任者としてお伺いします。あの白い粉はなんでしょうか?」

「ああ、あれ?一応、食品です。」

×△○食品さんは「念のため」と、自ら舐めて確認してくれた。

「ああ。やっぱり。ソルビトールと塩の混合物だ。」

「ソルビトール?」

「まあ、砂糖みたいなモンですよ。それと塩を混ぜたヤツ。」

俺も舐めてみた。

「こ、これは???」

「砂糖をまぶした煎餅」というか、
「歌舞伎揚げ煎餅的な味」というか、
「甘辛い」というか、
「砂糖の中に隠された塩味」というか、
何のヒネリも無い、ただの予想通り」というか。

多分、煎餅やスナック菓子に使う調味料だな。こりゃ。

よくある事らしいが...。
搬送中に袋に傷が出来たので、売り物にはならず、破棄したらしい。

「一般家庭じゃ使えないですねえ。」

では、この「砂糖と塩の混合物」をいかに分離するか?

それが当面の課題になった。(いや、別に課題にしなくてもいいんだけど。)

1:砂糖は融点が低いが、塩は高い。
2:砂糖はアルコールに溶けるが、塩は溶けない。
3:蟻さんに大盤振る舞いをする。(塩は残る。)

残念ながら、この程度の事しか思いつかない。

しかし、こういう問題は「脳の体操」として考えるもので...

「実際に直面する日」が来るとは、誰が予想出来たろう?

一応、ソルビトールについて→クリック

055

2006年06月20日 23時19分13秒 | 英語
アメリカにはデパートがたくさんあります。
しかし、日本のデパートのように食料品売り場はありません。

(英訳↓)

There are a lot of department stores in the States.
However,none of them have food departments like the ones in japan.

(この店員さんに見覚えのある人は?)

052

2006年06月18日 11時41分28秒 | 英語
私はベティと別れようと思っています。
彼女にとって私は何の意味もなさないみたいなんです。

(英訳↓)

I think I will break up with Betty.
It's seems like I mean nothing to her.

(この状況でそんな事相談されても...。それとも台風の名前か?)

(*注)ベティ台風:昭和39年に宮古島を襲う。